“しなやかに、清々しく”

日常の出来事等を気ままに発信したい。

サントラと「砂の器」テレビ放映をみて。

2014-12-05 14:53:35 | Weblog

 以前に紹介したことのあるブログ「エムズの片割れ」※ に載っているサントラから好きな音楽を聞いていたら、松本清張原作の「砂の器」のサントラ「宿命」が目にとまった。

 ※ブログ「エムズの片割れ」は、毎日2000人以上の入場者数を得ているブログトップクラス(検索フレーズランキング1位)のもの。

 「砂の器」は、長編推理小説として、1960年~1961年にかけて『読売新聞』夕刊に連載され、同年12月に光文社(カッパ・ノベルス)から刊行されたと記されている。

 私も読んだ記憶があるが、再度読み直したいと思い本棚を探したが見つからなかった。

 PCで「砂の器」を検索したら、2004年にTBSテレビで放映されたものが載っているではないか。

 ※「砂の器」で検索 → 「砂の器」第01話 Dailymotion動画 をクリック。以下、第11話まで。(それぞれ45分~55分)

 これはありがたいと思って「第一話」を見出したら止まらなくなってしまった。

 昨日、午後6時ごろから見だす。途中40分ほどの夕食を取り、8時ごろからまた見だす。

 とうとう午前2時過ぎまで。最終回は、涙、涙。

〇 和賀英良(洪水で亡くなった友達の名前をとった偽名。(本名は、殺人犯の父(不治の病を負っている)を持つ本浦秀夫)の最終回にある言葉 「僕は、曲『宿命』を完成させるだけ」。

〇 本浦ひでおが父と逃亡生活をして神社の床下にいるとき駐在員三木に保護され、父は刑務所へ。独りぼっちになったひでおを三木は以後育てる。しかし、ひでおは、学校でいじめに合ったりで三木家を逃げ出す。そして蒲田操車場で大人になったひでおに偶然会う。しかし、ひでおに殺されてしまう駐在員三木。

 三木が駐在員時代にひでおに残した 「秀でたるまなこ輝け春は来る」。

〇 医療刑務所で父本浦千代吉と再会するひでお。鉄格子を通して手をとりあい、お互いわび合う父子の姿。

〇 「宿命」とは。 

 単なる推理小説とはちょっと違った。

 映画の終わりには、

  宿命とは

      この世に生まれてきたこと

    生きているということである

 

 考えさせるものであった。

  今朝、眼が覚めると(寝坊してしまい、清掃業者に依頼していた粗大ごみ収集車の人の電話で起こされた) 、昨晩の映画が頭から離れず、早速PCで「宿命とは」、「宿命と運命の違いは」等を検索。

今、自分の「宿命」と「運命」を回顧している。

 お時間がありましたら、ぜひこのテレビドラマをご覧になってください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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