ジャングル・フィッシュ２：ジャングルはくもり、そして晴れ

<ジャングル・フィッシュ２>
《今日の一言》
　　어른들이 만들어놓은 정글 속에서 우린 또다시 우리만의 정글을 만들어가고 있다.
　　우리끼리 서열을 정하고 희생양을 걸고 서로 물어뜯고 싸우는 잔인한 정글.
　　（大人たちが作っておいたジャングルの中で、私たちは再び私たちだけのジャングルを作っていた。
　　　私たち同士で序列を決めて、犠牲羊を賭けて互いに噛みついて争う残忍なジャングル。）

倒れたユルは、病院に入院するようになる。
ホスは、ユルがヒョアンを苦しませてきた加害者の中の一人という事実に衝撃受けるが、ユルを訪ねて真心に充ちた話を伝える。

ユルは、どうしても開けなかったヒョアンの日記帳をついに開く。
その中に書かれた、もう一つの真実とは?

ヒョアンが身を投げた建物の屋上に上がるユル。
ホスと友人らはユルを守って、すべての真実に向き合うことができるだろうか。

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終わってしまいました…

親友ユルを守るために真実から目をそむけるか悩むヒョアンの気持ち。
秘密を守るために、嫌でも親友ヒョアンを裏切らなければならなかったユルの気持ち。
保身のための嘘のせいで、特別クラスの皆に責められどんどん孤立していったヒョアンの姿に泣き、ヒョアンに冷たい言葉をかけたと後悔をするチョン先生やホスやユルの姿に泣き…
まさに、ボロ泣きの最終話

だからこそ、サブタイトルのように、ホス、バウ、ライ、コンジ、そしてユルまでもが笑顔を見せるラストが本当に嬉しかったです＾＾

全８話という短い作品だったけど、映像もストーリーもすごく丁寧に作ってあって（短いからか？）、もちろん１０代の話特有の空気感もあったのだろうけど、またこんな良質なドラマがみたいなぁって実感できる作品でした

が、全員一緒の写真がないのが、ちょっと寂しい＾＾；

《今日の一言②》
　　기다릴게. 니가 말하기 전에는 아무것도 밑지 않고 아무것도 의심하지 않을게.
　　（待つよ。君が話すまでは、何も信じないし何も疑わない）

ジャングル・フィッシュ２：秘密と嘘

<ジャングル・フィッシュ２>
《今日の一言》
　　난 열지 말았어야할 판도라의 상자를 열었는지도 모른다.보지 말았어야할 진실을 봤는지도 모른다.
　（僕は、開くべきではないパンドラの箱を開いたのかもしれない。見るべきではない真実を見たのかもしれない）

USBの中に入っていたカファ高の不正内訳。
その関連者の中にユルが含まれているという事実に、ホスは真実を明らかにするべきか悩む。

危機に直面したカファ高は、急いでみにくい真実を隠すための恐ろしい動きを見せて、ホスは確実な証人になってくれるwho探しに突入する。

ついに、コンジの罠にひっかかったwhoが、姿を表わす！

一方その頃、ホスに動画ファイルが転送される。
ヒョアンを死へ追いやった最後の真実…

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USBの中の秘密。
それは、カファ高の裏口入学の証拠。
そして、その中にユルがいるという事実。

裏口入学を受け入れている学校の体質を変えようなんて、一高校生のヒョアンにとってはあまりに重い荷物。
どんなに正義感に燃えても、信じていたチョン先生も臨時教師から正規教師という餌に釣られて寝返ってしまうし。
ヒョアンとしたら、本当に社会的配慮対象者枠（低所得者とかを対象にした枠らしい）で入学をしたチェウンが転校させられなければ、一人で背負うこともなかっただろうに…
（でも、これってホスもカファ高にいたはずなんだけど、特別クラスでなければ全然分からないことだったのかな？）

そして、やっぱり“who”だったユル。
裏口入学したユルが、そのことを親友に知られ、仲良くすることができなくなり、そして死んでしまうというのは、ユルにとっても大きな苦しみなのでは？
“who”として、事件が明るみになるようにホスにメッセージを送ったユルの気持ち、分かるような気がします

