紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

2016年も今日でおしまい

2016-12-31 15:28:53 | 15・心に残ること
正月を迎える準備など何一つしないまま、年越ししそうな今日、大晦日である。
西野園芸さんがユリの花が送ってくださって、そこだけ正月の雰囲気。




振り返ると、今年は、正月元旦に、義母の病院に駆けつけるところから始まった。
一番、病院が手薄だろうと思われる、大晦日の夜10:30過ぎに倒れたにもかかわらず、船橋医療センターでは、手厚い治療と看護をしてくださった。
それはとても幸運だった。けれど、義母は意識が戻ることなく、1月3日に亡くなった。
しばらくの間、亡くなったということが信じられなかった。
そのくらい直前まで元気で暮らしていた。

1年近くたって思うのは、義母はほんとうにお手本にしたいように暮らしていた。最後の最後まで。すごいと思う。




お通夜、葬儀を終えて、数日後には、こうたが生まれそうというので、あわてて飛行機のチケットをとって、広島に駆けつけた。
それから、1か月間くらい、広島で過ごした。
去る人があり、生まれる人があり。こうして世代交代をしていくのだということを実感した。

その後は、バックカントリースキーをするために、東北、北海道に何度も通い、合い間に三宅島に渡り、1年間にどれだけあちこち移動したかわからない。
目が回るほど忙しかったけど、やりたいことができた1年だったと思う。

夏の三宅島。孫たちも一緒に海で過ごしたたのしい時間だった。







年末の最後にノロウィルスにやられた。そのおかげで、しばらくゆっくりしようと決めた。
今も完全に体調が回復した感じがしない。身体がのんびりせよといっている。
なので、正月明けには三宅島に行く予定だったが、中旬には息子たちの引っ越しもひかえているし(手伝いはしないが、何日間か泊まりにくる)、自分自身もやることが山積みでもあるので、1月いっぱい調布で過ごすことにした。

大晦日の今日も、のんびり過ごしている。
仕事をしたり、ガラス窓をきれいにしたり、冷蔵庫を片付けたり、おもちをパン焼き器でついたり、黒豆を煮たり、伊達巻きを作ったり(これから)、なますを作ったり。
あとは、いっさい全部パスすることにした。

最後になりましたが、今年もブログを見に来てくださったみなさまには、ほんとうにありがとうございました。
みなさまも、すてきな新年をお迎えください。










ノロ(?)にやられたっぽい

2016-12-28 07:11:19 | 10・孫と家族
一昨日、無事に、娘たちは広島に帰った。
夫は前夜に三宅島に渡った。
私は羽田空港まで娘たちを見送りにいったあと、一人で調布の家に戻った。

クリスマスは、しんじと娘作の、シュークリームのケーキ。




羽田空港には早く着いたので、そこで時間を過ごす。一台前のバスは満席だった。




空港で、サンタさんにもらったダイオオイカを持つしんじ。




ここからはいつだって、航空機の発着を見ていたけど、今回はその向こうの海にも関心が。
三宅島にいく船も帰ってくる船もこの海を通るんだよといったので。

そして、ここでお別れ。




しかし、それからが大変だった。
娘は、帰る前からなんとなく胃腸の調子が悪いといってたけど、広島に着いたとたん吐き気。
私は調布の家を片付けながらも調子が悪く、夕方6時ころから猛烈な吐き気。
夫は、今朝から三宅島で下痢。

なんとはなしに、みなノロの気配。水分とって昨日は、じっとしているしかなかった。
でも、娘は子どもがいるので、そうもいっていられない。
けれど、やはり若いだけあって、回復も早く、昨日はもう食欲もあったという。

私は昨日一日中、寝たり起きたり。吐くことはなくなったけど、気持ちは悪い。
何年か前にもかかったけど、ノロはあなどれない。
実際にはノロかどうかわからないけど、その最中は病院に行くこともできないほどである。

そして、今日なんとかだいじょうぶそうで、起きてみると、ニュースでは「仕事おさめの人は・・」なんていっている。
そういう日なのね、と思ってビックリ。
私は仕事納めどころか、これから年末、正月、その後もずっと仕事です。

2月のスキー解禁まで、机に向かいます。








義母の法要

2016-12-25 14:02:22 | 18・家族のことなど
昨日は、奇跡的に、みんなそろって、義母の1周忌にいった。
三宅島、熊本、広島、大阪、人数がそんなに多くないにもかかわらず、全国あちこちから、みんなが千葉の阿弥陀寺に集合した。

