まだ結婚したい女

《今日の一言》
　　내가 나 아끼지 않으면 누가 내 편이 되어줄까요?
　　（私が私を大事にしなければ、誰が私の味方になってくれるの？）

シニョンは素敵な男からプロポーズされて、最高級の指輪を受ける。
当直だと会社に戻ってきたシニョンは、旅館の火災連絡に出動して婚約者がモーテルで他の女とともにいるのを見て衝撃受ける。
プギは新しいレストラン開業にコンサルティングを格好良くして帰ってきて、衝撃を受けたシニョンを慰めている。
二人か婚約者のアパートに行くと、タジョンが酒に酔って、男の家の前でぎゃあぎゃあ大声を出す姿を目撃するが…

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今年は、韓国語リスニング力のためにも、ドラマ視聴をたくさんすることにしているので、またまた新ドラマ『まだ結婚したい女』を見てみました～＾＾

アラサー女性が仕事と結婚の間で悩むコメディタッチなストーリーは、日本のドラマで見慣れた感じ。
目新しさはないけど、見慣れた安心感というのはあるかもしれません。
個人的には正直、キム・ボム君以外に気になる俳優さんもいないのですが（失礼）、シニョンを演じるパク・ジニさんの話し方がとても聞きとりやすいんですよねぇ…
『勉強の神』のほうの聞き取りでちょっと苦労しているので＾＾；、レビューはしなくとも、もうちょっと見てみようかなぁって思っています。

魔王：審判のラッパ音が止まって新しい夜が明けてくれば地獄の門は自らその門を閉めるべし

<魔王>
《今日の一言》
　　살아줘...있는 힘껏 최선을 다해...
　　（生きてくれ…ある力いっぱい最善を尽くして…）

ヘインの透視から兄がスンギを殺した犯人だと確信したオスは、兄に会いに行く。
もし、自分が犯人だったらお前はどうするつもりだと聞くフィスに対して、海外出国すればいいと言うオス。
しかし、忘れたと思っても忘れられないことを自分が一番良く分かっていると告げる。
ナヒと共に、海外へ出国しようとするフィスの元へ逮捕状を持った警察がやってくる。
そのニュースは、オス父の命をも奪っていく。
ヘインに母の形見のオルゴールと指輪を託したスンハの元へ、オスから電話が入る。
オスに会いに出かけるスンハに、クォン弁護士の息子が近づいてくる…

最終話のこの回、もしかしたら泣かずに見れるとかとも思ったのですが、逮捕されたフィスを見て泣き崩れるオスの姿を見た途端にボロ泣き(ToT)/~~~
その後、涙腺が壊れ、結局最後まで泣きながら見ることに
クォン弁護士の息子が絡んでくるだろうとはある程度予想していたし、スンハは死をかけてこの復讐をしているのだろうとは思いましたが、こんなラストになるとは…
寄り添う二人の姿を見て、スンハはきっと、オスの存在があったから生きてこれたのだろうと思わずにはいれませんでした。
ただ、あまりに救いのない最期だとも思ってしまいました。
ヘインはこの先笑って生活することができるのか、クァンドゥは一体いつまでテフンを助けられなかったことを悔やんで生きなければいけないのか。
今までの展開から言って、この最後がベストだという気もするし、この最後がベストなのか？という気もするし…

さて、私には一つの疑問が残っています。（ひとつか？）
スンハは、ヘインの力のことを知っていたのでしょうか…？
知っていたとするなら、一体どうやって知ったのでしょうか？

魔王：あなたの友人はオイディプスの義務を果たすでしょう

<魔王>
《今日の一言》
　　당신이 다칠까봐...당신이 내 앞에서 사라질까봐...
　　（あなたが傷ついて…あなたが私の前から消えるかと思って…）

ソクチンとナヒが不倫関係だったことを知ってショックを受けるオス。
しかしソクチンは、ナヒの生活を守るために、自分がスンギを殺したと言い出す。
オスは、兄が苦しむこと、ナヒが今まで通りの生活を続けられないことも承知の上で、ソクチンのアリバイの供述を頼む。
一方、スンハがテソンであることを知ったヘインは、再びスンハを訪ねて復讐を止めるように頼む。
透視で、スンギを殺害した犯人の新たな残影を見たヘイン。
オスに対して、テソンが誰だか気づいていたけど言うことができなかったと苦しむヘインの姿に、オスはヘインの気持ちを知ってしまう。

