「誇」-URAWA REDS-
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腐らないこと。
思うようにならなくても、その時を待ち続けて準備すること。
最後まで諦めないこと。

負けている時はいつもね、
「5分あれば3点取れる」って思ってるんだ。
まあ、5分で3点取られた経験があるからなんだけど。
それでも現実にそんなことが起こることは滅多にないよね。
声を出し続けていても、無理して跳ね続けていても
「もう駄目かも知れない」って思っちゃうんだよね。

柏戦もそう、讃岐戦もそう。
「諦めない気持ち」を選手から貰った。
1点返そうぜって思いを、札幌戦では感じたよ。
ちょっとね、大差で敗戦した試合で、
走ることを止めた選手がいたのはがっかりだったけれど。

首位との勝ち点差は6。
残り試合も6。
試合数と同数以上の勝ち点が開くと、
追い付くことは難しいと言われている。
4位、清水との勝ち点差は4。
上を目指すことも大事だけど、
ACL圏内を維持することも大切なこと。

プレッシャーを与えず、感じさせずプレーさせてやりたい。
そんなこと思ってないよ。
ウチには勝利への執念や
厳しい戦いを潜り抜ける経験が不足しているんじゃないかな。
だからね、思い切りプレッシャーを感じて戦って欲しい。
仙台で試合を行うのはあの時以来。
気持ちの整理がつかぬまま臨んだ敵地。
押されてしまった、飲まれてしまった。
Jリーグのある生活に戻れただけで満足してしまった。

あの時とは違う。
あの時とは違うんだ。

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