朝、久しぶりにマルセル・コンシュを読む。今なぜ形而上学なのかの問に、その意味を語っている。じっくり読むと1ページに1時間ほどかかっていた。
午後からは今年初めてのフランス語クールへ。久しぶりである。文章を読んでいるつもりでもまだ漠然と文字を追っていることがあることに気付く。
そして夜はD&Cご夫妻の誕生パーティのため渋谷へ。今までにないほど、人工の街の空虚さを感じる。地下鉄のエスカレータに乗っている時にさえ、その感覚は襲ってきていた。会では隣り合わせたご夫妻の息子さんとフランス大使館にお勤めの方と話し込んだ。またD&Cさんと最初にお会いした時にご一緒していたという日本に長いご夫妻とも再会。軽いアルコールの影響下、相変わらず甘えながら話をしていた。
導かれて・・というお言葉にPAULさまのお人柄を感じすばらしいなあ・・とまた感心いたしております。それにしても、私のようにさつぱり、ものにならない者にもフランス語はやめられない魅力があります。フランス語の学習から、ひろまつていつた交友関係は私の老生活を豊かなものにしてくれています。若い人たちとまじわれたのも、フランス語のおかげです。どのレベルでも、幸せ感はあるものですね。