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アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

日中首脳が約2年半ぶり会談、安倍首相「関係改善への第一歩」 (ロイター)

2014年11月10日 | 東アジアニュース
日中首脳が約2年半ぶり会談、安倍首相「関係改善への第一歩」
ロイター 2014年 11月 10日 14:32 JST

(石田仁志)


[北京 10日 ロイター] - 安倍晋三首相は10日、中国の習近平国家主席と北京で会談した後、記者団に対し、「戦略的互恵関係の原点に立ち戻って関係を改善させていく第一歩になった」と評価した。

安倍首相は、日中首脳会談について「アジアの国々だけでなく、多くの国々が日中両国で首脳間の対話がなされることを期待していたと思う。そうした期待に応えるかたちで、関係改善に向けて第一歩を記すことができた」と述べた。

また、尖閣諸島などでの不測の事態を回避するための枠組みとなる「海上連絡メカニズム」についても「実施を要請したところだ。実施に向けて、具体的な作業に入ることになると思う」と語った。

日中首脳会談は2012年5月以来、約2年半ぶりに行われた。第2次安倍政権となってからは初めて。

中国外務省によると、習主席は会談で、安定した中日関係は両国にとって利益であり、中日関係の改善は国際社会共通の利益と述べた。また新華社が伝えたところでは、同主席は日本が引き続き平和的発展の道を進み、賢明な安保・防衛政策をとることを希望すると表明したという。





日中首脳が会談、2年半ぶり 尖閣の危機回避で一致 (共同通信)

2014年11月10日 | 東アジアニュース
日中首脳が会談、2年半ぶり 尖閣の危機回避で一致
共同通信47news 2014/11/10 13:56】

【北京共同】安倍晋三首相と中国の習近平国家主席は10日昼(日本時間午後)、北京の人民大会堂で会談した。両首脳は、冷却化した日中関係の改善に向けて戦略的互恵関係を発展させる必要性を確認した。沖縄県・尖閣諸島周辺での不測の事態発生を回避する枠組みづくりの作業に入ることで一致した。両首脳は会談を前に握手を交わした。日中首脳会談は2年半ぶりで、第2次安倍政権では初めて。

 首相は会談後「日中両国の戦略的互恵関係の原点に立ち戻っての関係改善の第一歩となった」と記者団に述べた。同時に、偶発的衝突を避けるための海上連絡メカニズムの早期構築を要請したと明らかにした。


日中首脳が会談、2年半ぶり 尖閣の危機回避で一致 (時事通信)

2014年11月10日 | 東アジアニュース
日中首脳が会談、2年半ぶり 尖閣の危機回避で一致
時事通信 2014/11/10-13:09)

【北京時事】中国の習近平国家主席は10日、北京の人民大会堂で安倍晋三首相と会談した。同日夜のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議開幕前に会談することで、国際社会が注目する日中関係に関して中国として「改善」に積極的である姿勢を誇示する狙いがある。
 習主席はAPEC首脳会議出席などのため北京を訪問した10カ国以上の外国元首・首相らと会談。安倍氏とAPEC会場ではなく、中国政治の舞台・人民大会堂に招待した形を取ることで「公式色」を強くした形だ。
 習主席としては自身が議長を務めるAPECで「中国の平和発展」をアピールし、各国の賛同を得たい意向。国際会議の場でこれまで対中けん制発言を繰り返した安倍首相に「中国の発展はチャンス」と表明してもらい、会議を成功させたい思惑が強い。

 日中両政府は首脳会談の環境づくりのため、関係改善に向けた4項目の合意文書を発表。しかし中国側は沖縄県・尖閣諸島や靖国神社参拝の問題で悪化した日中関係の改善には「日本の誠意がさらに必要」との慎重姿勢を崩していない。