あまりにも皆が切なすぎてボロ泣きしてしまいました(ToT)/~~~
ナヒを守ろうとして犯人になろうとするソクチンの気持ち。
ナヒが、自分との生活を守ると信じていたフィスの気持ち。
スンハに復讐をやめて欲しいと頼むヘインの気持ち。
スンハに悪いことは全て忘れて、幸せになってほしいと言うスンヒの気持ち。
自分があの時もう一度見に行っていればと、後悔するクァンドゥの気持ち。
苦しがるスンハの気持ち。
対照的に、盛り上がっているヨンチョルの気持ち。
そして、皆に申し訳ないと思いつつ、スンハを憎みきれないオスの気持ち…
おまけに、法廷でスンハを憎々しげに見ていた男（弁護士の息子？）が気になって気になって…
彼が、最終話にかかわっているんでしょうかねぇ…

《今日の一言②》
　　언제든지 그 소년이 날 필요하면 찾을 수 있도록...여기에 있을 겁니다.
　　（いつでもその少年が私を必要ならば探せるように…ここにいるつもりです）

魔王：目に見えることと見れないこと

<魔王>
《今日の一言》
　　당신이 진실을 알게 되면 과연 어떤 선택을 하게 될지.
　　（あなたが真実を知ることになれば、果たしてどんな選択をすることになるのか）

ソクチンの弁護を担当すると名乗り出てきたスンハに、そんなことは絶対に許せないと言うオス。
しかし、弁護はフィスからの依頼だった。
自分は殺していないと訴えるソクチンだが、ナヒとのアリバイを言うことができずにいた。
その頃ヘインはスゴンの元を訪ね、スンハが１２年前の雨の日に会った人物であり、死んでいるはずのテソンであるという事実を知って衝撃を受ける。
図書館に訪れたスンハの手を掴んで、デートに誘うヘイン。
つかの間の幸せに笑顔を見せるスンハとヘインだが、事実に苦しむヘインは、体調を崩して仕事を休むようになる。
一方、１２年前の家出少年の書類を入手したクァンドゥも、スンハがテソンではないかと考え始める。

スンハの正体にきづいたヘインが、笑顔でスンハと過ごしたつかの間の時間。
そして、自分が側にいるからやめて欲しいとの涙。
スンハのことを自慢げに話すスゴンの気持ちとか、スンハをかばおうとしたスンヒの気持ちとか、今からでも防いであげたいと思うクァンドゥの気持ちとか。
こんなにたくさんの人に愛されているということに、スンハは気づいているのでしょうか？
気づいていたなら、やめることができたのではないか…

ドラマもいよいよ今週が最終週。
スンハがどんな最後を迎えるつもりでいるのか、オスは、スンギを自分の兄が殺したと気づいてしまうのか、気になります。
…が、どうにも画面状態があまりよくないので（私の通信環境の問題でしょうが）、やっぱりちょっと遅れるだろうなぁ

魔王：容赦という話は加害者がするものではありません

《今日の一言》
　　그 나이에 겪은 상처는 평생을 지배하니까요.
　　（その年齢で体験した傷は、一生を支配するからです）

スンギの姿を携帯で見たオスは、オフィステルに向かい、部屋の前にいたヨンチョルに食って掛かる。
その後、スンハの部屋に向かったオスは、スンハに１２年前の事件は事故だったと言い、謝り、でもあなたをこの手で掴まえなければならないと伝える。
スンギの死因は、タバコから検出された青酸カリということが判明する。
現場に落ちていたハンカチから、ソクチンが容疑者として逮捕されるが、ソクチンは本当のアリバイを言うことが出来ない。
一方、ソラ母の裁判の席でスンハは、事故だったというオスの言葉とスンハが刺したというヨンチョルの言葉を思い出し揺れるようになる。
クァンドゥと酒を飲みに出たスンハはクァンドゥから、オスもテソンも、１６～１７歳からの時間に縛られて生きているのは同じだと言われる。

今まで、母親の無念とヨンチョルの証言で心を奮い立たせて復讐をしてきたスンハ。
初めて、オスから言われた刺そうと思って刺したのではないという言葉と、謝りの言葉。そして、クァンドゥの言葉。
１２年前のオスには、生きろという担任やクァンドゥの言葉があって。
でも、スンハにはそういう言葉は無かったんですよねぇ

