昨日に続いて、昼休みに40分ほど散策する。この解放感を味わうために花粉症があったのかと思われるほど、気持ちのよい時間であった。行き着いたところにあった本屋に立ち寄る。最近、旅に関するセクションに足が向くようになっている。特に、アジア方面の話題に食指が動く。今まで全く興味がなかった地域なので不思議である。
今日目に付いたのは、今までであれば目に入らなかっただろう種類の本、小林紀晴著「遠い国」(新潮社)とこれまでに何冊か読んだことのあるリービ英雄の「千々にくだけて」(講談社)。「遠い国」を読み始めたところなのでよくはわからないが、著者は詩人の金子光晴の魂とともに主にアジアを旅しているようである。もう少し読み進んでから、書いてみたい。「千々にくだけて」と併せて。
『千々にくだけて』 が呼び覚ましてくれたもの (16 mai 2005)