 特に安倍首相が靖国神社不参拝を確約していない中、習主席は「会談後に参拝されたらメンツがつぶれる」(中国の対日研究者)という政治リスクを抱える。このため会談に応じた「政治決断」を安倍氏側に示すことで、任期中の安倍氏の靖国参拝を抑え込みたい意向だ。



プーチン氏訪日は来年 日ロ首脳、領土解決策議論を確認 (共同通信)

2014年11月10日 | ロシアのニュース
プーチン氏訪日は来年 日ロ首脳、領土解決策議論を確認
共同通信 47news 2014/11/10 01:48 】

 【北京共同】安倍晋三首相は9日夜(日本時間同)、ロシアのプーチン大統領と北京市内で会談し、来年の適切な時期にプーチン氏の訪日を準備することで一致した。両首脳が合意していた今年秋の訪日を正式に断念した。北方領土問題を含む平和条約締結交渉をめぐり、昨年4月の共同声明に基づき、双方が受け入れ可能な解決策に向け議論を進める方針を確認した。ウクライナ情勢に関し、首相は親ロシア派の独自選挙に触れ「事態を複雑にしている」と憂慮を伝えた。

 岸田文雄外相のロシア訪問について、引き続き検討するほか、延期されていた日ロ外務次官級協議を再開させることで一致した。


ロ大統領、来年訪日へ準備 領土交渉へ対話継続 首脳会談 (時事通信)

2014年11月10日 | ロシアのニュース
ロ大統領、来年訪日へ準備=領土交渉へ対話継続 首脳会談
時事通信 2014/11/10-01:45)

【北京時事】安倍晋三首相は9日夜(日本時間同)、ロシアのプーチン大統領と北京の釣魚台迎賓館で約1時間半会談し、北方領土問題を含む日ロ平和条約をめぐり協議した。両首脳は、来年の適切な時期の大統領訪日に向け準備を進めることで一致。首相はウクライナ情勢に関し、ロシアが停戦合意を完全に履行し、平和的解決に建設的役割を果たすよう求めた。

 当初「今秋」を目標としてきた大統領訪日は、ウクライナ危機の影響もありめどが立たない状況となっていたが、首相が実現に強い意欲を示し、大統領もこれに応えた。これにより、本格的な領土交渉のための首脳間の対話は継続される見通しとなった。

 席上、大統領は「最近の数年間、経済・政治分野で日ロ関係は成功裏に発展を遂げてきた」とした上で、「政治分野と言うとき、平和条約交渉の再開を念頭に置いている」と述べた。首相は「しっかり時間を取って、平和条約交渉について話をしたい」と応じた。両首脳は岸田文雄外相の訪ロや次官級協議について検討することでも一致した。


プーチン、安倍両首脳、平和条約準備を取り決め、APECサミット  (ロシアの声)

2014年11月10日 | ロシアのニュース
プーチン、安倍両首脳、平和条約準備を取り決め、APECサミット
ロシアの声 9 11月 2014, 18:14


 プーチン大統領と安倍首相は平和条約の準備作業および国際問題について話し合う構え。両首脳は北京APECサミットのフィールドで行なわれた会談でこれについて取り決めた。
 プーチン大統領は、ここ数年露日関係は経済面でも政治面でも非常に首尾よく発展していると指摘し、「平和条約締結交渉の再開もこれにあたると思う」と語った。

 プーチン大統領は、8日モスクワで実施された日本武道演武会を視察したと伝え、「これは単にスポーツにとどまらず、日本文化の素晴らしい一面であり、二国関係発展のための一番良い土台だと思う」と語った。

 安倍首相はプーチン大統領が同演武会へ関心を寄せたことに対し謝意を述べ、「柔道家としてのあなた(ロシア語で親しい相手を表す"ты"トゥイ)の日本の武道の理解は日本のより深い理解だと思う。これは露日関係発展と強化のための大きなプラスだ」と語った。

プーチン大統領に対し、安倍首相は名前で相手を呼んだほか、友達どうしで使われる"ты"トゥイを使用した。