スンハのポーカーフェイスが揺れ始め、そして、ヘインもスンハがテソンだと気づき…
最終週が近づいてきました。

魔王：不信と背信が友人らを地獄の門で引渡しする

《今日の一言》
　　당신 말대로 내가 심각한 착각을 했길 간널히 바랍니다.
　　（あなたの言葉通り、私が深刻な錯覚をしたのを切実に望みます）

スンヒから渡されたUSBが別物だと知ったオスは、スンハがテソンであるという考えに行き着く。
オス父は、キョン社長からスンハがテソンであるという証拠は見つけることができなかったという話を聞くと安心して、フィスにスンハをホテルの顧問弁護士に迎えるようにと言う。
一方、スンギの元へ“８つの剣”、ソクチンの元へ“２つの剣”、そしてオスの元へはその２枚のタロットカードが届く。
悩むソクチンだったが、スンギがフィスと会う約束をしたことを知り、スンギの拉致をキョン社長に依頼する。
殴られ血だらけになったスンギを助け、香港に身を隠すようにとお金と飛行機のチケットを渡したソクチンだったが、ソクチンが帰った後、スンギのところへ、済州島へ行っているはずのフィスが訪れる。

１週間、間が空いてしまいました…--;
それにしても、怖かった
倉庫でのシーンも怖かったし、最後にスンギの姿をオスに見せるスンハも怖いけど、何よりもフィスが怖すぎる。
ソクチンが失敗するであろう事も想定済みで、自分のアリバイもソクチンを犯人にするための小道具までも準備していたフィス。
今までの、スンハに操られて殺人を犯してしまった人たちとはワケが違う。
オス父は、ちょっとフィスをバカにしたような発言をしたことがありましたが、あの冷酷さを知っているのでしょうか…

あまりに怖すぎて、オスやらスンハやらヘインの話に触れることができません。ご了承ください

魔王：今はあなた達が選択する番だ

《今日の一言》
　　제가 보기엔 두 분은 좋은 친구가 될 것 같아요.
　　（私が見たところ、お二人は良い友達になれるみたいです）

証拠を探すためにデピルの家に忍び込んだオスは、戻ってきたデピルに殴られ、人権侵害の告訴を受けそうになる。
なおも、デピルに食い下がろうとするオスに、ハンチーム長は厳しく怒る。
ソラを預けるためにスンハと一緒にスンハ兄のところへ行ったヘインは、スンハ兄が実の兄ではないことを知る。
その頃、スンハ兄の下へジュンピョの通話記録を見た昔なじみのキョン社長から、スンハの近況についての電話が入る。
キョン社長から、スンハの話を聞いたオス父は、スンハと昼食の約束を取り付ける。
一方オスはインホから、昔の同級生がテフンの弟に会ったという話をしていたと聞かされる。

ヘインが埋めた球根を見ながら「来年の春…」と寂しそうにつぶやくスンハに、思わずヘインの腕を掴んでしまって戸惑うスンハにウルウル…
そして、担任インホに泣きながら気持ちをぶつける１２年前のオスにボロ泣き(ToT)/~~~
そう、１２年前のあの時、オスにあのドアを叩く勇気があったなら、スンハ（テソン）とテフン母の怒りや悲しみを全て浴びていたならば、裏工作など無かったならば…
いつか、スンハにとってオスは“ヒョン”と呼べる相手になっていたのかもしれません。
スンハがテソンであることに気づいたオス。一体どうなっていくのか…

それにしても、あれだけ事件のことを調べあげて、怪しい人物の匂いを嗅ぎ分けるオス父。
オスのためでも、家族を守るためでもなく、自分の対面を守るため（だけかい？）にあそこまでするのって…怖いわ^^;

魔王：今までの全ての規則を捨てろ

《今日の一言》
　　눈이 보이지 않는 대신,사람 마음이 보이나봐.
　　（目が見えない代わりに、人の心が見えるようだ）

ヘインの家で夕食を食べたスンハは、昔、母と兄と一緒に食事をしていたことを思い出し苦しみ、それ以上ヘインの家にいることが出来ない。
帰りがけに「私もありがとう」というスンハの言葉を聞いたヘインは、昔、自分に傘を貸してくれたお兄さんの姿を思い浮かべる。
ジュンピョが過去にファン運転手に関する記事を書いていた事を見つけたオスは、事故ではなく、デピルが誰かに指示されて起こした事件だと考える。
一方、ジュンピョがスンハの姉スンヒにUSBチップを送っていたことを知ったオスとスンハは、スンヒに会いに療養所へ向かう。
スンヒはオスに送られてきたものだと言ってUSBチップを渡すが、それはスンヒが入れ替えたニセモノだった。

