小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて18年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

2023-11-29 12:36:52 | 小樽
気がつけば11月下旬。
これからの半年は、雪と戯れる日々をおくるようになる。
白い雪に覆われ、寒さに閉じ込められる。
 
朝の通勤では自転車は使えない。
帽子、手袋、冬支度をして徒歩となる。
歩くと途中色々な発見があったりして、それはそれで楽しい。
 


倉庫の石壁に影が映っていた。
近くにあるものははっきりと、遠くにあるものはぼんやりと。
前からそうだったろうか。
たぶん前からそうなのだろう。
 
 

ちいばあちゃんの編み物

2023-11-28 07:03:05 | 雑感
ちいばあちゃんの編み物。
 
















 




















ほしいと言う人がいるので、作ってあげるという。
200円とか300円は安すぎると思うのだけど。
 
今秋は、サンモールのフリマに初出店し楽しんだそう。
 
 
インスタも始めたそう。
70歳を越えてすごい!
 
 



 




経験を積んだとプラス思考で捉える

2023-11-23 07:39:43 | 雑感
思わぬ事態が起きるのは、旅行の醍醐味である。
事前に予約していたはずのホテルがなぜか予約されていなかったこと、地下鉄が日曜日だったせいで動いておらず駅で待ちぼうけをくらったこと、スマホのWIFIがうまく繋がらなかったことなど、想定外だったことはいくつかあったが、中でも一番大きなトラブルは、飛行機に乗せてもらえなかったことだ。
帰路は、DBX→DEL→HAN→NRT→CTSとLCCを乗り継ぐ計画であった。
帰りの朝、事前に予約しておいた航空券を発券してもらおうと空港のチェックインカウンターに行ったところ、インドへの入国ビザがないとチケットは発券できないという。
インドでは24時間以内のトランスファーであれば例外的に入国ビザが不要であると事前に調べておいたので、その旨を拙い英語で説明するのだが一向に聞き入れてくれない。
乗り継ぎが別の航空会社になる場合には、一旦入国することが必須であるとの一点張りだ。
よく調べてほしいと伝えると、分かったからそこの椅子に座って待てと言われ待っていたのだが、30分待っても呼ばれる気配がない。
そのうちにカウンターに行列ができ始めた。
カウンター業務が忙しくなってくれば状況は好転するはずがないと、意を決して再度カウンターに詰め寄ると、ついにマネージャーが出てきた。
そのマネージャー曰く、インドでの乗り継ぎは、外国人は全て入国ビザが必要で、同じ航空会社の乗り継ぎであれば例外を適用できるが、航空会社が別の場合、その例外は適用されないという。
一旦それは分かったから、それではデリーに着いた際に空港で入国ビザを取得するので、発券だけはしてほしいと伝えるが、私たちインディゴでは、それはできないルールとの一点張り。
では私はどうやって日本に帰ればいいのだと食い下がるが、あなたは新たに航空券を購入するしかない。チケッティングカウンターはあっちだと、それ以上取り合ってくれなくなってしまった。
結局1時間近く粘ったのだが、周りにいた係員たちが投げる自分への哀れむ視線が痛すぎて、ついにギブアップ。
途方にくれて目の前が真っ暗になってしまい、へなへなとベンチに座り込んでしまった。
しっかりと調べていなかった自分をしばらく責めたが、もう過ぎてしまったこと、覆水盆に返らずだ。
よしと気持ちを入れ替えて、ネットの航空券購入サイトで一番早い安価なチケットを探す。
これだというキャセイパシフィック便を見つけてポチろうとするのだが、今度はクレジットカード決済ができない。
へ?
このアラブ首長国連邦では、LINE通話ができないなどインターネット環境の規制があるためだろうか。
念のためにと持っていったクレジットカード3枚ともがすべて使えない。
あっちゃー、まじかー。
パニックになりかけたが、ここでくじけてはならん。
最終手段だが、現地決済ならばできるだろうと、チケッティングカウンターに航空券を買いに行く。
成田まではエアインディア便で約14万円。ネット予約より4万円も高い。
14万円って、当初購入していた往復航空券代とホテル代の合計よりも高いぞと思いながらも背に腹は代えられぬ。
その便でOKと祈る気持ちでカードを差し出した。
無事決済できたときの嬉しさったらよ。
思わず、よっしゃー!と心の中で叫んだ。
ベンチにへたり込んだとき、自分が小学生だったころ、夜中にグランパから電話がかかってきたことを思い出した。
それはマドリッド滞在中、パスポート一式を盗まれてしまったとの電話だったが、子供ながらに途方に暮れているだろうグランパを案じたものだ。
40年以上前に地球の裏側でグランパが味わっていたであろう気持ちを、今自分が味わっているのかと思うと、親子なのだなあと苦笑いのような不思議な気持ちが込み上げてきた。
思わぬトラブルではあったが、大きな経験を積むことができた、旅の良い思い出ができた、忘れかけていたグランパの思い出を呼び起こすことができた、とプラス思考で捉えることにしよう。
そして、当初の予定になかった経験もできた。
インドの空港ラウンジで美味しいインド料理を堪能することができた。
このお兄さんがつくるお好み焼きか春巻みたいなのが熱々で抜群に美味しかった。



