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中国、北朝鮮の銀行2行の口座を凍結 (東亜日報)

2013年03月19日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
 中国、北朝鮮の銀行2行の口座を凍結 (抜粋記事)
 東亜日報 MARCH 19, 2013 03:36

 前文省略

 中国事情に詳しい消息筋は18日、「北朝鮮の朝鮮クァンソン銀行が遼寧省丹東に開設した丹東代表部、北朝鮮の『黄金の三角州銀行(ゴールデン・デルタ・バンク)』が吉林省琿春に開設した代表部に対して、中国金融当局が最近、口座凍結措置を行なった」と明らかにした。これにより、これらの銀行からの送金、外貨取引、貿易取引などの一切の金融取引が停止された。

 朝鮮クァンソン銀行は、北朝鮮軍部の対外取引を主に扱う銀行で、兵器取引関連の金融決済を担ってきた。「黄金の三角州銀行」は、羅先(ラソン)地域の中国投資誘致をしてきた銀行だ。兵器の取引や経済協力、投資誘致で重要な役割を果たした金融機関を対象にしたため、中国の措置は北朝鮮の急所を突く措置と言える。

 これらの銀行は、安保理の北朝鮮制裁リストにはなかった。同消息筋は、「これらの銀行が安保理決議を違反した決定的な証拠を確保したか、中国の金融法規を違反した」とし、「いずれであれ、中国が北朝鮮の銀行に対してこのような制裁をするのは非常に異例のことだ」と強調した。

 安保理決議2094号第12項は、国連加盟国に北朝鮮の銀行が核や弾道ミサイル計画に貢献したという証拠がある場合、加盟国の領土に新規の支店や代表事務所を開設できないよう求めている。この条項を根拠に、中国が単独制裁に乗り出した可能性が高い。
 また、2094号第14項で禁止を求めた北朝鮮の「バルクキャッシュ(大量現金)」運用にもかなりの打撃を与えるものとみえる。中朝国境地帯にあるこれらの銀行の代表部を通じて、巨額の現金が人を介して容易に中朝を行き交っていた。


 以下省略


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