pakoya’s room~徒然づれなるままに~

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僕と妻の1778の物語

2011-07-23 17:10:50 | 映画
僕と妻の1778の物語 スタンダード・エディションDVD
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

SF作家・朔太郎と銀行に勤める妻、節子は、人も羨む仲睦まじい夫婦。
朔太郎は一旦小説を書き始めると声も聞こえないほど熱中し、新婚旅行も取りやめにしたほど。
しかし、そんな朔太郎を節子は愛し、優しく見守っていた。

ある日、節子は突然、激しい腹痛を訴え病院へ行くと、大腸ガンと診断される。
医者から告げられた余命は1年。
笑いに抗がん作用があると聞いた朔太郎は、節子を笑わせるために、1日1篇の短編小説を書き始める…。(goo映画より)

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大好きだった僕生きシリーズの映画化。
本当は映画館で観るつもりだったのですが、残念ながらテレビ画面での視聴になってしまいました

‘余命1年の妻のために毎日小説を書く夫’の話なんていったら、もっと泣くストーリーになっているのかと思っていました。
でも、そうじゃないのは随所にちりばめられているショートSFストーリーの部分とか、微笑ましい朔太郎と節子の関係があるからかもしれません。
(恋愛小説を書くことがバレたシーンったら!)

『僕の生きる道』を見ている時も、その回の終わりごろにめっちゃ号泣して、そして見終わった後にはなぜか‘さぁ、明日もちゃんと生きなくちゃ’と思ったのですが、この作品も最後の1778話目のところで号泣して、見終わった時にほっこりと暖かな気持ちになっていました。

所々に入ってくるSFストーリーも、星監督らしいなって感じ。
あんなにSFストーリー部分があるなら、やっぱり映画館で見るんだった!って思ったくらい。
私のお気には第774話の‘メッセージを吹き込む’です
(逆に、朔太郎を見る入院患者や看護婦さんたちがよく分からなかった^^;)

そして何より、草なぎ君と竹内結子さんという組み合わせの相性が良いんでしょうね。
しっかり者の節子と夢見がちな朔太郎として不安材料がないし、すっごく似合っているし、見ていて本当に微笑ましい。
もちろん、演技が上手いということもあるけれど、‘とある夫婦の物語’として全然違和感なく見れるそんな二人のような気がします。

それにしても、『僕の生きる道』で草なぎ君もすごく痩せましたが、今回、もしかして竹内さんもかなり痩せたんですかね。
パッと見はあまり分からないんだけど、時々映る腕や手の筋がとても痩せている感じがしました。

*細部の小道具まで朔太郎の世界観を表現していたこの映画。
朔太郎と節子の家にロボットがたくさん置いてあったけど、二人の愛用のカメラにも“ROBOT”の文字が!
すっごく可愛いカメラなので検索してみたんだけど、今は手に入れるのが難しいみたいですねぇ…
残念


僕と妻の1778の物語 予告


追記:実は私、眉村卓さんの『ねらわれた学園』や『なぞの転校生』を映画でもドラマでも観ているし、本も読んでいます。
ファンタジー作品を今でもすんなりと受け入れられるのは、多感な時期に、眉村さんの世界に触れて結構嵌ったからかもしれません。


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