テーブルに並んだ鶏飯のセットと鶏刺し
奄美北部の龍郷町にある 「 けいはん・ひさ倉 」
お茶漬けのようにズルズルとかき込みたいスープに浸った鶏飯
ご飯に乗せて食べる 「 鶏飯のやくみ 」
鶏の各部位の刺身
鶏づくしの 「 にぎり寿司 」
奄美の龍郷に行くと
必ずと言っていいほど立ち寄って食べる 「 ひさ倉 」 の鶏飯。
ストレスを与えないように山で放し飼いした新鮮な鶏を使った具材をご飯に乗せ、
その上から主人が自信をもって作ったコクと旨味が浸み出たスープをそそぐ。
すると、鶏が鶏を引き立てる相乗効果でこの上ない味が生まれる。
それは、お茶漬けのようにズルズルとかき込みたくなるオイシサである。
そんな鶏飯は、奄美大島の代表的な郷土料理である。
江戸時代の頃、薩摩の役人をもてなすために 「 殿様料理 」 とも呼ばれ、
むかしは鶏肉の炊き込みご飯のようなものであったと言われている。
それが戦後もっとアッサリとしたものをと工夫され今風の鶏飯になったようである。
「 けいはん・ひさ倉 」
所在地 : 鹿児島県大島郡龍郷町屋入
営業時間 : 11:00~21:00
オーダストップ : 20:30
定休日 : なし ( 年中無休 )
電話 : 0997-62-2988