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アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

核解決ならイラン訪問」 安倍首相、ロウハニ氏の招待に (時事通信)

2015年04月23日 | 中東・アフリカのニュース
「核解決ならイラン訪問」 安倍首相、ロウハニ氏の招待に
時事通信 2015/04/22-23:25)

【ジャカルタ時事】
 安倍晋三首相は22日午後(日本時間同日夜)、訪問先のジャカルタで、イランのロウハニ大統領と会談した。大統領がイラン訪問を招待したのに対し、首相は同国の核開発問題に言及した上で、「核問題が解決し、環境が整えば訪問したい」と表明した。 

  首相は、核開発問題に関する欧米など6カ国の最終合意の達成や着実な履行を働き掛けた。これに対し、ロウハニ氏は「イランは原子力活動の制限を受け入れた。交渉相手側も制裁を速やかに解除すべきだ。相手側が真剣であれば2カ月以内に妥結できる」と述べた。
 
 両首脳は日・イラン関係について、環境、医療、麻薬対策などの分野での協力を進めることを確認。首相は「核問題解決後に2国間の経済関係が飛躍的に発展することを期待したい」と語った。
 両首脳の会談は3回目で、昨年9月に米ニューヨークで行って以来。


日中首脳会談要旨 (時事通信)

2015年04月23日 | 東アジアニュース
日中首脳会談要旨時事通信
 ( 時事通信 2015/04/22-22:11)

 安倍晋三首相と中国の習近平国家主席の会談要旨は次の通り

 【冒頭発言】
 主席 ここ最近、両国民の共同努力の下で中日関係はある程度改善できた。本日はせっかくの機会なので中日関係の発展についての見解を聞きたい。
 首相 昨年11月の首脳会談以降、日中関係が改善しつつあることを評価したい。日中関係の発展は、日中両国の国民の利益であり、戦略的互恵関係の推進によって地域や世界の安定、繁栄に貢献することは私たちの責務だ。青少年の交流も含め、さまざまなレベルでの対話と交流を深める中で日中関係を発展させるようにともに努力したい。

 【歴史認識】
 主席 歴史問題は中日関係の政治的基礎に関わる重大原則問題だ。日本側は真剣にアジアの隣国の懸念に対応し、歴史を直視する積極的なシグナルを対外的に発出してほしい。
 首相 村山談話、小泉談話を含む歴代内閣の立場を全体として引き継いでおり、今後も引き継ぐ。

 【アジアインフラ投資銀行】
 主席 国際社会から既に歓迎されている。
 首相 ガバナンスの確保や借り入れ国の債務持続可能性について問題提起。

 【東シナ海・安全保障】
 首相 東シナ海では緊張状態が継続している。東シナ海を平和、協力、友好の海としていくことは両国の共通の目標であり、利益だ。防衛当局間の海空連絡メカニズムは早期に運用を開始したい。安全保障分野の対話をさらに推進し、地域と国際社会の平和と安定に貢献したい。
 主席 日本側と対話を強化し、『中日は互いを協力パートナーとし、互いに脅威とならない』との共通認識を広めるよう努力したい。(ジャカルタ時事)


日中首脳、「戦略互恵」推進で一致 習主席「歴史直視を」 ( 時事通信)

2015年04月23日 | 東アジアニュース
日中首脳、「戦略互恵」推進で一致 習主席「歴史直視を」 首相、AIIB問題提起
時事通信 2015/04/23-00:20)

【ジャカルタ時事】安倍晋三首相は22日午後(日本時間同)、中国の習近平国家主席と訪問先のジャカルタで約25分間会談した。両首脳は、冷え込んだ日中関係が改善に向かっているとの認識で一致。戦略的互恵関係を推進し、地域の安定や繁栄に貢献することを確認した。歴史認識や中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)についても協議した。両首脳の会談は約5カ月ぶり。

 会談冒頭、首相は「昨年11月の首脳会談以降、日中関係が改善しつつあることを評価したい」と表明。「青少年交流も含め、さまざまなレベルでの対話と交流を深める中で日中関係を発展させるようにともに努力したい」と語った。習主席は「ここ最近、双方、両国民の共同努力の下で中日関係はある程度改善できた」と評価した。

 会談では、今年が戦後70年に当たることに関連し、習主席が「歴史問題は中日関係の政治的基礎に関わる重大原則問題だ。日本側は真剣にアジアの隣国の懸念に対応し、歴史を直視する積極的なシグナルを対外的に発出してほしい」と要請した。

 これに対し首相は、「歴史認識は村山談話、小泉談話を含む歴代内閣の立場を全体として引き継いでおり、今後も引き継ぐ」と述べ、理解を求めた。アジア・アフリカ会議(バンドン会議)60周年記念首脳会議の演説で「先の大戦への深い反省」に言及したことも説明した。靖国神社に関するやりとりはなかったという。

 AIIBでは、習主席が現状を説明し、「国際社会から既に歓迎されている」と述べたのに対し、首相はガバナンスの確保や借り入れ国の債務持続可能性について問題提起した。 

 首相は会談後、記者団に「大変有意義な会談だった」と述べるとともに、「日中関係改善の流れを確かなものにしたい」と強調。「今後もさまざまな国際会議が予定されているが、こうした機会を利用して首脳会談を行い、ともに両国関係を発展させていくように努力したい」と首脳対話の継続に意欲を示した。
 両首脳の会談は、昨年11月に北京でのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の際に初めて行って以来。


安倍首相、習主席と会談 インドネシア (AFP BBNEWS)

2015年04月23日 | 東アジアニュース
安倍首相、習主席と会談 インドネシア
AFP BBNEWS 2015年04月22日 20:05 発信地:ジャカルタ/インドネシア

【4月22日 AFP】アジア・アフリカ会議(バンドン会議)の首脳会議に出席するためインドネシアのジャカルタ(Jakarta)を訪問している安倍晋三(Shinzo Abe)首相が22日、中国の習近平(Xi Jinping)国家主席と会談した。安倍首相と習主席の会談はこれが2回目。

 匿名の日本政府高官によると、安倍首相と習主席はジャカルタで30分ほど会談した。会談の前に握手した2人は、昨年11月に中国で実現した首脳会談よりはリラックスしている様子だった。(c)AFP/Sam Reeves