八百長相撲が話題になった頃には、「満員御礼」の札が
土俵の上に吊るされることが滅多になかった。
今場所なんか連日の大入り満員だ。好景気なんだと思わざるを
得ないじゃないか。
今場所は三横綱になったこともあり、二大関のうち琴奨菊の方が
負け役に回ったのか、十日目を終えて五勝五敗の引き分け状態。
それを思えば稀勢の里の九勝一敗は、組まされる相手を考えると、
立派なものだと奨賛に値するのでは。
ブルガリア出身の琴欧州が大関の地位が重荷で引退したが、
後を継ぐ訳でもなかろうが碧山の五勝五敗も、先輩の引退を計算
して立派なものだ。先輩は長身と痩身が目立っていたが、後輩の
方は立派な身体が目立つ。あの重たい身体で、相手に重圧を加える
勝ち方を後半に覚えた模様。
新鋭力士では、期待の遠藤は未だ番付が重すぎた。
代わりに勢が九勝一敗で白鵬を追っている。
あれは「花相撲」とでも呼ぶのであろうか。
上位力士に、どうかすると20本以上もの懸賞が付く。
白鵬クラスになれば、懸賞金の総額は大したものなる。
あの旗を見ているだけで、新顔も増えて面白い。
ははぁ~ん、ここらが今は景気が良いんだな~と分かるってもんだ。
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