集中対策期間である2月15日までは、不要不急の外出を控えなければならない。
晩酌用ウイスキーは、いつもブラックや角だが、しばらく花園町にも飲みに行けないので、奮発してスーパー(ニッカ)を購入した。
これは償いでもある。
角を購入するときには、いつも少々心が痛むのだが、先週リザーブを購入したときにも、やはり、心がチクチクと痛んだ。
小樽という余市の隣まちに住んでいながら、ニッカのウイスキーを購入せずに、サントリーのを購入するのは、地元愛が無さすぎると思ってしまうから。
ビールでも、サッポロビール以外を購入するときには、同じような気持ちになるが、キリンもアサヒも北海道に工場があるのだし、それほどの引け目は感じない。
しかし、ウイスキーは違う。
国産ウイスキーといえば、ほぼ二者択一だし、サントリーとニッカのシェアの差から考えても、判官びいきの感情を持って、当然にニッカを応援してしかるべきだろう。
この小樽でサントリーウイスキーを買うのを誰かに見られたら、あいつは地元愛が欠如している奴だ、との謗りは免れない。 ←勝手な思い込み
サントリーウイスキーを買うときは、コソコソと周りを見渡し、見つからないようにそそくさと買い物かごに入れながら、
「ニッカさん、ごめんなさい」
と、心の中で呟いてしまうのが、この小樽の小市民なのである。
今回、スーパーを購入することで、先週リザーブに手を出したことへの償いが果たせた気がした。
リザーブとスーパーとを飲み比べてみる。
トクトクトク。
グラスに注いだときの音は、どちらも互角だ。
この音を聞くと、これから封を切って飲むぞ、というワクワク感が増幅される気がする。
味はというと、どちらも美味しいのだが、スーパーのほうがよりスモーキーで自分好みだ。
飲み慣れているせいもあるだろう。
うーん、鼻に抜ける香りがたまらない。
水割りでチビチビと。
やっているつもりが、
ついつい、はかがいっちゃうんだよ(´・ω・`) ←方言