「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

大分県耶馬溪町  ・  鶯の鳴き声が木霊する 「 春の一目八景 」

2012-04-25 16:15:36 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣










※ 動画を再生すると鶯 ( ウグイス ) の鳴き声が聴けます。





昨日掲載した耶馬渓ダム湖沿いの 「 柿瀬橋 」 から10分足らずで
鶯の鳴き声が木霊する 「 一目八景 ( ひとめはっけい ) 」 に到着する。
早朝ということもあって、鶯の鳴き声があたりに響き渡っていた。
水墨画のような景色に溶け込んだ桜も今が盛りで、
下界よりもひと足もふた足も遅い桜の開花である。

ウグイスの鳴き声と春景色。
これだけでも得を頂いたようなものである。

探訪の旅は、次の豊後森を目指して進む。




福岡県香春町  ・  近代土木遺産 「 呉川眼鏡橋 」

2012-04-25 15:10:39 | 近代化産業遺産・土木遺産






































所在地 /  福岡県田川郡香春町鏡山1113、1497
架橋   /  明治19年 ( 1886年 )
石工   / 広島の石工 ( 詳細は不明 )
長さ   / 8.6m  幅  / 4.2m
径間   / 6.3m  拱矢 / 3.4m




呉川眼鑑橋の呉とは、この地をさす言葉で古くは 「 呉媛 」 の伝説からその名がついたとされている。
ここを流れる呉川は金辺川へ注ぎ、さらには英彦山川と合流し遠賀川へと流れて行く。
呉川眼鏡橋は仲哀 ( ちゅうあい ) 隧道の開通計画にともない、
掘削部材の運搬等のために架けられた橋である。
石工は広島の石工と伝えられているが、詳細は不明である。
石材には甘木市の秋月眼鏡橋と同じく花崗岩 ( 御影石 ) が使われた珍しい道路橋である。

アーチリブを構成する輪石は、がっちりと噛み合った切り石が丹念に組まれ美しい弧を描いている。
壁石や橋台も均整がとれ、整然とした端正な姿の中にも力強さと気品を備えている。
明治期に造られた当時のままの石橋は、遠賀川水系では唯一 ( ※ 筑穂町延壽橋移築 ) であり、
美しい眼鏡橋の姿を損なうことなく今日に至っている。


福岡県香春町 「 呉媛 ( くれひめ ) の墓 」

2012-04-25 14:55:36 | 歴史 ・ 墓 ・ 城 ( 本土 )



















呉媛の墓は、福岡県京都郡みやこ町勝山と田川郡香春町とを結ぶ
仲哀 ( ちゅうあい ) トンネルを出た香春側の丘の上にある。

以下、説明板より。
4~6世紀の日本(大和朝廷)は、中国や朝鮮半島から優れた文化・技術の導入に力を注いでいた。
この墓は、日本に招聘(しょうへい)され、この地に身を埋めた
一人の織り縫い女性のものだと言われている。
「 呉媛 」 のことは 『 日本書紀 』 によると、
工女であった兄媛・弟媛・呉織・穴織の四婦女が
呉(中国)から筑紫に渡って来て、「そのうちの一人は宗像大神に奉り、
あとの三人は津国に至った」とある。
また、地元で語り継がれた話では、この地には三人の工女が住み服織をしていたが、
やがて一人はこの地にとどまり、あとの二人は畿内に行ったという。

この地は鏡山字呉だが、呉媛の住むところを「呉」と呼んでいたことが地名の由来である。



鹿児島県喜界島  ・  離島めぐり 「 喜界島 ① 」

2012-04-25 14:43:47 | 離島めぐり

小野津にある海辺の公園







坂嶺小学校から左に入った伊実久から小野津に向う道路







空港前にある喜界島の観光案内版







小さな喜界空港





今回から離島めぐりを掲載することにした。
その最初は、鹿児島県にある喜界島である。
ここから南下して島々を紹介して行きたいと思っている。





喜界島の黒糖焼酎 「 喜界島 」

2012-04-25 14:17:27 | 泡盛 ・ 焼酎 ・ 酒







喜界島はいつも一升瓶で購入するが、今回は900mmを買ってみた。

喜界島は胡麻や黒糖焼酎 ( くろちゅう ) が有名である。
とくに黒糖焼酎は、日本の中でも鹿児島県の奄美大島群島と呼ばれる島々の蔵元でしか
製造認可されていない珍しい焼酎である。
黒糖の甘い香りと爽やかな喉越しがうれしい。

製造元は、喜界島空港の近くの赤連にある喜界島酒造株式会社である。