北朝鮮のミサイル発射非難 中ロ同意、最大限の懸念表明 国連安保理
(時事通信 2017/04/07-05:53)
【ニューヨーク時事】
国連安全保障理事会は6日、北朝鮮による5日(現地時間)の弾道ミサイル発射を安保理決議に対する「重大な違反」だとして強く非難する報道機関向け声明を発表した。決議は弾道ミサイルの発射を禁止している。
報道機関向け声明に法的拘束力はないが、安保理の統一した意思を示す狙いがある。発表には全理事国の同意が必要で、中ロも内容を容認した。
声明は、相次ぐミサイル発射に関し、非常に安定を損なう行為で、安保理に対する言語道断な挑発的反抗だと指摘し、「最大限の懸念」を表明した。前回出された声明の「深刻な懸念」から表現が強まった。
さらに、発射が核兵器運搬技術の開発を進め、地域内外の緊張を著しく増大させると強調。決議の完全履行に向けた努力を倍増するよう加盟国に求めた。また、状況を注視しつつ「さらなる重大な措置」を取ると警告した。
(時事通信 2017/04/07-05:53)
【ニューヨーク時事】
国連安全保障理事会は6日、北朝鮮による5日(現地時間)の弾道ミサイル発射を安保理決議に対する「重大な違反」だとして強く非難する報道機関向け声明を発表した。決議は弾道ミサイルの発射を禁止している。
報道機関向け声明に法的拘束力はないが、安保理の統一した意思を示す狙いがある。発表には全理事国の同意が必要で、中ロも内容を容認した。
声明は、相次ぐミサイル発射に関し、非常に安定を損なう行為で、安保理に対する言語道断な挑発的反抗だと指摘し、「最大限の懸念」を表明した。前回出された声明の「深刻な懸念」から表現が強まった。
さらに、発射が核兵器運搬技術の開発を進め、地域内外の緊張を著しく増大させると強調。決議の完全履行に向けた努力を倍増するよう加盟国に求めた。また、状況を注視しつつ「さらなる重大な措置」を取ると警告した。