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中国製肥料原料に制裁関税 トランプ政権下、確定2件目 米 (時事通信)

2017年02月09日 | 米中貿易摩擦と東アジア
中国製肥料原料に制裁関税 トランプ政権下、確定2件目 米
時事通信 2017/02/09-07:34)

【ワシントン時事】

 米国際貿易委員会(ITC)は8日、中国が肥料などの原料に補助金を支給し、米国に不当に安く輸出していると最終認定した。これを受け、米商務省が決めた相殺関税の適用が確定した。トランプ政権下、中国製品に対する制裁的な関税導入が正式に決まったのは2件目。

 税率は206.72%となる。商務省はオバマ前政権下の1月10日に税率と適用方針を決めていたが、中国政府がトランプ大統領の対中強硬姿勢の表れと主張し、反発する可能性がある。
 
 対象は硫酸アンモニウム。商務省によると、2015年に中国製硫酸アンモニウムの輸入量は前年比61.4%、輸入額は13.6%それぞれ増加した。 
 トランプ大統領は貿易不均衡を是正して経済成長を実現すると訴え、最大の赤字相手国の中国に対する制裁関税の導入に意欲を示している。


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