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銀座で開催の 中村蘭台一門篆刻展へ

2016-06-10 15:05:19 | Weblog
 東京のど真ん中 銀座鳩居堂3、4階を借り切って、去る7日から第11回首記篆刻展が開かれている。
 実行委員長は、佐渡市赤泊出身の篆刻家 柳 濤雪(本名信治)さん。佐渡高校第8期生。
 柳さんは、日展にはすでに特選2回、入選はもう十数年連続で受賞している大家である。
 

銀座四丁目交差点から全国の一等地鳩居堂を望む。


鳩居堂入口。

こんな一等地で一門の展覧会を開くとは素晴らしい。会場内は、売店一つない。弟子たちの作品の展示ばかり。
 受付で撮影の可否を問うたところ、「中央にある大先生の作品は、撮影禁止となっています。それ以外はOK」とのこと。ただ、他人に迷惑となるフラッシュは注意してくださいとのこと。
  

3階展示室入口。


3階展示室内。カメラの後ろの壁にも作品がずらり。


4階展示室内。


実行委員長並びに副委員長の作品が並んで展示してあった。


 柳実行委員長の作品。「雪裏梅華」

 作品は全部で140点ほどあったかしら。どの作品も特徴があり素晴らしい。印の下の毛筆の文字も皆さん達筆。以前、柳さんから印文字の特徴の良し悪しを教えてもらっていたので、家内とは、見方が若干異なっていた。

 11時30分過ぎに会場に伺った時は、柳さんはまだお見えになっていなかった。
 40分ほど観て廻り会場を後にしたところ、1階の鳩居堂店舗前で柳さんとバッタリ。
 ちょっと待って!と申すので、歩道で待っていたら、今回の展示品の作品が載った立派な本を持って下りてきた。
 御礼を言い、同行した家内と久しぶりの銀座での食事、いただいた本を開くと、大変立派な作品の一覧。素晴らしい! 
 感謝、感激して再度展示室に戻った。(退室してから1時間ほど後のことだったが、受付の中年の女性は、「お帰りなさい」と覚えていてくださり、なお感激)。
 柳さんは、来客とお話していたが、ちょっと失礼して気持ちばかりのお祝いを手渡した。恐縮して階段まで追っかけてきたが、「本を見て感激した。成功を祈ります」と言って別れを告げ、階段を駆け下りた。
 篆刻展は、来る12日まで開かれています。お時間のある方は、ぜひ足を運んで、立派な作品をご覧になっていただきたく思います。

 
 家内と久しぶりの銀ブラ。銀座スズラン通りの「鹿の子」店での昼食。
 私の好きなものばかりが盛られたランチでした。

 
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