音楽にこんがらがって

音楽制作を生業としている加茂啓太郎の日常

Jacks 2

2008年10月21日 | Weblog
何かすごいバブルなライブ会場に行く。80年代はこんなの良く有りました。
有明エムザとか(クランプスとモノクローム・セットとジュリアン・コープ(ジャップ・ロック・サンプラー必読!)とかを見に行った記憶があります)バブルへGo!な感じ。

当時、西麻布の交差点で当たり屋みたいになってタクシー止めたり、
ダメなら今の六本木ヒルズのとこにあったセディック・スタジオに入れてもらって始発までロビーに居た事を思い出しました。

日比谷野音で9mmParabellumBulletのライブ。
思わずコピりたいリフ&シンガロングしたいコーラス・パート。
最高だ。自分が16歳だったらあたりかまわず叫んでました。

KUMAMI君のブランチ・ライブと向かいのO-EASTで相対性理論、こっちのリハ行って本番見て、そっちの楽屋行って本番見て、こっちの楽屋行ってとか、すごい段取り。

「料理」と「音楽」の共通性はKUMAMI君もMCで行ってましたが、本当にそう思います。
でもCDは永遠に残る素晴らしい音楽でも3年後には確実に不燃ゴミになるのも同じ値段なんですよね。
あと音楽はどれだけ聴いてもお腹いっぱいにならないのも良いですね。

BOXのブックレット用にジャックス・ファン・クラブの会長さんのご自宅にお邪魔し、色々見せていただき眩暈がする(写真)自分がのめりこめるアーティストがいるというのはそれだけで人生に彩りがあると思います。
後、僕のどんなものでも40年間取っておくと何らかの価値が出るという説がまた立証されましたが、それはPCのファイル・データにおいてはどうなのかと、ふと思う。

ルーリードの映画「ベルリン」を見る。
ルーリードはジャックスを聴いた事ないでしょうね。
ほぼシンクロしてるのに。
ちなみに僕の男性ボーカルで一番好きなのはルー・リードです(次点でカエターノ・ベローゾ、ボン・スコット、ブライアン・フェリー、ドナルド・フェイゲン、ジム・モリソン、BID,ロッド・エバンス、早川義夫、原マスミ、遠藤賢司more&more)
ちなみに僕に一番好きな彼のアルバムはほとんど語られる事のない「コニー・アイランド・ベイビー」なんですね。聴くたびに高校1年の春を思い出します。