先週に続き寒く雨まで落ちてますから皆様残る一ヶ月、体調など崩しませんように!
母との別れもそうでした。大きな病気も長く寝込む事もなかった母との別れを突然宣告されたのは僕が高校生で弟が中学生の時でした。
もし誰かが選択の機会をくれたらなんて考える事があります。
A・時間が短くても母と一緒に暮らしたいか?
B・母を長生きさせてあげる代わりに母の記憶を消して「近所のおばさん」に魔法で母を換えてしまってもよいか?
即答するなら「近所のおばさん」になってしまっても母の長生きを望みます。
自分が我慢すれば母が母でなくなっても長生きできる・・・。
誰でも大切な人の命の長さを選択すると思います。
でもそれは嘘ではありませんが二者択一の場合であって正直な本心や望みではありません。
僕達兄弟が今日まで踏ん張ったり自分を支えてこられたのは短くても母のお蔭ですから時間の長さに関係なく感謝しています。
そう思うと我がままは承知でやっぱり「近所のおばさん」ではなく短くても「母」であってほしいと思うのです。近所のおばさんと違って母となれば怒ったり怒られたり心配したりされたり喜びや楽しさばかりではありませんし摩擦もあると思いますが喜怒哀楽の怒哀抜きの天国じゃありませからドロドロした関係も有ってこそ生きている証拠かも知れません。それでは正直な気持ちを言えば大切な人とは欲張りではありますが「怒哀入り喜楽のドロドロでもかまわないから長~い」のがAでもBでもない本音の希望ですね。どれを選択しても正解も誤りも無いと思いますが答えが有るとすれば自分の満足感だけだと思っています。パンは失敗しても思い通りにいかなくても自分に続ける意思があれば何度でも納得いくまで自分の判断でやり直せるところが好きなんですが納得いったら終わってしまうかも知れませんね。そこまで行けた時にはパン教室を開いて自分の得た知識を伝えたいと思っていますが人に伝えるにはマダマダ納得は得られませんね。
物事には色々な選択があって相手があれば相手の意思も尊重しなければなりませんが内容にかかわらず単に「長さ」を選択してしまったら嘘ではないにしろ正直な本心でも希望でもありませんから自分を嫌いになるかも知れませんね。
毎週のように会っていた名人と久しぶりに話しました。
釣歴は僕のが早く名人は20年にも満たないのですが
ガムシャラに釣り続けて今では船宿のウインドブレーカーを
プレゼントされるまでになっているようです。
今はスミイカでちょっと前はヒラメ、ヒラメの前が
カワハギで釣れ過ぎて飽きたとのたもうたのです。
僕が彼らのグループと千葉の港で遭遇した頃は
もっと純真だったんですがねぇ~ 。
その時の僕の釣果はイサキ、カワハギとサバでしたが
イナダと本命のアジは釣れませんでした。
それでもクーラーボックスは一杯になったんですが
三種類の竿を持って行ったので釣れて当然と
言われたもんです。
ところで名人の仕掛けを尋ねると
糸は昔は5号なんて使ってたけど今じゃ釣る気があるなら
新素材の0.6号、仕掛けは作ってたけど面倒だから
最近は市販のモノで餌は魚屋に頼んでおいた
小さめのアサリを前夜友人と多い時で5キロ(殻付きで)は
むき身にしてクーラーに入れておき新鮮さを保つそうです。
食いが立ってるときは針の一本を切って二本にし
集魚板はアタリが分かりにくいから着けないそうです。
底まで落とすので新素材の糸は張力は強いが
傷に弱いから先糸にクロロカーボンの3号をつけて
おけば底の岩などに擦っても安心だそうです。
竿は当然先調子で3万も出せば十分で6~7万は
必要ないそうです。僕も微かなアタリも手の平に伝えてくる
自分と相性の良い竿ならある程度の竿でよいと思います。
ゆっくりバラさないように底から上げてくるだけでなく
餌を取られたら魚がイルので微かな竿先の動きも
見逃さず時に上げるだけでなく食いの悪い時は
引かずに糸を10センチも出してやれば確実に食うそうです。
名人はタナが分かればイロイロなテクで釣果は数倍に
なると言ったんです。今年は毎回40~50くらいは釣れたそうです。
でも名人と釣ってるアチコチの船宿からお呼びがかかる
仙人は100くらいは釣るそうですからハゼの単位のソクですね。
僕の頃はカワハギは10匹釣ったらけっこう自慢できたんですけどね。
海面下の名人より彼らは上手になったんですね。
昼過ぎまでは上がっていた雨が夕方前から
降り出しましたね。北千住スポーツ公園の桜の葉も
散り始めました。
海面上の名人達はそろそろフグに移る頃だと思います。