音楽にこんがらがって

音楽制作を生業としている加茂啓太郎の日常

これテスコ部屋行きねby加藤ひさし

2013年12月13日 | 音楽
12月2日
下北、恵比寿の順番でライブの打ち合わせと新しく出来たライブスペースの下見
バブルのころにこんなのあったなみたいなスペースでびっくり。
楽屋が昨日見た映画「ブリング リング」の出て来たパリス・ヒルトンの部屋みたいでした。
アイドルちゃん2名と面接など

12月3日
某アイドルのレコーディング。彼女歌い出してから2時間くらいたつと調子が出てくるというかなりのスロー・スターター
これからは歌入れ前にひとりカラオケ2時間くらいやって来てもらってからの方が良いかも

OTOTOYのセミナーで同業他社というかガチでライバルのソニーSD事業部の大野さんとトーク
彼は僕がおっかけだった すかんちのディレクターでもあったんですよね。

音楽業界に入りたい若者が20人くらい来てくれて、自分も大学生の時はこんなにピュアだったかもと新鮮な気持ち

「自分が良いと思う音楽を世の中に紹介したいんです!」とアピールしてきた女子

自分も入社の作文で「裸のラリーズをリリースしたい」とかなりトンデモな事を書いた記憶があるんですが、良く取ってくれたもんですよ。

自分が人事だったら、そんな奴は絶対取らないですから


12月4日
やってる仕事の半分は他人のイベントのブッキング手伝ったり、自分には関係ない事頼まれてやったり、直接自分の利益にはつながらないものなんですよね。
でも、まぁそれがいつか返ってくるか返って来ないかは分からないですが、人から頼られてるうちが花ですからね。

井口昇監督の「ヌイグルマーZ」の試写会を見に行く

彼の作家性は自分の過去にいじめられた事をヘンシンして復讐するという事ですね

当然、万人に薦められる映画ではないですが最高です

宮藤官九郎の作演出の舞台でパルコ劇場。

何度か書いてますが宮藤さんとは20年近い付き合いなんです。こんなに面白いものはないと思いました。グループ魂の前身バンドから見てますからね

面白い、でも何も無い。以上。
綾小路翔が舞台初挑戦は流石。ベース弾く役の彼、見た事あるけど分からない と思ってたら一瞬で消えたヤンキーバンド ジャパン狂うスペシャルのベースなんですね。これも自慢ですが彼らを宮藤さんに紹介したのも僕ですから
彼、契約書にサインするときに「なめんなよ」と書いたそうです。最高過ぎ

ハナエちゃんも一緒に行ったんですが 宮藤さん 翔やん紹介出来て良かったです。

12月5日
グレートハンティングナイトVOL50@WWW
出演はジューシィ フルーツ、ザ・スクーターズ、コータロー&ビザールメン

50回目なんで心の底から好きなビザメンに出てもらい、若いバンドぶつけて良い感じにしようと思ったんですが、若いバンドがスケジュールあわずで、なんか
ベテランバンドになっちゃんたんですが、すいません

ザ・スクターズの信藤さんがジムで良く会って、それがきっかけでコータローさんとで裁判の傍聴に行ったのも、楽しかったです

もう最高でした。コータローさんかなりメートル上がってましたが、プレイに全く遜色ないのはさすがです

ボケと突っ込みが臨機応変に入れ替わるという、やすきよ並のトークスキルも素晴らし過ぎ。


学生の時に近所のガラクタ屋で見つけたテスコ(ナイロン弦はってストラップはネックに巻いてあった)を
まず弾く事はないので、大事にしてくれる人に持って置いてもらった方が良いだろうと、テスコ・コレクターの
リーダーに進呈しました(その時のリアクションがタイトルです)

いつかコータロー&ビザールメンで、このナチュラルでセミアコのテスコ、活躍して欲しいもんです


12月6日
佐々木萌ちゃんとジャケットの打ち合わせ
デザインは最近、彼にしか頼む気がしないカツミ君
女子アーティストは自分の写真選ぶ時にネガティブ・チェックをしがちなので、先に全部は渡さないんです。でも川崎がうっかり全部先に渡してしまい
やらかした!と思ったんですが、萌ちゃんに、その話をぶっちゃけしたら「私はそんな事しませんから」と素晴らしいお返事。
もう良いジャケになる予感しか!

GOOD BYE APRIのワンマンライブで学芸大学メイプルハウス

前回の青山月見るでのワンマンが気合いは要り過ぎなのかイマイチだったんですが、この日は最高でした。彼らのベストライブ

最新曲が最高作という記録も更新中です

結成が2010年のこの頃の初ライブから3年(遠い目)いよいよ来年見えて来た感じかも

12月7日
映画「RED2」フツーでした

12月8日

映画「ウォールフラワー」
88~89年設定だと思うんですが
その年代にアメリカのローカルでスミスのファン、デビッド・ボウイのヒーローズを聞いて感動するとか、そういう音楽的リテラシーの有る無しで映画の奥行きが理解出来るかどうかが全然違いますよね。
「ヤングアダルト」でも主人公がカーステでティーンネイジ ファンクラブを聴くというところでぐっと感情移入できますからね。

こういうときは音楽ファンであって良かったと思います

でも色々あっても高校生でセックス、ドラッグ、ロックンロールなんですが、リアルなアメリカの高校生はどうなんですかね。

僕の世代の日本人はアメリカ人は裸で寝ると思ってるとデイブ・フリッドマンの話したら、「それはハリウッド映画の話」て言われましたから



彼らは来年、日本の歌ものロックの歴史を書き換えてくれると思います
もうひとりの私
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