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佐渡を世界遺産にする首都圏の会 会合

2014-12-14 16:09:00 | Weblog

 12月13日(土曜日)午後2時から、日本橋第四銀行ビル2階会議室に於いて、首記理事会が開催された。

 今回の会合に、新潟県教育庁 文化行政課世界遺産登録推進室北村室長、佐渡市世界遺産登録推進課安藤課長、同庄司係長の三名が特別に参加して開かれた。

 首都圏の会の理事出席数は、坂田会長以下16名。欠席者数3名。

 首都圏の会の会議に出席した理事の面々。

 会議状況について簡単に報告します。

 坂田会長は、首都圏の会の立ち上げについて報告され、各郷土会から選出された理事の人たちがエンジンとなって進めて行ってもらいたい旨を述べ早速会議にはいった。

 新潟から参加くださった3名は、日帰りとのことで時間的な制約があるので、先にお三方により、進行している佐渡世界遺産登録推進の状況を聞くこととなった。

 まず、北村室長が挨拶。現在の登録推進の進行について説明され、2月に発足した県民会議の会員数が団体で1008団体に増え、盛り上がっていること。来年には国内外に活動を伸ばしていきたいとの挨拶があった。

 安藤課長、庄司係長は、簡単な自己紹介ののち、配布された資料等について説明。

 続いて、首都圏の会の各理事による簡単な自己紹介がなされた。

 北村室長は、「世界遺産とは何ぞや」 から話をはじめ、世界遺産とは、一言でいえば、「いつの時代の誰もが見た時、これは素晴らしいというもの」と定義されること、国内の世界遺産登録の登録状況、世界遺産の対象は「不動産」であること等を述べられた。そして、佐渡の登録推薦は、当初いろんなものを取り混ぜた複合遺産登録を目指したが、複合遺産はハードルが高いこと(日本における登録は、まだ1件もない)から、400年にわたる金を主体とした文化遺産に絞っていることを話された。また、登録までの希望的スケジュールを述べ、現在登録に向かって4つの登録推進の競合相手があることから全面的な協力をお願いしたいと述べ、締めくくった。

 安藤課長は、佐渡の金を中心とする構成資産について説明、構成遺産が only one でなければならないことから新穂銀山が外れたことを詳細に述べられた。現在7つの構成資産について物語(推薦書)を書いている。

 登録への展望は、審査にかかわる外国の人からも「佐渡っていいよね」と言われるところまで来ていることを述べた。

 庄司係長は、首都圏でどういう運動をしてもらいたいかについて述べられた。

 取組として

  1 PR活動。

  2 佐渡金銀山の周知に努めること。今宴会活動に参加してもらいたいこと。

  3 遺産の保全。清掃活動に参加を希望。

  4 全国への波及に努めてもらいたい。まず、近所の方にPRをしてもらいたい。

 これからのフォーラム等の計画について説明し、参加を呼びかけた。

 新潟県から出席したお三方。

 安藤課長から、5名以上の会員があり、会則がはっきりしていること等の要件があれば、そのグループに対して佐渡市としても助成していきたい旨を述べた。

 お三方に対して質疑応答に入り、“首都圏で何ができるか″ など活発な意見がなされた。

 新潟まで帰る時間が迫り、会長他各理事からお三方に御礼を述べ締めくくった。

 少人数で囲んだため、お三方の説明は内容も濃く大変有益なものであったように思う。

 今後も時々このような会合が持たれることを希望したい。

 しばらく休憩ののち、16名による理事会が開かれた。

理事会の模様。

 I事務局長が司会を務め、まず、第1回会合で決められた組織、事務局長まで人事について説明があった。

 次いで、準備委員会での意見により簡略化された会則案について1条ごとに意見を集約していった。

 今回は、先の会合があったことから時間がなく、午後5時20分終了した。

 今回各郷土会から推薦された理事は、未だそれぞれについて理解がなされていないので、近くの日本海庄やで懇親会を開いた。

懇親会に参加した理事の一部。

 懇親会では、新人も含め和気あいあいで意見交換された。

 中締めでは、各人の理解をするうえで次回も開催しようとして締めくくった。

 

 

 

 

 

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