「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

鹿児島県指宿市 「 知林ヶ島 ( ちりんがしま ) 灯台 」

2014-06-11 04:52:41 | 鹿児島の灯台


































知林ヶ島の近くにある開聞岳





灯台表番号 / 6616
ふりがな / ちりんがしまとうだい
標識名称 / 佐多岬灯台
所在地 / 鹿児島県指宿市 ( 知林ヶ島 )
北緯 / 31-16-39
東経 / 130-40-52
塗色 / 白色
灯質 / 単閃白光 毎4秒に1閃光
光度 / 実効光度 560カンデラ
光達距離 / 8.0海里
地上~頂部の高さ / 10.86m
平均水面上~灯火の高さ / 101.4m 
地上~灯火の高さ / 10.4m
業務開始年月日 / 昭和32年5月1日
現用灯器 / LD管制器Ⅱ型
現用レンズ / 300



知林ヶ島灯台は、指宿市の魚見岳のふもとに突き出た
由良岬の沖合いに浮かぶ知林ヶ島の東側に立つ灯台である。
島の位置は大隈半島と薩摩半島の間が一番狭くなった場所にあり、
鹿児島港から南へ向かう船の関所のようなものである。
島自体の高さは平均水面から90mほどで、灯台の高さは11mとなっている。
そんな灯台の初点は昭和32年5月1日と古い。


知林ヶ島灯台へのアクセス
知林ヶ島灯台へは11月~3月にかけての干潮時に
リーフを歩いて島まで行けるというが、
実際に行っていないので何とも言えない。
それ以外だったら魚見港から渡船で島の東側へ回ってもらうか、
鹿児島から指宿行きのフェリーか何かで沖合いから見るしかないと思う。
交渉次第では上陸できるかもしれないが、灯台まで行けるかどうかは分からない。


熊本県御船町 「 下鶴橋 」

2014-06-11 04:51:41 | 熊本の石橋


















































所在地 / 熊本県御船町滝尾 下鶴
架橋 / 明治19年 ( 1886年 )
石工 / 橋本勘五郎 ・ 弥熊
長さ / 24.9m
幅  /  5.65m  高さ / 14.2m


野津石工の名工・橋本勘五郎とその息子の弥熊によって
4年の歳月を費やして架けられた大型アーチは
美しい石組みと風格ある佇まいが印象的である。
また、丸い手すりや徳利など、お洒落な飾り付けをした弥熊は酒を愛し、
人を愛した心の優しい人だったという。

この橋は、競輪選手を志して熊本へ行った時に、
最初に練習をした場所でもあるし、思い出がたくさん詰まった場所でもある。


下鶴橋へのアクセス
下鶴橋へは、御船インターから国道445号線を山都町(旧・矢部町)方面に進み、
益城総合庁舎を過ぎて3キロほど行った坂の上り口にある。
駐車は3台可能