スンハがヘインにプレゼントしたオルゴールは、母の形見とは別物だったのですね。
ちょっと、ホッ
母の形見だったりしたら、悲しい結末を心に決めているということなのかなぁ…って思ったので。
それにしてもスンヒ…やぱりスンハを守りましたか。
声が違うと思ったけど信じようと思っていたというスンハの言葉、ウルウルしてしまいました
もっと早く本当のことを知っていれば、スンハ（テソン）もスンヒも楽だったのか…でも、やっぱりそれは、スンヒにとってはスンハを、スンハ（テソン）にとっては姉と呼べる人を失うことだったんだろうなぁ。

さて、相変わらずデピルやらキョン社長やら登場人物が増えておりますが^^;、オス兄がソクチンと妻の不貞に気づいてしまったり、オスがデピルの部屋で何者かに殴打されたり、オスの過去の事件が警察内部に知れ渡ったりと、物語が動きまくっていて、ますますどう進んでいくのか分からなくなっております

魔王：僕の名前はスンハです

《今日の一言》
　　더 이상의 희생을 막을 책임이 나한테도 있으니까요.
　　（これ以上の犠牲を防ぐ責任が私にもあるからです）

交通事故に遭って、意識不明の重体になるジュンピョ。
ジュンピョのカバンから、自分と同じタロットカードを見つけるオス。
その時に鳴ったジュンピョの携帯を受けたオスは、相手がソクチンであることに驚き、ソクチンの話から父親が事故に絡んでいるのではないかと不安になる。
一方、ジュンピョと事故を起こした運転手の通話記録を調べていたオスは、運転手の通話記録に不審な点を見つける。
その頃、スンハの姉スンヒの元へ、ジュンピョが送ったUSBチップが届いていた。

一見、追いかけられていたジュンピョがいきなり道路に飛び出しただけに見えた自動車事故。
だけど、実は運転手がジュンピョを知っていたらしく、こんなところまで、復讐の計画に抜かりなし。
でも、事件を調べようとするクァンドゥの言葉、裁判所での被害者の息子の言葉、ヘインの存在…
それらに揺れるスンハの表情で、ここまできてスンハの気持ちがとても揺れているのを感じます。
そして、ヘイン母に渡したオルゴールは、もしかして、母の形見のオルゴールなんでしょうか？
それをヘインに（ヘイン母に？）渡したということがどういう意味になるのか、ちょっと不安です
スンヒもスンハとテソンの真実を知ってしまったし…

魔王：機会を与えたのに誤った選択をした

《今日の一言》
　　이제 그만...어두운 터널 속에서 나오세요.
　　（もうそろそろ…暗いトンネルの中から出てきてください）

スンホを訪ねたジュンピョは、スンホがテソンであると確信を持って話をするが、スンホは余裕のある表情でジュンピョの話を否定する。
１２年前の事件の話を聞きに元担任を訪ねるジュンピョだが、逆に何も調べずに記事を書いたことも非難され、さらには、編集部にはオス父の圧力がかかるようになる。
事件の操縦者を教える代わりに、オス父との取引の場にオスも同席させようと考えるジュンピョ。
オスとの待ち合わせに向かう途中で事故に遭ったジュンピョのそばには、スンホがいた。

どうしてあの事故現場にスンホとヨンチョルがいるんだ…
一体、スンホがどのような手段を使って、皆の行動を把握しているのか、本当に不思議です^^;
オス父がキャバレーの社長と密会している写真まで撮っているし。
全てのことをスンホとヨンチョルの二人でやっているのか？
そして、スンホに送られてきたタロットカードはジュンピョが送ったものだったのか^^;
そんなことをしなければ、スンホの過去を暴かずに１２年前の事件についてだけ真相を記事に知れば、ジュンピョは死なずにすんだということでしょうか。
日本のサスペンスドラマ（２時間もの）でも、脅迫したり強請ったりしたら、必ずそうなる、という王道からいったら、スンギのほうが早いのではないかと思っていたのですが…

それにしても、スンハは１２年前にヘインと出会っていたんですね。
この時には既に、ヘインがテフンの最期を感じて警察に連絡をした少女だと知っていたんでしょうか？
「僕も、ありがとう」と言っていましたが…

訂正：‘터넬→터널’へ訂正しました。rubyさん、고마워요^^