元CIA職員、ロシアに亡命申請 プーチン大統領、受理示唆
(時事通信 2013/07/02-07:44)
【モスクワ時事】米国家安全保障局(NSA)の情報監視活動を暴露して訴追された米中央情報局(CIA)の元職員エドワード・スノーデン容疑者(30)が、滞在先のロシアに亡命申請したとロシア外務省のモスクワの空港出先機関が明らかにした。国営タス通信が1日伝えた。ただ、クレムリン(大統領府)などは確認を避けている。
スノーデン容疑者は6月23日に香港からモスクワに到着。南米エクアドルに亡命申請したものの、米国にパスポートを失効させられ第三国に出発できず、手詰まり状態に陥っていた。ロシアは6月30日まで「スノーデン容疑者とは無関係」という立場を貫いていたが、ロシアヘの亡命申請が事実なら滞在9日目になって事態打開へと大きくかじを切った形だ。
これより先、プーチン大統領はモスクワで開催中のガス輸出国フォーラム(GECF)首脳会議を受けた記者会見で、「もし(スノーデン容疑者が)ロシアに残りたいなら、一つ条件がある。米国に損害を与える(暴露)活動をやめなければならない」と発言。スノーデン容疑者の亡命受け入れを示唆していた。
(時事通信 2013/07/02-07:44)
【モスクワ時事】米国家安全保障局(NSA)の情報監視活動を暴露して訴追された米中央情報局(CIA)の元職員エドワード・スノーデン容疑者(30)が、滞在先のロシアに亡命申請したとロシア外務省のモスクワの空港出先機関が明らかにした。国営タス通信が1日伝えた。ただ、クレムリン(大統領府)などは確認を避けている。
スノーデン容疑者は6月23日に香港からモスクワに到着。南米エクアドルに亡命申請したものの、米国にパスポートを失効させられ第三国に出発できず、手詰まり状態に陥っていた。ロシアは6月30日まで「スノーデン容疑者とは無関係」という立場を貫いていたが、ロシアヘの亡命申請が事実なら滞在9日目になって事態打開へと大きくかじを切った形だ。
これより先、プーチン大統領はモスクワで開催中のガス輸出国フォーラム(GECF)首脳会議を受けた記者会見で、「もし(スノーデン容疑者が)ロシアに残りたいなら、一つ条件がある。米国に損害を与える(暴露)活動をやめなければならない」と発言。スノーデン容疑者の亡命受け入れを示唆していた。