１２２号から登りの始めると富弘美術館の手前に草木ダムを見渡せる展望台が
在るんです。
僕に話し掛けてくれたモンキーのオーナーさんは、
コレ以外にも７～８台のモンキーをレストアして、
モンキー部屋に保管しているそうです。
モンキーの向こうには４０年前のカワサキＷ１ 。
新車より光って見えて、
オーナーさんのドッシリした存在感と
獅子舞の金歯を思わせる輝きが印象に残りました。
モンキーはボアアップして８０ｃｃ以上の排気量で、
クラッチ付き４速ミッション。
スピードメーターの針は数字を振り切って？通り越して？
真下の６時辺りを指してるそうです。
「ここはバイクの品評会みてぇな場所だからよ」
「いつもなら並べる場所が無いくらいバイクがくんだけどよォ、今日は天気悪いから・・・」
「俺は近いけど、ぜえぶん遠くから来たんだァ」
いえいえ、以前は一日７００キロ以上走るツーリングしてましたから、
遠いなんて思いません・・・なんて言えませんでした。
そうそう、
今回、一番ビックリしたことは一度も携帯が圏外にならなかったコト！
無事帰還いたしました。
そ走行距離は３００キロを数十キロ超えて、
想像以上に燃費良く、ビックリ！
東京を出る時に１０リッターで満タン。
２２０キロ走って、
峠を下ってから１０リッターで満タン。
乗りたい、行きたい、走りたい気持も満タン。
寄り道しながらも、３００キロ以上走れば
いろんなコトがわかります。
僕でさえ、尻っぺたが痛くなったんだから、友のアンコ抜きシートじゃ
長時間の走行は無理ですね。
自作ビニール防寒アンダー 。
コレが無かったら、寒さで挫折するとこでした。
栃木市に出ると、市内も東北道も事故渋滞 ！
オーナーがフェンダーレスにしたので、
後輪がはね上げた水はシートと僕の背中が受け止めました。
草木ダムの水位調査を終えてから、
富弘美術館に入りました。
ここで、Ａ君チにガサを入れる令状を入手。
文面には、
雨ニモ負ケテ 風ニモ負ケテ
夏ノ暑サニモ負ケテ
東二病気ノ人ガイテモ
西二困ッテイル人ガイテモ
ナニモシナイ
丈夫ナ身体二ナリタクテ
健康食品二気ヲクバリ
ウマイモノガ好キデ
マズイモノガ嫌イ
オカネモホシイ
着物モホシイ
ソンナ私ガ仰向ケニネテイル
そうマンゴーに添えて書かれてます。
ライ麦とクルミのパンはそのままで一度食べてみてから、
一枚は蜂蜜、次はメープルで、最後はバターをぬって完食。
食べ物は、出来れば、残したくないんです。
ＡＤさんよろしくバックにバミテみたいにガムテープ。
途中で買った４５リッターポリ袋にセンターは底と左右、
左右の穴にはさらに１枚づつポリ袋をソデとして
ガムテープでつなげてビニールインナー完成。
インナーをターザンの上から着て、
さらに上にゴアテックスで防寒。
上半身は完成したけど・・・
コンビニ出る前に雑誌ターザンを買いました。
読むためじやありません！
ペラペラのゴアテックスめくって
Ｔシャツと一緒にターザンをデニムの中に入れたんです。
これで、腹に当たる風を少し防げますからね。
これは自転車で峠を下る時に覚えた防寒方法。
