新・カメの菊五郎の独り言

多摩市在住のカメ育てに苦労中の普通の会社員。×1です。

63年目

2008-08-15 22:23:49 | 日記・エッセイ・コラム
今日は、63回目の終戦記念日です。

なんだか当Blogで恒例になってきた、「全国戦没者追悼式 内閣総理大臣式辞」の全文を以下に引用する(こちら)。

 本日ここに、天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎ、戦没者の御遺族並びに各界代表多数の御列席を得て、全国戦没者追悼式を挙行するに当たり、政府を代表し式辞を申し述べます。

 先の大戦では、三百万余の方々が、戦場で、あるいは銃後の地において、そして戦後、遠い異境の地において、祖国の弥栄(いやさか)を念じ、愛する家族のことを案じつつ、亡くなっていかれました。また、我が国は、多くの国々、とりわけアジアの諸国の人々に多大の損害と苦痛を与えました。私は、国民を代表して、ここに深い反省とともに、犠牲となられたすべての方々に対し、謹んで哀悼の意を表します。

 戦後、我が国は、一貫して平和国家としての途を歩み、国民ひとりひとりのたゆまぬ努力により、平和と繁栄を享受してまいりました。私たちは、今日の平和と繁栄が、戦争によってかけがえのない命を落とされた方々の尊い犠牲の上に築かれたものであることを、ひとときも忘れることはありません。私たちが、これからも、過去と謙虚に向き合い、悲惨な戦争の教訓を風化させることなく、過ぎし日の史実を未来に正しく引き継いでいくことこそ、多くの戦没者の思いに応える道であります。

 今日、一部国際社会の情勢が不安定さをみせる中、一国だけの利益を追求しようとする風潮がないとは言えません。その中にあって、私たちは、内向きな志向の虜(とりこ)になることなく、心を開き、そのまなざしをしっかりと世界に向けながら、歩んでいきたいと思います。

 終戦から六十三年を経た本日、私たちは、いま一度不戦の誓いを新たにし、平和協力国家として、国際社会の先頭に立ち、世界の恒久平和の確立に向けて、積極的に活動していくことを誓います。

 戦没者の御霊の安らかならんことを、そして御遺族の皆様の御健勝をお祈りして、式辞といたします。
 

平成二十年八月十五日
内閣総理大臣 福田康夫


平成十九年の終戦記念日の記事にTB。

過去の終戦記念日の記事は以下。
 ・平成十九年(2007)
 ・平成十八年(2006)
 ・平成十七年(2005)

読み比べてみると微妙な違いがあってなかなか面白いですよ。


「河童」を読みました

2008-08-15 12:46:32 | 本と雑誌
2008/01/12の「品格が育つかも?」の記事で書いた7月の本である、芥川龍之介著の短編集(特に”河童”)を読んだので感想などを書きます。

7月の本の感想が8月の中旬になってしまった、反省\(__ )

この本に収録されているのは、
 トロッコ/蜜柑/お時儀/鼻/芋粥/地獄変/藪の中/杜子春/奉教人の死/
 開化の殺人/魔術/ひょっとこ/玄鶴山房/枯野抄/河童/或阿呆の一生/
 発句/詩(山吹/相聞一~三/手袋/「となりのいもじ」より酒をたまはる/
 船乗りのざれ歌/夏/戯れに(一)(二)
である。

さて色々な作品が入っているので、特に”河童”に関しての感想を書きます。

あらすじは簡単に書くと、
 ある精神病院の入院患者がだれにでもしゃべる話という設定。
 夏の穂高山で霧に巻かれ、河童の国に迷いこんだ主人公。
 そこには銀座通りと変わらない街並みがあり、河童は服こそ着ていないものの、人間に似た生活を送っていた。
 そこで、特別保護住民として河童の国で暮らした主人公。
 だんだんと河童の国の生活に飽きて人間界に戻ってくるが、また河童の国に戻りたくなる
といったところ。