それにしても、警察が出て来ても、新聞の記事になっても、肝心なことは金の力でもみ消せるものなんだなぁ…

ジャングル・フィッシュ２：交錯した心

<ジャングル・フィッシュ２>
《今日の一言》
　　그런데 그 누구에게도 관심이 없던 이 핏빛만두님에게 어느날 이상한 감정이 찾아왔다.
　　（ところが、その誰にも関心がなかったこの血の色饅頭様に、ある日、おかしな感情がやってきた。）

USBを手に入れたが暗証番号があって、簡単に開くことができないホス。

バウは、ユルがUSBが開かれるのを恐れていることを知って、彼女のためにUSBを盗む。
USBを失って気をおとしているホスに、whoは暗号を伝え、暗号が示すそこでホスはヒョアンの死と関連した重要な証拠を発見する。

一方、インターネットホラー小説家のコンジにファンタジーのような初恋が訪ねてくる。

コンジの猟奇的な愛の告白を受けることになる、その幸運な男は誰…？

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バウの友人、ウォンタクに恋をしたコンジ。
（よりにもよって、ウォンタク＾＾；）
ずっとウォンタクの後ろをコッソリとついて歩いたり、意味不明なメールを送ったり、軽くストーカーになっていますけど＾＾；

片思いでも良いと言っていたコンジの初恋は、ウォンタクのキツイ一言で終わってしまうけど、それでも、今まで自分と一緒にいてくれる友人とホラーの世界にしか興味のなかったコンジが、失恋に泣いて、その気持ちを小説の中で整理して、そして、今までの世界から１歩踏み出したようなその姿に
１０代ならではの、切ないけど爽やかな感じがしました＾＾
思わず「きっと、一緒にホラー映画を見てくれる男の子と出会えるよ」って言ってあげたくなるような…

そして、激しくなったUSB争奪戦！
私はてっきり、ヒョアンの秘密が入っているのかと思っていたんだけど、ユルに関することが収められているんですね。
それにしても、コンジがユルのブーツのペンキに気づいたように、ユルが“WHO”だっていうことなのかしら？
もしそうなら、ユルはああいう形でしか心配している気持ちや愛情を表に出せないということだし、相当に切ないんだよなぁ…

《今日の一言②》
　　사람의 마음이 서로 마주보면 좋을텐데...우리 왜 이렇게 엇갈리는걸까?
　　（人の心が互いに向き合えば良いのに…どうしてこんなに行き違うんだろう？）

ジャングル・フィッシュ２：７週そして２日そして…

<ジャングル・フィッシュ２>
《今日の一言》
　　이별은 이미 예정 되었지만 내 몸속에 삼장이 하나 더 생긴다는 건 상상도 못했다.
　　（別れはすでに予定されていたけど、私の体の中に心臓がもう一つ出来るということは、想像も出来なかった。）

<ソユルを信じるな!>というWHOのメッセージのせいでホスは混乱に陥る。
ヒョアンにとって重要な文書が入った‘USB’が残っていたという事実が明らかになりながら、ユルとユミ、ウンジャはどういう理由かUSB探しに血眼になる。

一方、学校に妊娠の事実を見つけられたライは、退学を勧告する学校側に、子供も産んで学校にも通うと爆弾宣言をするけれど…

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妊娠をしたライ。
高校生が妊娠をしたという事実に、学校側が戸惑うのは当たり前だとしても、無理やり、減点をつけて学校生活の継続は無理だというのは、余りにもひどい
保健の先生から「走るな」といわれても、体育の授業にもきちんと参加するライが痛々しい

それでも、心強く味方でいてくれる友人たちがいて、最初は怒りながらも娘を信じて、娘が学校に戻れるように戦う決心をしてくれた母親がいるというストーリーに、たくさん泣いて何か温かな気持ちにもなりました。
ライは、心臓の音を聞いて生む決心をしたと言ったけど、あの時、コンジが一緒にいてくれて、そしてコンジが同じように心臓の音に感動をしてくれていたから、ライが決心できた感じでしたね＾＾

