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賢者たちの生き方を楽しく読みながら、10代の生活で具体的に役立つ、タフなメンタルのつくり方を学ぶ。
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昨年7月に予約してた本が、やっと自分に回ってきました。
土日を使って一気読み。
村上春樹ワールドが全開で、読み応えがありました。
意識とは、脳の物理的な状態を、脳自体が自覚していることである、なるほど。
まだ20人近く待っているようなので、すぐに返却します。
・キャンセル不可とのご連絡に大変困惑しております。
→「キャンセル不可とは聞いていません」を高圧的にならずに伝える場合。
・突然の企画変更に当惑しております。
→迷惑をこうむって困っている状況を伝える場合。
・○月○日まででしたらお引き受けできるのですが〜
→納期の交渉をする場合。
・代わりに○○○ではいかがでしょうか。→代替案で可能性を試す。
・差し支えなければ、可能な範囲でフィードバックをいただければ幸いです。
→「どこが悪かったんですか?」と責めることなく、次につながる点を聞く。
・弊社にお役に立てることがございましたら、お気軽にご相談ください。
→協力する姿勢を見せて要望を聞く。
■感謝は具体的に
・○○さんからのアドバイスのおかげで、企画書を完成させることができました。
・相談に乗っていただき迷いが吹っ切れて、出版するという夢の一歩を踏み出せました。
・教わったプレゼンのコツを実践したところ、受注することができました。
図書館から借りた本。
昨年7月に54人待ちで予約した本が、10ヶ月経って、やっと自分に番が回ってきた。
図書館からの予約入荷のメールを受け、日曜日の昼、ラグビーの練習後、からまつグランドから自転車を飛ばして借りてきた。
自分の後ろには、まだ22人も待っているという。
それなら早く読まないと、とさっそく夜ベッドに入って読み始めると止まらない。
気がつけば、あっという間に夜中1時すぎになっていた。
眠らないと、と無理やり読むのを止めて、翌日、仕事から帰ってきて再び読み始めると、そこから一気に読了。
最近読んだ小説の中では抜群に良かった。
主人公の二人、暁海と病に侵された櫂とが地元の花火大会を一緒に見る感動のエンディングは、描写が切なく美しすぎて泣ける。
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反射的に見上げた対岸の夜空に光が瞬いた。
思わず櫂の手を強くにぎりしめた。
応えるように、ほんの少し櫂がにぎり返してくる。
揺れながら地上から放たれて、ふいに姿を消したあと、遥か上空で花開く。
次々と打ち上がり、途切れ目なく重なり合う光と光。瞬きをするほんのわずかな間、とてつもない熱量で闇をなぎ払い、力尽き、尾を引いて海へとおちていく幾千の星たち。
綺麗だね。
櫂の手をにぎりしめる。
櫂はもうにぎり返してこない。
煌めきながら散っていく、あの星たちの中にいるのだろう。
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タイトルはここからか。
自分の人生を生きる大切さ、本当の幸せとはなにか、人が生きる意味とはなにか。
根源的な問いを読み手に投げかけてくる作品だ。
繊細な心理描写が巧みで、登場人物の心の機微、わずかな表情の変化さえも、まるでその場にいるかのように読者に安々と想像させてしまう。
劇的なストーリー展開は、作者の高い洞察力とその確かな筆力によって支えられている。
本屋大賞受賞も納得の一冊。
流浪の月も読んでみたい。
間違いなくオススメの一冊。
日曜日に借りて火曜日の朝には返す。
ときどき返却を忘れて延滞してしまうことがないわけではないぞんざいな自分ではあるが、人気本だけは最短で返却するよう心掛けているのは、図書館ヘビーユーザーとしての、せめてもの償いであり、ささやかな矜持なのである。
先日行った歌志内出身の作家高橋揆一郎の作品を借りてきた。
北海道新聞文学賞受賞作「観音力疾走」と芥川賞受賞作「伸予」。
読み始めから一気に読み終えてしまえるのは、面白い小説の持つ習い。
2冊とも閉架となっていた図書だが、ネット予約しておいたところ、受付カウンターに用意してくれていた。
スマホさえあれば、予約から受取りまでとても簡単。
WEB図書館サービスは、利用者にとって便利でありがたい仕組みだ。
たくさんのへえーがあった。
以下、なるほどと思った箇所を自分用メモとして。
「世の中には特権を持たずに生まれてくる人がたくさんいます。良いことをしても誰からも褒められず、むしろ、生まれてきたことを否定されながら大人になる人々がいるのです。そうした人たちは、報酬系と呼ばれる脳の神経ネットワークが正常に育っていない場合がほとんどです。たとえ良いおこないをしても、あなたのように正常にドーパミンが出ないので、幸福な気持ちになること自体が少ないのです。あなたとは見えてる景色、思考の前提があまりにも違いすぎる。幸福な未来を想像しようにも、そもそも幸福がどのような状態なのかがわからない。守るべき幸福がなければ、罪を犯すハードルは恐ろしいほど低くなる。他人の幸せを想像する力がなく、幸せを奪うことに対して罪の意識自体が生じにくい。つまり彼らは、犯罪者、加害者である以前に、元被害者であるケースが圧倒的に多いのです。本人が被害者であることを周りにうまく説明できなかったために、誰からのケアもサポートも受けられなかった、かわいそうな元被害者なのです。そんな彼らとあなたが、同じ世界の、同じ法律、ルールの下で、同じ人間として生きていかなければならないというのは、あまりにもアンフェアで、残酷な仕打ちではないでしょうか?」
なるほど、さみしさとは、集団生活が必要な人間が進化の過程で身につけた本能だったのか。
そう考えると少しは気が楽になるな。
へえーがたくさんありました。
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集団をつくり、社会生活を営むわたしたち人類のなかで、さみしい・孤独だと一度たりとも感じたことがない人は、おそらくいないのではないでしょうか。
集団をつくる生物は、孤立すればより危険が増すため、さみしさを感じる機能をデフォルトで備えているはずだからです。
さみしさは人類が生き延びるための本能であり、心の弱さではありません。
本書では、脳科学的、生物学的な視点から、なぜ、さみしいという感情が生じるのかという問いに焦点をあてていきます。
また、なぜ、さみしいという感情をネガティブなものと捉えてしまうのか、その科学的要因、社会的要因からも考察していきます。
すべての感情には、意味があるはずです。
であれば、さみしいという感情が生じたときにも、無理に抑え付けたり、なかったことにしたりするのではなく、「そこにはどんな意味があるのか」を考え、理解していくほうが、この感情をスムーズに扱えるのではないでしょうか。
さみしさの扱い方に慣れ、その生じる仕組みを理解することで、さみしさを必要以上におそれることなく、振り回されることもなく、上手に付き合いながら、長い人生をより豊かに、穏やかな気持ちで過ごしていくことができるようになるはずです。