お経を上げてくださった後、ご住職様が最後に、義母がいつも心にとめていたことを話してくださった。

義母はほんとうに、よく感謝の言葉を口にしていた。
母の書。座右の銘。




法要を無事に終えて、船橋で昼食。






車や電車で、自宅に戻って、やれやれと思ったのもつかのま、こうたが夕食の最中から、吐き気と下痢。
これは、風邪か? ノロか? うつっているとこれからおそろしいことがおきそう。

今日はクリスマスのごちそうを、みんなで食べることになっていたが、あやかちゃんに移ると大変なので、息子夫婦は今朝家に帰った。




娘親子と夫と私は、明日どうなるでしょうか。夫は今晩の船で三宅島に渡る。

娘たちは、明日の昼頃の便で広島に向かうことになっている。
万が一明日帰れないと、そろそろ帰省ラッシュに入り、大変なことになりそう。





毎日にぎやか

2016-12-22 20:20:25 | 10・孫と家族
0歳、1歳、5歳の孫たちがそろうと、毎日にぎやか。
この小さな子どもたちを育てているお母さんは、ほんと大変。
その昔は、私もしていたけど、若いからできたんだろう。
仕事も始めたばかりで、当時はいつも疲れていた。

今日は、みんなで一緒に、いつも行くカムラドでランチ。
なかなかこういうところで食べるのも、かんたんにはいかない。

食事が並んだ写真は撮れずじまい。
最後のお皿になった写真のみ。




今日は夫が三宅島から帰ってきて、明日は息子がやってくる。

そして、みんなで千葉に大移動して、明後日は義母の一周忌の法要をとりおこなう。

この1年は、いろいろなことがあって、長い1年だった。
去年の今頃は、まだこの世に存在しないこうたが生まれたのが、今年の初めだとはちょっと信じられない気がするほどだ。
その子が、今は一丁前に自己主張しているのだから、子どもの生長は早いものだ。




