音楽にこんがらがって

音楽制作を生業としている加茂啓太郎の日常

ロックじゃなければなんでも良いby WIREのメンバーのだれか

2012年11月13日 | 音楽

WIREの2度目の04年?来日公演見てきました。
77年渋谷陽一のサウンドストリートでバズコックスの次に「彼らの方がサウンド的に新しいです」と紹介されたのが彼らの1st『ピンクフラッグ』

ぶっとんで渋谷のシスコに買いに行きました。

パンクはやはりロックンロールの延長線上にあったのに彼らの「ロックでなければ何でも良い」という有名な発言のように、後のテクノにも通じるようなエモーショナルな表現を敢えて封印し、封印するがゆえににじみ出る狂気と諦念。

世界最初のオルタナティブ・ロック・バンドだと思います
話題にならないですが03年の2度目の再結成からは新作、発掘音源と精力的に活動中。

今夜のライブもギターを除く3人はオリジナルメンバー。

歌詞をi-padで見るのは今様、ベースは何故かダウン・ピッキングならぬアップピッキング。

初期の人気曲は2曲という強気のセット。

見た目は禿か、ほぼ剥げたおじいちゃんですが、音はバリバリの現役。

35年でほぼ演奏力が上がってないのもパンクスピリッツだけどバンドのグルーブ感は
例えれば磨き鰊みたいな感じ。

ボーカル&コリンが何故かショルダーバックをステージに持って上がり、帰るたびに持って帰るのが気になりすぎです


ピンク・フラッグ
クリエーター情報なし
EMIミュージックジャパン