心にしみる 「 おもろまちで拾った恋だもの 」
※ まーかいが 「 どこ行くの? 」 という尋ね言葉
※ じんとよ 「 本当に 」 とか「 まったくそうだね 」 という意味
※ なちかさや この歌の場合は、 「 悲しい 」 とか 「 切ない 」 という意味
※ 肝 ( ちむ ) ふとぅふとぅ 「 心が高ぶってドキドキする 」 そんな様を表現した言葉






おもろとは歌の意で、沖縄方言の 「 思い 」 から来た語である。
沖縄の古い歌謡であり、
14世紀末、中国大陸から三弦の伝来する以前に行なわれた歌曲の中心をなすもので、
もっぱらノロ ( 巫女 ) や神職によって歌われたものが一般的に知られたが、
王家の儀礼楽として節句などの儀式の時に首里城で歌われたものは
「王府のおもろ」と呼ばれて神聖視され、秘密裏に伝承された。
尚真王代から尚豊王代に首里王府により、
編纂された歌謡集・おもろ冊子 「 おもろさうし 」 に多くのおもろが収められている。
その 「 おもろ 」 から名を取った 「 おもろまち 」 は、那覇新都心と呼ばれ、
沖縄県那覇市の北部に位置する再開発地区のことをいう。
1987年(昭和62年)5月に全面返還された米軍牧港住宅地区の跡地を造成したもので、
大型ショッピングセンターや総合運動公園などが設置されている。
この 「 おもろまち 」 には沖縄県立博物館・美術館があり、
ショッピング以外にも文化の面でも共有している。
この 「 おもろまち 」 にあるハローワークに職を求めて
何度か通ったことがある。