紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

2009年大晦日

2009-12-31 08:56:13 | 20・日々のできごと
世の中の変化も激しかった2009年。
我が家も、なにげに変化のあった1年だった。
息子も娘も失業するか? と思いきや、二人とも新たな仕事先を得て、それとともに、住む場所も移った。
それも実に簡単に、軽やかに……。
一つところにしがみついてきた、というか、しがみつきたい私としては、ちょっと驚きであった。
どこにいても、元気で楽しく暮らしていてくれるなら、それに越したことはない。

そして、この1年、私は足の痛みをかかえつつ、テレマークスキーと山登りを続けてきたが、来年もなんとかこの好きなものを続けるべく努力しようと思う。
こんなすてきな花にまた出会えるように。
ドラマ「坂の上の雲」のエンディングは、このあたりから見た小蓮華だそうである。

 


そして、ブログを訪れてきてくれたり、コメントを下さったみな様、ありがとうございました。
そのおかげで、今年も楽しく続けてこられました。
また来年も、遊びにきてくださいね。

来年がみな様にとって、すばらしい年になりますように。

引っ越し

2009-12-28 07:27:44 | 18・家族のことなど
26,27日は、1月から勤務が変わる娘の引っ越しだった。
今までも一人暮らしをしていたが、そうたくさん荷物はないので、当初、費用節約のため、近所の友達やら、夫の友達がきてくれて、2台の車で運ぶことになっていた。

けれど、引っ越し先の家の前まで車が入れない。けっこう長い距離を手や台車で運ばなくてはならない。
それで、この暮れの忙しい時に、4人もの人に時間を作ってもらって、そんなに変則的な引っ越しを手伝ってもらうのも、申し訳ないので、引っ越し屋さんを頼むことにした。
引っ越し屋さんは、たいてい朝から引っ越しが始まるのだけど、午後も早い時間に終わってしまうという。
その後の午後の時間にするなら、かなり安くしてくれるという。
それに飛びついた。

でもね~。午後といっても、あんなにいつまでもこないなんて、想像していなかった。


娘が前の家に残り、私が転居先にいって、掃除をしつつ、荷物を待つことになった。

私が着いたのは、午後の4時。
それから、延々と待ち続け、娘の家にトラックがきたのは、夜の10時半。
そして、私が待っていたアパートに来たのは、夜中の1時。荷物を運び終わったのは、夜中の2時15分。
それって、午後とはいわないよ~。

間で、私は近くの中華屋さんにいって、7時から9時半まで、女子スケートSPを見た。

そんな時間におばさんが一人で長々お酒飲みながら、テレビ見ているっ人って、めったにいないので、そこのお店のおじさん、おばさんとはあっという間に顔見知りになってしまい、きのうも帰る時に、挨拶されてしまった。(笑)

でも、たまたまこういう時期だから、車が混んでいたり、いろいろなことがあったのだろうけど、そんな時間にきても、誠実に、黙々と運びいれてくれた、2人の引っ越し屋さんの人たちはすごい。きっと翌日も朝から仕事だろう。ほとんど眠る時間もなかったのじゃないだろうか。
そして、値段はほんとうに安かった。

夫と、引っ越し手伝いにきてくれるはずだった3人は、きのうは山にいった。
引っ越し時間の話しを聞くと、いったそうだ。そんな時間に荷物を運び出すって引っ越しじゃなくて、「夜逃げ」じゃないの。(大笑)

娘が住むのは坂のある街。
駅前から見た坂。

 


反対側。遠くの丘の上に、三角の塔が見える。なんの建物かわからないけど、いつかいってみよう。

 


今度のアパートの前の細い坂道。登って行ってみたかったけど、残念ながら、昨日は荷物を片付けるので精一杯。

 


クリスマスの日に・・

2009-12-25 15:45:19 | 2・仕事の周辺
今日、新刊の見本が送られてきた。
年明けてからになるかなあと思っていたので、ちょっとビックリ。
出版社のサイトでは、1月上旬刊行予定となっている。

題名は「優しい音」(小峰書店)




初めて中学3年生の女の子が主人公の物語。
読者対象は、小学高学年以上なので、挿絵が入っている。
挿絵を描いて下さったのは、せきねゆきさん。

新刊本を開いた時というのは、なんとも幸せな気持ちになる。
何よりのクリスマスプレゼントなのだった。

◆ 優しい音

優しい音

2009-12-24 17:10:50 | 1・作品紹介
小峰書店

2009年12月

絵・せきねゆき

小学校高学年以上

第28回新美南吉児童文学賞・受賞



「千波は中学3年生。卒業式の当日、一通の携帯メールが届く。
たぶんそれは、中3の一学期、仲間はずれにされていた千波にメールを送って、励ましてくれた潮風からのメールだ。
クラスのみんなとうまくやれるようになった夏の日以来、メールはとだえてしまっていた。
潮風って、一体誰なんだろう……。」


◆書評 日本児童文学・2010年5-6月号

新美南吉児童文学賞授賞式

産経新聞・記事

新美南吉記念館便り・149号

今日の朝日新聞ひととき欄

2009-12-23 22:17:21 | 15・心に残ること
もし朝日新聞をとっている人がいたら、ひととき欄をみてください。

近くの友人で、私のブログにもちょくちょくコメントをくれるマサさんの文章が載っています。

「視力を失った愛犬」 

ときどき、ほっそりとした(うらやましい!)女の人が、デッカイ犬に引きずられるようにしてやってくるよ、と思っていると、すれちがいざま、
「○○さん」と声をかけられて、初めてマサさんだったことに気づく。(笑)

