「誇」-URAWA REDS-
共に…
 



山間の小さな駅、大歩危。
祖谷渓へ向かう小さな乗り合いバスは、
右へ左へ峠道を縫うように走る。

“あ、あれだよあれ”
数珠繋ぎになり、縄にしがみつく人たち。
“大袈裟じゃない??”

団体客に混じり、僕らも渡ってみたんだ。
初めの1歩、2歩…。
“別に掴まらなくても平気だよ”
5歩、6歩…。
滑る足元、揺れる手摺り。
“こ、こわい、かも”

ゆっくり記念撮影、なんて余裕はなかったよ。
“真下見ると、結構ビビるよね”

小さなスリルを堪能し対岸へ。
ボンネットバスが唸りを上げ通り過ぎる。
「びわの滝」まで行ってみようよ。

帰りのバスまで30分。
“今度はもっとゆっくり来ようね”


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