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日朝が協議、拉致問題も 赤十字会談継続へ (時事通信)

2014年03月04日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
日朝が協議、拉致問題も 赤十字会談継続へ
時事通信 2014/03/03-21:53)


【瀋陽時事】日本外務省の小野啓一北東アジア課長と北朝鮮外務省の劉成日担当課長は3日、中国・瀋陽のホテルで約2時間、非公式協議を行った。日本政府関係者は、北朝鮮による日本人拉致問題を提起したことを示唆した。一方、日本人遺骨問題を中心に話し合う日本赤十字社と朝鮮赤十字会による会談では、今後も日朝両政府関係者が同席する形で協議を継続することを確認した。時期は今後調整する。

日朝赤十字会談に同席していた小野、劉両氏は会談の合間を縫って別室で協議した。日本政府関係者は「率直、真摯(しんし)、建設的なやりとりだった」と記者団に説明。拉致問題について「日朝の現状を議論する文脈の中で、さまざまな課題について日本側の問題意識を伝えることができた」と述べ、取り上げたことを否定しなかった。

 2012年11月を最後に途絶えていた日朝協議は赤十字会談の場を借りて再開した。今後の政府間協議では、北朝鮮が拉致問題で「解決済み」との主張を取り下げ、解決に前向きの姿勢を示すかが焦点となる。
 一方、赤十字会談では北朝鮮側から、日本人遺骨問題に関し、埋葬地の土地利用のため移動を伴う遺骨をどう扱うかとの問題提起があった。終了後、朝鮮赤十字会の李虎林事務総長は「会談は真剣な雰囲気で行われ、生産的だった。遺骨問題解決のため、双方は継続的に会うことが必要だとの認識に達した」と記者団に説明した。



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