北朝鮮の核実験 中国が大使に抗議「緊張高めている」
NHK NEWSWEB 9月11日 7時47分
中国外務省は10日夜、コメントを発表し、北朝鮮が5回目の核実験を行ったことを受けて、張業遂次官が同日に北京に駐在する北朝鮮のチ・ジェリョン大使と会談し、中国政府としての立場を伝えたことを明らかにしました。
この中で張次官は、「北朝鮮は絶えず核兵器開発を続けて核実験を行い、国際社会の期待に背いており、半島情勢の緊張を高め、半島の平和と安定のためにならない」と抗議したということです。
そのうえで、「中国は、北朝鮮に対し、緊張を高めるような行動を2度ととらず、早く非核化に向けた正しい方向に戻るよう強く促す」と述べて、対話による解決の重要性を訴えたとしています。
北朝鮮の伝統的な友好国である中国は、今回の核実験のあと、北朝鮮を強く非難し、国際社会と歩調を合わせていく姿勢を示していますが、北朝鮮を追い込んで暴発を招けば、混乱が中国にも及びかねないと警戒する構えは変わっていないものとみられ、今後の対応が注目されています。
NHK NEWSWEB 9月11日 7時47分
中国外務省は10日夜、コメントを発表し、北朝鮮が5回目の核実験を行ったことを受けて、張業遂次官が同日に北京に駐在する北朝鮮のチ・ジェリョン大使と会談し、中国政府としての立場を伝えたことを明らかにしました。
この中で張次官は、「北朝鮮は絶えず核兵器開発を続けて核実験を行い、国際社会の期待に背いており、半島情勢の緊張を高め、半島の平和と安定のためにならない」と抗議したということです。
そのうえで、「中国は、北朝鮮に対し、緊張を高めるような行動を2度ととらず、早く非核化に向けた正しい方向に戻るよう強く促す」と述べて、対話による解決の重要性を訴えたとしています。
北朝鮮の伝統的な友好国である中国は、今回の核実験のあと、北朝鮮を強く非難し、国際社会と歩調を合わせていく姿勢を示していますが、北朝鮮を追い込んで暴発を招けば、混乱が中国にも及びかねないと警戒する構えは変わっていないものとみられ、今後の対応が注目されています。