ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

しわいやもどき

2011年02月04日 | 木馬の事

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                      蕗のとう                         

 春よ!春よ!と誰かれとなく、声かけたくなるような感じ。
お菓子の陳列棚にイチゴのケーキや桜もちが目立つようになった。
毛染めもした、美容院にも行ってカットもした、分厚いタイツも脱いだ。
イリコさんが気を利かして、お雛様の壁飾りを掛けてくれた。
ブログのテンプレートも心機一転、春らしく変えようとして見たけど、気にいったのがない。
けど、変えてみた。

はめごろしの窓からふりそそぐ陽射しも 昨日のものとは違う。
今年の冬は寒かった。
それだから余計に春がありがたい感じがするのかもしれない。

 さて。
突然ですが、あなたの人生最後に食べたいものは何ですか?
生きている限りいつ何が起こるかわからない、ただ一つすべての人に確実なのは、いずれこの世と別れなければならないというここと。もし選べるとしたら人生最後になにを食べたいですか?

先日朝日新聞にこのような記事があり、暇な木馬で話題になった。
Mさんは島根和牛の分厚いステーキ、Fさんは大トロ、Iさんは握り寿司、お皿からはみ出るような脂ののったノドグロの煮つけは誰だっけ、Eさんは鯨のベーコン、人それぞれ、様々でした。

因みに新聞ではにぎり寿司が一番、二番はご飯、三番は刺身、四番はカレーライス、五番はケーキという具合。
「おふくろの味」か「ご馳走」かで食べたいものも別れると書いてあった。

戦後の食糧難のころと違い、食べたいと思えばすぐに何でも手に入る今日この頃、取り立ててあれ食べたいなんて思わないけど、私は新ショウガの糠漬けに硬めに炊いたご飯、デザートに葛切り、これがあればいいなぁ。
イリコさんは、私が作ったなめこの味噌汁に これまた私の作ったしめ鯖、デザートは求肥だそうです。
嬉しいこと言ってくれるけど、同じ釜の飯を何年も一緒に食べて、すっかり私の味にならされてしまったのでしょう。
そういえば食べ物のない時代を過ごした父方の祖母が いつも「あったかい銀シャリとおこうこうがあればもうなにもいらない。」といっていたのを思い出した。

聞いてもないのに、「俺はね、」トンボが口をはさむ。
「俺は甘さ控えめじゃなくてたっぷり甘いおはぎだな。」
「え?トンボはコンビニのポプラの海苔弁じゃないの?奥さんがいない時のお昼はいつも海苔弁食べてるらしいじゃん。」
「海苔弁 最近は買わん。」
「もう飽きたん?」
「違うよ、上に乗ってる磯べ揚げのチクワが 半分になって、値段が据え置きならまだ許せるが、値段が上がった。350円が398円になったんよ、同じなら400円にせい、デフレを逆行しているじゃないか、と店長に大文句言ってやった。元々チクワが縦半分に切ってあって切り口のほうがご飯部分に被さるように乗せてあるのも気入らんかった、半分なら半分でいいから堂々と勝負せい。丸々完成品と勘違いする、箸で持ち上げて初めてお!軽い、半分だ!と気づく、そんなやり方も気に入らんかった。」
「類なき吝嗇家だね。」
「俺は梅干し一個で何日もご飯食べる しわいやかね、あんたに言われとうない、訳あり商品の品定めばかりしているあんたに。」

これってメクソハナクソっていうんでしょうか?
私のは生活の知恵、トンボのは単なるいちゃもんつけのケチ、質が違うと思うのですが・・・

晴れ 12℃