「職員手当を過払い」の対応

2013年01月07日に昨年末に発覚した、 「職員手当の過払い(こちらを参照)」状態を解消する為の条例を審査する臨時議会が召集されて条例が4本提出され全て原案通り可決されたそうだ。

過払いがあった手当ては、
　・扶養手当
　・住宅手当
の2つ。
しかしまぁ、9ヶ月も見逃していたとはなんともお粗末な限りである。
おまけに、これに対する阿部裕行市長の対応もお粗末だったようで・・・。

それにしても、”4年74億円”(だったと記憶しているが)、収入が足りないと騒いで施設使用料を値上げはするのに身内の職員には違法状態を解消する条例を可決するとは意味が分からない・・・。
74億円足りなくなるなら、少なくとも平成二十五年度から
　・扶養手当
　・住宅手当
の2つの手当を廃止する条例を提案して議会で可決するべきでしょう。
手当が無い会社なんか幾らでもあるのだから。

あと、岩永市議のブログ(この記事)を読んでまたなのね・・・と思ったのは阿部市長が答弁に立たなかったと書いてある件。
私も何度か議会を傍聴したが阿部市長は本当に答弁に立たない。
だから余計に、
　・何をしたいのか？
　・何を考えているのか？
　・反省とかしているのか？
など、疑心暗鬼が膨らむのである。
大阪の橋下市長のようにベラベラ喋ればいいってもんでもないが、阿部市長は答弁しなさ過ぎ。

平成二十五年度予算の審議では是非、必要に応じて適切に答弁して欲しいものである。

カメの菊五郎でした。