以前ブログで書いた【 飲めば痩せる不思議なスープ 】に
「タンパク質摂取制限」についてご質問をいただきました。
皆さんにもご関心あることと思い、ここにまとめてお答えします。
タンパク質は、身体を構成する60兆個もの細胞の主材料となる
きわめて重要な栄養素です。
人体は常に新陳代謝が行われ、細胞の入れ替わりが進んでいます。
壊れて身体から離れていく細胞の重量が、体重1キロ当たり、
1グラム、すなわち体重が60キロだと、壊れる細胞重量は
60グラムになります。
その60グラムが、補充される必要があり、厚生省は「栄養所要量」
として、他の栄養素とともに発表しています。
つまり、健常者にあっては、タンパク質は、体重1キロに1グラム
摂取することが、必須の条件となります。
ところが、ある種の病人は、タンパク質の分解力、吸収力が
衰えているため、摂取制限があるわけです。
三大栄養素の中で、糖質と脂質は、炭素・酸素・水素だけの
比較的に単純な分子構造ですが、タンパク質だけは、この三つに
加えて窒素が入ります。
その分だけ、分子構造が大きく、かつ複雑になり、消化器の
負担が増えるからです。
腎臓病の後期が、タンパク質制限の病気の代表です。
ボノラートの場合、もっとも燃焼力の強い乳タンパクが使われ、
それだけ、体内脂肪の燃焼にパワーを持ちます。
必ずしもボノラート150グラム摂取の必要はありません。
因みに腎機能不全のボクは、50グラム程度のボノラートを愛用しております。
パパゲーノ
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