米・インド 中国念頭に防衛協力強化で一致
NHK NEWSWEB6月8日 9時33分
アメリカのオバマ大統領は7日、首都ワシントンを訪問しているインドのモディ首相とホワイトハウスで会談しました。会談で双方は海洋進出の動きを強める中国を念頭に、南シナ海やインド洋での安全確保に向けて防衛協力を一段と強化することで一致したとしたうえで、ことし4月、両国の軍が後方支援の分野で協力する協定を結ぶことで原則合意したことを歓迎しました。
また、両国の間で2008年に結んだ原子力協定に基づき、東芝の子会社でアメリカの原子力企業「ウェスチングハウス」などが、インド国内に6基の原子力発電所を建設する契約を来年6月までに結ぶことを目指すことで合意しました。
オバマ政権がアジア重視政策を進めるなか、アメリカとインドは安全保障や経済分野で関係強化を進めており、会談のあと、オバマ大統領が「2つの民主主義の大国が、さまざまな分野で関係を強化することはとても自然なことだ」と述べたのに対し、モディ首相は「友人である両国があらゆる課題についてリーダーシップを取っていることを誇りに思う」と応じていました。
NHK NEWSWEB6月8日 9時33分
アメリカのオバマ大統領は7日、首都ワシントンを訪問しているインドのモディ首相とホワイトハウスで会談しました。会談で双方は海洋進出の動きを強める中国を念頭に、南シナ海やインド洋での安全確保に向けて防衛協力を一段と強化することで一致したとしたうえで、ことし4月、両国の軍が後方支援の分野で協力する協定を結ぶことで原則合意したことを歓迎しました。
また、両国の間で2008年に結んだ原子力協定に基づき、東芝の子会社でアメリカの原子力企業「ウェスチングハウス」などが、インド国内に6基の原子力発電所を建設する契約を来年6月までに結ぶことを目指すことで合意しました。
オバマ政権がアジア重視政策を進めるなか、アメリカとインドは安全保障や経済分野で関係強化を進めており、会談のあと、オバマ大統領が「2つの民主主義の大国が、さまざまな分野で関係を強化することはとても自然なことだ」と述べたのに対し、モディ首相は「友人である両国があらゆる課題についてリーダーシップを取っていることを誇りに思う」と応じていました。