高校仲間の忘年会

2016-12-20 19:57:28 | 19.友人との時間
昨日は、新宿で高校仲間との忘年会があった。




久しぶりに、札幌から友人も来て、にぎやかな晩だった。

娘と孫2人、お嫁さんと孫1人で、夕飯を食べ、帰ったときには、みなすっかり寝ていた。

一夜明けて、今日はみんなで公園。




あやかちゃんは、どうもご機嫌ななめな一日だった。






ハトコのりんちゃんと、イトコのあやかちゃん

2016-12-19 13:35:31 | 10・孫と家族
昨日は、姉と孫のりんちゃんと一緒に、神代植物公園にいった。
しんじとこうたは、ハトコという間柄。

そこまでは、みんなで歩いて行った。

久しぶりの野川。



とちゅう、深大寺のあたり。




私たちの方が先に着いたので、久しぶりの公園なので、温室などあちこと見て回った。




11時過ぎに、姉とりんちゃんがやってきた。

しんじは、1歳のころから、りんちゃんと仲良し。




広々とした公園で、思い切り駆け回った。








昼ごはんの時間。







3:30頃には家にきて、それからしばらく遊んでいた。

広島から出てくるたびに、会って遊べるといいね。

りんちゃんは、来年は小学生になるので、いつまで遊んでくれるかな。


そして、今日は息子のお嫁さんと、もう1人の孫のあやちゃんもやってきた。




保育園状態。







これから、一週間どんだけにぎやかになるでしょうか。


昨晩、三宅島から帰ってきた

2016-12-17 14:46:44 | 23・三宅島のくらし
1:50に伊ヶ谷港を出て、橘丸に乗って、調布に帰ってきた。

1:30過ぎに家を出たら、もう海に黄色い船が見えたので、あわてた。

見送りに来てくれた夫。




ジージとお別れするのが悲しくて、しがみついて泣くしんじ。



ほたるの光の音楽の中、船は出ていく。








船で、三宅島にお別れするときも、まだべそかいている。




でも、いつまでも甲板にいると、船がけっこう揺れて酔いそうな感じ。

昨日は、Gの部屋10人分を、私たち4人で占領。そうじゃないと、騒いで騒いで、人迷惑。




しんじが昼寝からおきてから、外に出ると、すごい夕焼け。




こうたは、なかなか昼寝もせずに、遊び回る。

夕飯を食べて、外を見にいこうと、しんじがいうので、見にいったところ、ちょうどレインボーブリッジをくぐるところ。




都会の明かりも近づいてきた。




8:00頃、竹芝桟橋に着いた後は、タクシーで調布の家に帰った。






最終日の釣り

2016-12-16 09:08:24 | 23・三宅島のくらし
昨日、チョー寒い日だというのに、最後までしんじは釣りに行きたがる。

また撒き餌を調達して、午前中、夫と娘、しんじは、伊ケ谷の浜で釣りをする。

成果は、ムロアジ1匹。

その間、こうたと私は留守番。最初はまったく私になれなかったこうたも、だんだんと慣れてきた。




けど、指をちゅぱちゅぱしだすと、もうダメ。これがダメになる寸前。




そして、爆発!



午後は昼寝のあと、全員で釣りにいくことにした。すごい寒かった。
けど、最後なのであきらめない。

4時過ぎ、潮が満ちてきて、群れがやってくると、釣れた。
しんじの竿は、娘の夫が、しんじのために整えてくれたもの。それだと釣れる。
けど、我が家の竿では、まったく釣れない。




私も竿を貸してもらって、2匹釣り上げた。あと3匹がしんじ。娘が1匹。







私は小さなカサゴをうちの竿で釣った。




近くで遊ぶイソヒヨドリ。




寒かったけど、楽しかった。

今日は昼の船で、内地へ渡る。娘と孫たちは、まだあと10日間ほど、調布ですごすことになっている。


冬の嵐

2016-12-14 15:39:01 | 23・三宅島のくらし
昨晩から今朝にかけて、風雨ともに強かった。

東海汽船はどうなったかというと、ふつう5:00頃三宅島に着くところ、3時に竹芝桟橋に向かって引っ返していったとのこと。

あとちょっとで着く、というところで、引っ返されたんじゃ、いやよね。
こんなことは、めったになく、台風でもなんでも、夜のうちに欠航を決める。

今朝は雨もやんでいたが、どんよりとした曇り空。

しばらく二階で、しんじとなわとびで遊んだり、野球をしたり。家具もなにもない部屋は、いくら暴れてもだいじょうぶなのがいい。

その後ハウスにいって、万願寺の収穫。







ほかにはカブ、ルッコラ、明日葉の収穫。




午後は娘としんじが、シュークリームを作ってくれた。中味は、サツマイモのクリーム。
今晩のデザート。









イモほりとサカナ釣り

2016-12-13 15:01:43 | 23・三宅島のくらし
きのうの午前中は、サツマイモ堀り。

紅あずまがたくさん、アメリカいもが多少、大好きな安納イモは、ほんの少しとれた。

せっせと掘るしんじ。










私は少し掘ったあと、こうたの面倒をみながら、一緒に遊んでいる。けっこうごきげん。




収穫物。




午後は、こうたは昼寝の時間なので、私は留守番。

他のみんなは、伊ヶ谷の海で釣り。
前日は船着き場で釣ったが、外洋はあまりに危ないので、内海で釣っていた。

おぉ、りっぱなのが釣れた。




ぶだいとムロアジ。





昨夕の食卓にのぼった。

そして、今日の午前中。
冬にしては、すごく穏やかな日。

午前中、みんなで釣りにいった。

伊ケ谷の内海。ここだと、釣りをするのにも安心。
朝夫が撒き餌のオキアミを買いにいって、扇風機の風で解凍。










干潮にもかかわらず、オキアミをまいたら、ムロアジが1匹釣れた。




釣りをしていたら、私の昔の教え子のおじさんが走ってきた。
前々から話をしたいと思っていたが、この島では歩いている人どうしで顔を合わせることが、ほとんどない。
たいていは、車でしか外出しないので、立ち話というのをすることがない。

40年位前にお会いしたことがあるが、それ以来初めて話をしたので、記念に写真を撮らせてもらった。
F君、見てくれたかしら?




そして、午後も、夫と娘としんじは、サカナ釣りに出かけていった。
これから天気が崩れそうなので、最後の釣りになるかな。

私は昼寝中のこうたと留守番。

<追記>

4匹釣り上げたムロアジのうち、2匹をしんじが釣ったそうで、嬉しそうに帰ってきた。