フランス語を始めてから、いろいろな大学の仏文科のサイトを surfer するようになった (7 mars 2005)。今日は南山大学に行き着いた。その昔、おそらく最初に使った英語の教材のこと、そこから繋がって "Ask not what your country can do for you, ask what you can do for your country" で有名なケネディ大統領の就任演説 (1961) が録音されていたソノシートを興奮しながら聞いていたことなどが蘇ってきた。
英語の教材とは 「アメリカ口語教本」 で、少し鼻にかかった、感情を抑えた声で録音されている、45 回転のレコードが付いていた。その著者で声の主 William Clarke さんがいたのが南山大学だったように記憶している。フランス語で最初に使ったカセット [French Basic Course (Revised) Part A] と同じ単調さである (16 fevrier 2005)。ひょっとすると、Clarke さんの声の記憶がどこかにあり、その声に守られているように、あるいはこれこそ言葉を覚えるためには避けて通れない道なのだという諦め (?) とともに、ややもすると眠くなるあのフランス語のカセットを聴いていたのかもしれない。