バイキング形式の料理のどれもが美味しかったし、注文をとってから淹れてくれたカプチーノも味わい深かった。
さらに、成田で時間ができたせいで、前から気になっていたカプセルホテルにも寄ることができた。



一休みと横になったら一瞬で3時間が経過していた。
ぐっすりと仮眠をとることができた。
シャンプー、タオル、寝具など上質のものだったし、機会があればまた利用したいと思った。


第3ターミナルのフードコートでは、お好み焼きも無料で食べることができた。
プライオリティパスはマジ最高。
そして、無事に小樽に帰ってくることができました。
よい経験をさせてもらえた周りみんなに感謝です。




桁違いの街

2023-11-19 20:29:23 | 雑感
LCCを乗り継ぎ、30時間以上かかって、やっとこさっとこたどり着いた。
 


















 
思ったとおり、全てが桁違いの街だな。
 
 
ーーー
建物を見上げながら写真を撮っていると、前方から、いかついお兄さんが歩いてきた。
よし、せっかくだから写真を撮ってもらおう。
 
自分
If you could, please take a picture for me?
 
お兄さん
Why? Why? Why?
 
自分
えっ?えっ?えっ?
 
 
 
 
お兄さん
Why not?(笑顔)
 
 
 
あっ、そういうことかい。焦ったあー
ホッ。(心の中で)
 
自分
Ooooh!,Thank you.
 
 
お兄さん
Where are you from?
 
自分
Im from Japan!
 
お兄さん
Im from india!
 
自分
え?聞いてないよ〜、とは言わず
Very Nice,I love india!
 
 
 
 
このポーズあのポーズ、前向け横向け後ろ向けと執拗に言ってくる😅
 
一見して目つきが鋭く怖そうな人たちですが、実際にはそんなことはない。
みんな優しく、大変ありがたい限りです。
 
 
 

第3号埠頭

2023-11-16 17:27:59 | 小樽
小樽港第3号埠頭の再開発工事が進んでいる。


大きなクレーンのついた台船。
浚渫船か。
岸壁の改良工事のためにやってきたのだろう。
右側に見える34号上屋は来年夏には取り壊され、公園のような緑地スペースになるという。
親水空間として港をより身近に感じることがてきるようになるはずだ。


otaru スイーツフェスタ 2023

2023-11-14 07:33:54 | 小樽
「otaru スイーツフェスタ 2023」(11/23~26)



日時 11月23日(木・祝)24日(金)25日(土)26日(日)
4日間とも10:00~17:00

会場 ウイングベイ小樽5番街1階 ネイチャーチャンバー(JR小樽築港駅直結)

小樽をはじめ後志圏(余市・仁木・赤井川・倶知安・ニセコ・真狩・京極・共和・岩内・喜茂別・寿都)から44店、北陸の6店を加えると過去最大規模の50店舗が出店いたします。

竜王戦の対局者用メニューにのったスイーツも買える。
楽しみなイベントです。








小樽コンシェルジュ

2023-11-13 06:59:41 | 小樽
小樽コンシェルジュからの花束贈呈。
むさ苦しい記者会見の会場が、ぱぁーっと明るくなった。




いくつかのメディアにも露出している。


記者さんの取材にも丁寧にそしてしっかりと対応している。

4月に就任後、半年を経過するころには顔つきが変わり、振る舞いも堂に入ってくる。
いつも感じることだが、人はわずかの時間でこんなにも大きな成長を遂げることができる。