それにしても、本当に、いつの間にホスってば人権侵害について調べたりしたんだろ。
っていうか、オイオイ、カッコよすぎるじゃん＾＾；

さて、それにも増してさらに謎が深まったヒョアンの死。
USBって何さ！　「開かずに処分して」ってどういうことなのさ～～

ジャングル・フィッシュ２：異邦人A

<ジャングル・フィッシュ２>
《今日の一言》
　　사람은 섬이다. 그 섬들은 바다 밑에선 서로 연결되어 있다. 그 연결은 친구들과도 이어진다.
　　（人は島だ。その島々は海の下で連結されている。その連結は友人たちともつながる）

‘チョン先生がヒョアンを困らせてきた’というチェウンのまた他の主張が登場して、ホスはもう皆が疑わしいだけだ。
弱り目にたたり目で、誰かによってヒョアンの元ボーイフレンドであったホスの身上がインターネットに公開されると、ホスを陥れる様々なデマが広がって行く。

一方、ヒョアンの母親からヒョアンの遺品箱を渡されたホスは、その中にヒョアンが残した最後のメッセージを発見するが…

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ヒョアンが自殺をして、理由を知っていると思われたチョン先生からは‘ストーキング’をしたヒョアンの姿を聞かされ、そして、ヒョアンのボーイフレンドだったホスの諸々がインターネットに書かれてもクールな姿を維持して、何でもないようなフリをしていたホス。
友人たちが自分をとても心配していることも知り、そして、ヒョアンの自殺は自分のせいではないかと思っていたと正直に言えたことで、少しずつホスが変わり、そしてヒョアンの自殺の原因にも向き合おうとするようで楽しみです＾＾

そして、ヒョアンが自分をストーキングしていたと言っていたはずのチョン先生がユルに言った「そんなはずがないことは、お前が良く知っているだろう」の一言。
そして、教頭先生に言った「ヒョアンのファイルがまだ残っています」の一言。
一体、何なんだ～～～～
ヒョアンがユルに残した日記に、全てが書かれているよう気がするのに…

それにしても、やっぱり恋人代行は続けられなかったバウ、つわりに苦しむライをトイレの外でじっと見守るコンジュ、単なるパシリだとしても「ベテラン、ベテラン」と声をかけてもらえることが嬉しいと言うベテラン…やっぱり、琴線だらけです

《今日の一言②》
　　빵이 그렇잖아. 그냥 보면 다 똑같은 빵같아도 잘라보면 속에 있는 건 다 다르잖아.
　　（パンがそうじゃないか。ただ見れば、全部同じパンみたいでも、ちぎってみれば中にあるのは全て違うじゃない）

ジャングル・フィッシュ２：シンデレラマン

<ジャングル・フィッシュ２>
《今日の一言》
　　교복을 입고 안 잆고, 학생증이 있고 없고, 그 차이가 얼마나 큰지 니들은 모를거야.
　　（制服を着る着ない、学生証の有る無し、この差がどれほど大きいか君たちは知らないんだ）

ヒョアンの死に、誰かが関係しているということを暗示するwhoのメッセージ。
ホスはチョン先生を訪ね、最後の日に二人にどんなことがあったのか尋ねるのが、意外にもチョン先生は、ヒョアンが自分を「ストーキングした」と証拠を見せる。

一方、保護観察中であるパウは、家内外で居場所を失くし独立を準備することになって、大金のために飛び込んだバイトで危険な提案を受けることになるけれど...

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一人、退学をしてアルバイトで生計を立てているパウ。
母親は亡くなり父親は再婚をし、家はあるけど継母から疎まれて居場所がなく、家には保護観察中の確認の電話を受けに戻るくらい。
いつもはグループの中で明るいパウだけど、学校を中退した理由もケンカを一方的に悪者にされてだし、お金を得て買ったケーキを持ってユルに会いに行っても邪険にされるし、母親の際祀もしてもらえないし、おまけにやっと貯めたお金で借りた部屋も詐欺に遭っちゃうし…
ちょっと心を許した女性に「自分の息子を絶対に信じる父親になりたい」という姿、その女性に失望した後に母親の写真に「どうやって暮らせばいいの？」とつぶやく姿にウルウル