そのくらい元気で勢いのいい犬なのだけど、この秋、原因不明で目が見えなくなったという。それからの病院通いのようすは、ブログを通して知っていたけど、今は優しいダンナ様とマサさんに大事にされて、穏やかな日々過ごしている。

マサさんの愛犬チェリーに寄せる思いがあふれるひととき欄の文章は、とても心にしみました。

◆ マサさんのブログ

プール最終

2009-12-22 07:23:38 | 11・健康
先週土曜日は、11月末に水泳を再開してから、9回目のプール。
多分、今年最後になるでしょう。
来年もせっせと通おう。

ところで、ヒアルロン酸注射を二回受けて、1週間後の膝のようすである。
志賀高原で冷えたからか、久しぶりにスキーをしたからか、帰った後また少し痛みが出た。が、とりあえず、しばらくスキーの予定もないし、運動をしながらようすをみることにする。
あまりヒアルロン酸注射に頼らない方がいいというアドバイスを頂いたが、その通りだと思う。

自分でも、あまりにらくちんに痛みがなくなるので、これはクセになりそうだなあと思っていた。
やはり、痛みをなくすのは、自分の力でじゃないと、また元に戻るような気がする。
でも、いざという時のヒアルロン酸頼み。それを知っただけでも、気分的に安心。

自由広場も、もうすっかり冬。

 

志賀高原スキーレッスン二日目

2009-12-20 17:56:27 | 4・テレマークスキー日記
一晩で、雪がたくさん積もって、朝まわりの景色が輝いていた。

泊まっていた熊ノ湯ロッジから、出てくると(さとさんとインストラクターの斉藤さん)、車にもこんなに積もっていた。




その日は、斉藤さんと黒川さんの2グループに分かれてレッスン。私とさとさんは黒川さんからレッスンを受ける。

9:30 スタート。まず準備運動。

 


その日は、前の日の復習といよいよオフピステ滑り。
ふかふかの雪は楽しい。
ターンのあとの身体の向きなどを教わると、すーっと雪の中を滑るようになって、目からウロコ。

ゲレンデや森の中を滑る。

 


リフトの一番上の景色。
木がこんな風になっていて、ここは厳冬期はモンスターになるかもしれない。

 

 


レッスンの後、何回かさとさんと二人で滑った。

レッスン修了後、地ビールでカンパイ!

 


2:37 熊ノ湯発のバスで、長野まで帰り、そこでさとさんと別れた。


◆ 志賀高原スキー・初日

志賀高原スキーレッスン初日

2009-12-19 07:12:12 | 4・テレマークスキー日記
今はかなりどこも行きが降ったようであるが、三日前、はたして雪がどうなのか、行く前は心配だった。
でも、標高1600m~2000m、北斜面の志賀高原熊ノ湯スキー場は、すばらしい雪が積もっていた。
ここは、圧雪もあまり入らないし、ボーダーもいないので、テレマークスキー講習にはもってこいのスキー場とのこと。
樹林の中に入るのも禁止されていない。

インストラクターは、ダイヤモンドダストの黒川春水さん。
来年1月に、ニセコツアーに参加することになっていて、その前に講習を受けるのは必須条件。
ツアーは、雪山なので、他のメンバーと一緒に山に登り、その後滑り降りる技術がないと、連れて行ってはもらえない。


朝7:18 大宮発の新幹線で長野に行く。長野で京都からきたさとさんと落ち合う。

そこから 9:10 の急行志賀高原行きバスに乗る。

10:20 蓮池着  熊ノ湯ロッジの車が迎えに来てくれる。

ロッジで着替えつつ、簡単に昼ご飯を食べ、またロッジの車で熊ノ湯スキー場へ送ってもらう。車で5分の距離。

ロッジの方にさとさんと一緒の写真をぱちりと撮ってもらう。あとレッスン中は写真を撮る暇がなかった。

 


12:30~2:00までさとさんと二人でレッスンを受ける。その後、延長してもらい、さらに1時間レッスンを受ける。

斜滑降から始まって、シュテムターン、スピードコントロールするやり方などを教わる。それで、滑りがかなり楽になった。

私が注意すべき点は、ストックの持ち方と上半身が立ちやすいので、気をつけること。

石ノ湯ロッジでは、他の皆さんと一緒に語らいつつ夕食。テレマークスキーの話題で、話しは尽きない。

 


暖炉のあるすてきな食堂。

 


夕食の後、雪山の危険についての話しから、ビーコン講習を受ける。
ビーコンとは、雪山に登る時に身体に電波発信の機械をつけて、雪崩に巻き込まれた時に、探してもらい、かつ他の人が巻き込まれた時には探す機械。
いざという時の動き方の手順も教わった。まずリーダーがいたら、指示にしたがい、あわてずに行動すること。
北海道のニセコツアーでは、いざという時のためのビーコン、スコップ、プローブは必携。

◆ 志賀高原スキー二日目