観光をはじめとした産業振興を図るため、小樽の顔としての役割を担う小樽コンシェルジュ。
このたびも小樽のPRに貢献してくれた。
ありがとう。







初雪

2023-11-11 06:42:07 | 小樽
朝起きると外が白かった。
初雪だ。
令和5(2023)年11月11日が今シーズンの初雪。
天気予報のとおりだ。
さっそく市内の様子を伺う。
自宅にいながら市内各所の状況をライブカメラで調べることができるなんて、便利な時代に生まれてきたものだ。
国道5号張碓峠。
小樽運河。
さすがに道路への積雪はないが建物の屋根は白い。
小樽港マリーナ(築港)
マリーナのライブカメラからは白いヨットの向こうに平磯岬の丘に建つ銀鱗荘がみえる。
ここで竜王戦を対局中の藤井竜王と伊藤七段。
部屋の窓から雪化粧をした小樽の街を見下ろし、さぞ驚いていることだろう。
いや、大一番は佳境に差し掛かり、外を眺めている余裕なんか無いのかも知れぬ。
それでも自然豊かな小樽の景色が、少しでも二人の癒やしになればと思う。

竜王戦第4局 対局者が小樽へ

2023-11-10 05:26:00 | 将棋
第36期竜王戦七番勝負第4局小樽対局を前に対局者が小樽入りした。
 




 
小樽運河でのフォトセッション。
 
そして小樽市民センターでの前夜祭。








 
対局を前に会場は大いに盛り上がりをみせた。
注目の対局は、藤井竜王の先手番で11月10日(金)朝9時から銀鱗荘、新館特別和洋室「鶴」で行われる。
 
 

 

司会も素晴らしかった。
さすがプロフェッショナルだ。

 
 
 

最高裁判決(法律上の性別変更)

2023-11-09 08:05:14 | 雑感

トランスジェンダーの権利保障に向けて大きな一歩が刻まれた。

以下、自分用まとめ。

  1. 法律上の性別を変更するためには生殖不能にする手術が必要とする「性同一性障害特例法」の規定が憲法に違反するか問われた家事事件で、最高裁大法廷は2023/10/25憲法13条に違反し無効とする決定を出した。
  2. 特例法は性別変更に五つの要件を定めているが、そのうち卵巣や精巣を摘出する「生殖不能要件」と変更後の性別の性器に近似する外観を備える「外観要件」は、事実上手術を求めるもの
  3. 性自認に従って法律上の取り扱いを受けることは「重要な法的利益」とし、生殖不能要件は「身体への侵襲を受けない自由を制約するもの」と認定。
  4. 社会の理解や医学的知見の進展により生殖不能要件の必要性は低減したと指摘。同要件は手術を受けるか、性別変更しないか、の二者択一を迫るもので合理性を欠くとして憲法13条(個人の尊重)違反とした。裁判官15人全員一致の結論
  5. 「外観要件」は審議が尽くされていないと高裁へ差し戻しとなったが、3人の裁判官は「外観要件も違憲で性別変更を認めるべき」と反対意見をつけた。
  6. 国際的には2014年に世界保健機構(WHO)などが「性的少数者への不妊手術の強制は人権侵害」と共同声明を出し、EU諸国では急速に手術要件の撤廃が進んでいる。
  7. 2017年に欧州人権裁判所が手術要件を「身体への侵襲を受けない権利」を侵害すると判断。国際社会では、あるがままの身体を尊重される権利が重要な人権とみなされつつある。
  8. 生物学的にも男女間にはグラデーションがあることは明らかになっている。「性同一性障害特例法」はトランスジェンダーの人を障害とみなし、性別二元論に基づく既存の社会に無理やり組み入れるためのものとなっている。
  9. 非婚・子なし要件も「異性婚とその子ども」という特定の家族観を前提にするもの。「父である男性、母である女性」の子どもでないと子どもの成育に良くないという価値観がある。社会や法律が当事者たちの葛藤や差別を作り出している面がある。
  10. 欧州では性自認尊重に即した法改正が進んでいる。申告だけで法的性別変更を認める国があるなどあり方は多様。

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身体の自己決定や性のあり方は、憲法が保障すべき人権であり、人の根幹に関わる尊厳なのだ。
自分も古い家族観を捨て、固定概念に囚われず、今の社会に合致した思考を柔軟に取り入れる頭を持たなければいけない。

 

憲法問題についての重要な判断は小法廷ではなく大法廷で行われる。
天井にある大きな吹き抜けや、壁に飾られたタペストリーが特徴で日本で一番大きな法廷だ。
ここでは人は皆、厳かで厳粛な気持ちになるのだろう。