学歴社会の韓国で、高校中退のパウがお金を稼ぐのは大変で、友達に紹介してもらった仕事は‘恋人代行’。
女性と映画を見に行ったり、お茶をしながら話をしたり、ボーイフレンドの代わりをしてお金をもらう仕事。韓国も、あるんだねぇ…こんな収入の得方が。

さて、ライの妊娠、ユルが見つけたヒョヨンの日記、そしてハン・ジェウンなる女子学生が言った「チョン先生がヒョヨンを殺した」の一言。
う～～～～ん、何がどうなっていてどうなるんだろ

ジャングル・フィッシュ２：青い薬

<ジャングル・フィッシュ２>
《今日の一言》
　　반복되고 또 반복되는 일상. 하지만 나 알고 있다. 여기서 벗어날 수 없는 걸.
　　（繰り返されてまた繰り返される日常。だけど私は知っている。ここから逃れられないことを）


生死の別れ目に置かれたヒョアン。
皆が混乱する中で、ヒョアンに関する途方もないスキャンダル写真一枚がインターネットにアップされて、カファ高はもう一度騒がしくなる。

一方、ユルはヒョアンと比較し続ける特別クラスの英語担当チョン先生に大胆な行為を行って、学校が大騒ぎになるが…

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なんとも痛い…
今回は、風林高ではなく、ユルがメインでカファ高が舞台になっているから余計に痛いのかも

ヒョアンがビルから落ちて大けがをしていると聞いても、クラスメートたちは成績のことばかり。
ヒョアンの代わりに特別クラスに入ってきた子に、「おめでとう」と言うクラスメート。
そんな生徒たちをおかしいと感じるのは、ヒョアンと何かしら関係がありそうなチョン先生一人。

そして、ヒョアンの代わりに一位になったユルは、先生や父親、そして後を猛烈な勢いで追い上げてくるクラスメートのプレッシャーに、しきりに薬を口にし、吐いても倒れても休むことが出来ない。
仲が良かったはずの友人が重体でいる状態にも涙も流せず、浮気をしている厳格な父親には車を傷つけることでしか抵抗できず、そして、ホスが自分を呼びだしたのはヒョアンのことだと分かっていてもリップを塗らずにはいられない…

何がどうと、上手くまとめられないんだけど、何とも痛い…

《今日の一言》
　　솔직히 지금 니 성적으론 우리 학교 1등이라기엔 부족해. 전국 석차로 좀 더 올리자.　　
　　（正直、今のあなたの成績では、うちの学校の１位というには不足だ。全国席次でもう少し上げよう）

ジャングル・フィッシュ２：ジャングルの法則

<ジャングル・フィッシュ２>
《今日の一言》
　　회오리바람에 휩쓸려서 어느 날 정글에 떨어진 물거기,정글피쉬. 꼭 우리들 같지 않아?
　　（竜巻に襲われてある日ジャングルに落ちた魚、ジャングルフィッシュ。まるで私たちみたいじゃない？）


自由を勝ち取って、名門高を捨ててどん詰まりの風林高に転校してきたミン・ホス。
転校初日から、想像を超越する事件に正面対決しながら退学の危機に置かれることになる。

一方、whoという正体が分からない人物から飛び込んだ疑問のメッセージ。
彼は誰かの死を予告して、急ぎなさいと警告するけれど…

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新ドラマ、『ジャングル・フィッシュ２』を見てみました～＾＾

当初、9月末にスタートすると言われていたこのドラマ。
何度もスタート開始が変更になり、そしてやっと今月スタート。
待ち遠しかったぁ…っていうか、待っていた甲斐があったぁ

2008年にパイロット版で放送されたジャングルフィッシュ。
その時も、映像の美しさ、１０代のストーリーの切なさに続編を希望していました。

まるで映画のような映像の美しさは今回も健在。そして、それをより引き立てる音楽に、ただ、主人公のホスが自転車を漕いでいるだけのシーンなのに、なぜか涙が

中学生時代の仲良し６人が進んだ、成績第一の名門カファ校と体罰が行われている風林高という対照的な二つの学校。
ヒョアンが死を選んだ理由。
そして、これからどんどん明るみになっていくであろう、６人それぞれの悩みや寂しさや戦いが、最後までずっとこの世界観で見れたら良いなって思っています。