河童の国の制度・習慣に当時の日本の制度・習慣を否定したり、肯定したりという内容。
ただ、All Aboutの記事にもあるが、
 ・出産時のエピソード
 ・失業者対策(殺して、食肉にする)
 ・トックの自殺
 ・街はずれに住んでいる歳をとった河童(産まれた時が年寄りでだんだん若くなっていく)
記述などは、”死の影”が濃厚に感じられる話です。

でも私がこの話の中で一番面白かったくだりは、主人公の万年筆を盗んだ河童を捕まえたのだが、万年筆を盗んだ動機の子供が死んだ後だったので刑法千二百八十五条により万年筆を盗んだ河童を罪に問えないのが河童の国の法律なのだが、それに対して主人公と河童たちの問答部分
「ふむ、それはこう云うのです。----『いかなる犯罪を行いたりといえども、該犯罪を行わしめたる事情の消失したる後は該犯罪者を処罰することを得ず』つまりあなたの場合で言えば、その河童はかつては親だったのですが、今はもう親ではありませんから、犯罪も自然と消滅するのです。」
「それはどうも不合理ですね。」
「常談を言ってはいけません。親だった河童も親である河童も同一に見るのこそ不合理です。そうそう、日本の法律では同一に見ることになっているのですね。それはどうも我々には滑稽です。ふふふふふふふふふふ。」
です。
皆さんはどう思われます?

さて8月の本は、谷崎潤一郎著の「猫と庄造と二人のおんな」です。

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ジョリ・カシュ カシュ

2008-08-15 11:26:31 | 多摩市
2008/07/04の「残念」の記事にもあるように、2008年06月30日で貝取大通りにある、「Library Cafe─WISSEN─」が閉店した。

20080815a”WISSEN”の後がどうなるのかな?と気にしていたら、壁に写真のようなポスターが、08月14日以前から貼られた。

新しいお店の名前は、”ジョリ・カシュ カシュ”。
この写真を撮影しに、店の前を通ったら店のオーナーらしき人が開店準備をしていました。

さて、”ジョリ・カシュ カシュ”とは何のお店でしょうか?

直感で判断するとずばり、パスタ屋さん。

本当に、パスタ屋さんなら美味しい”カルボナーラ”がありますように。

<開店日は?>
写真にもあるようにオープニングスタッフを4名募集中なので準備期間などを考慮すると
 ・8月29日(金)、大安
 ・9月06日(土)、友引
あたりと予想するがどうなりますかね?


祝!200,000達成

2008-08-15 07:23:35 | ブログ
今日(2008/08/15)の2時台に、アクセスカウンターが200,000を達成しました\(^o^)/。

因みに今までの歩みは、
 -------2005年--------
 01月09日:Blog開設
 02月22日:カウンター設置
 03月05日:Blog Pet導入
 03月19日: 1,000達成(関連記事)
 05月29日: 5,000達成(関連記事)
 07月18日: 10,000達成
 10月12日: 20,000達成
 12月22日: 30,000達成
 --------2006年--------
 03月05日: 40,000達成
 05月07日: 50,000達成
 07月04日: 60,000達成
 08月25日: 70,000達成
 10月18日: 80,000達成
 12月14日: 90,000達成
 -------2007年--------
 01月10日: 95,000達成
 02月04日:100,000達成(関連記事)
 -------2008年--------
 08月15日:200,000達成

です。

最初の100,000は、カウンターの設置日から起算すると1年11ヶ月2週ぐらいですからほぼ2年での達成です。
今回の達成(100,000→200,000)は、1年6ヶ月ぐらいでの達成ですので、約6ヶ月早い達成となりました。

当Blogを読んでくださった皆さんありがとうございます、これからも宜しくお願いしますm(__)m。

<しまった>
150,000達成の日時ぐらい控えておけばよかったと後悔している、カメの菊五郎でした。