小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて18年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

オタモイ再開発 龍宮閣

2021-02-26 06:51:09 | 小樽
昭和9年に建設された龍宮閣。
昭和27年に火災で焼失するまで、現存した期間はわずか20年足らず。
断崖絶壁に聳える姿は、写真でしか知ることができないが、そのインパクトは大きい。



小樽市は、この龍宮閣に続く遊歩道を昭和52年から58年にかけて整備。
ニセコ積丹小樽海岸国定公園(昭和38年指定)にも指定された勇壮な景観は、観光スポットとして脚光を浴びた。
しかし、平成18年、大規模な崩落が発生。
地質調査を実施した結果、岩盤の脆さから今後も崩落発生の可能性が高く、安全対策には多額の経費を要することが判明。
以来、立入禁止の措置を講じ、現在に至っている。

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何といってもこの写真のインパクトだ。
誰もがその圧倒的な姿に衝撃を受ける龍宮閣。
こんなものが再現されたら集客は間違いない。
ただし、安全対策をどう講じるのか。
国定公園内であり、自然公園法に基づく特別地域に指定されているため、開発には一定の制約もある。
今回の調査で現実的な提案ができるものなのか。
今後に注目したい。

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オタモイ遊園地跡、再開発案 小樽商工会議所 ニトリ5千万円寄付、調査へ
出典:北海道新聞
【小樽】小樽商工会議所が、昭和初期に道内屈指のレジャー施設として知られた「オタモイ遊園地」跡の再開発を検討していることが分かった。家具・インテリア製造小売りのニトリ(札幌)から26日に5千万円の寄付を受け、3月にも地質や採算性の調査を始める。
 オタモイ遊園地は1931年(昭和6年)、日本海に面した市内オタモイ海岸で建設が始まり、断崖絶壁に建つ高級料亭の龍宮(りゅうぐう)閣や演芸場、海水浴場などが集積する人気行楽地となった。52年に龍宮閣が焼失。その後、事実上閉鎖された。
 同会議所は本年度、遊園地跡の再開発に向けた勉強会を開催。20万平方メートルの市有地に宿泊施設や歴史資料館を建設し、海岸に桟橋を設けてマリンレジャーにも生かす素案を作成した。
 小樽市内で老舗高級旅館「銀鱗荘」や小樽芸術村を展開するニトリ側が「素晴らしい立地で滞在型観光への魅力が高まる」と案に同意し、専門的な地質調査などを行うため寄付を申し出た。同会議所は「オタモイの歴史や自然環境を堪能できるリゾート開発に向け、調査を通じて観光開発の実現性を探っていきたい」としている。

<ことば>
オタモイ遊園地 小樽の繁華街・花園ですし店を成功させた愛知県出身の加藤秋太郎が手掛けた行楽地。正式な開園時期は不明だが、1934年(昭和9年)に完成した木造3階の龍宮閣や演芸場、遊具広場など多彩な施設がそろっていた。龍宮閣の焼失後、小樽市が74年に遊歩道を整備したが崩落が相次ぎ、2006年から市が一部を立ち入り禁止としている。オタモイ海岸周辺はニセコ積丹小樽海岸国定公園に指定されている。



人を見極めるときのポイント(採用)

2021-02-24 06:41:13 | 小樽
人を採用するときの大切なポイントは3点だけ。
プレゼンスキルやトークのうまさに惑わされてはいけない。

以前読んだ、アメリカ人起業家スコット・ドリガーズさんが語った、新しい人材を採用するときの見極めポイントが非常に参考になったので、自分用メモとして記しておく。
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人を見極めるときのポイントは、
「内発的動機付け・問題解決能力・不確実性への耐性」があるか。

1.Self-motivated(内発的動機付け)
会社は働きやすい環境や雰囲気を用意する義務はありますが、内発的動機付けは社員各自がするしかありません。
Self-motivatedな人は面倒をみずとも勝手に進んでくれますので、会社にかかるコストが劇的に少ない。
フェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグも「一人のself-motivated社員は7人の普通の社員に匹敵する」と話しています。
Self-motivatedではない人はマネジメント側からいちいち指示が必要だし、褒めたり叱ったり激励したりという無数の間接コストがかかります。
これが実にバカになりません。
水泳に例えると、Self-motivatedな社員は一人で泳ぎ切りますが、出来ない人に対しては常に下から支えてあげる必要があります。

2.Good at problem-solving(問題解決ができるか)
歴史も前例も模範解答もない中で、未知にぶつかり続けなくてはいけません。
会社って常に課題と問題が山積みじゃないですか。
まず問題を見つけ、アクション可能なピースにバラし、解決策を探して計画して行動して再検討する
……そのサイクルを最速で回せる人は強いです。
アクション可能な指示に落とし込まれたら作業できる人は多くても、その前段階が出来る人は多くありません。

3.Willingness to bear uncertainty(不確実性への耐性)
現代はVolatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)のVUCA時代とも呼ばれます。
ジャングルに放り込まれたと想像してください。
動かずじっとして助けを待つのもひとつ、猛獣に遭遇するリスクを抱えて歩み出すのもひとつで、何が正解かはやってみるまで分かりません。でも、ハッキリしているのは「ビジネスの世界でじっとしていたら確実に死ぬ」ということです。
ベンチャーでは6か月先さえわからないのは日常茶飯事。「5年先がわかっていないと……」もしくは「経営陣に示してもらえないと道を選べない」というタイプはベンチャー向きではないでしょう。
リスクを楽しめとまでは言わないものの、いちいち恐れているような人では心もとないですね。

面接では、この3要素を持つ人材かどうかをチェックしていました。専門知識・業務遂行に必須スキルはあるのが前提ですが、その辺りはいくらでも後から学べるのでさほど心配しなくても大丈夫。知性は遺伝的要素もあるでしょうが、後天的要素の方が大きいというのが私の実感です。
たとえ世界一の頭脳を持ってても、内発的動機づけができず、問題解決もせず、不確実性を恐れて行動しない人は役に立ちません。
だったら多少知識が薄くてもハードワークする人のほうがよほどいいです。
この要素は規模に関係なくすべての企業で求められますし、きっと手放したくない人材になれるでしょう。

採用面接時の具体的なメソッド
「ケース(課題)を与える」に尽きます。
面接中に難しめの課題を渡し、その場で解いて説明してもらいます。
エンジニアはホワイトボードに課題を書いて15分ほど時間を与える……という形式でやっていましたが、私はもっぱら口頭ベース。
営業なら営業、マーケならマーケに即した課題を提示してどう取り組むかを聞かせてもらいます。
正解なんてないんです。というか、取り組み方は無数にあってどんなアプローチをしてもOK。
見極めたいのはプレッシャーの中での応募者のリアクションや取り組む姿勢、発想法など。職種に関係なく、これが人を見極めるベストな方法でした。
いちいち課題を用意するのが面倒くさいのなら、会社の中で実際に起きている問題を面接に持参すればいい。
現場は常に課題と問題の宝庫なんですから、わざわざ都度用意する必要はありません。
それに、いいアイデアが得られたら一石二鳥です(笑)。
私も若かりし頃に転職で面接を受けたとき、「今まさに現場で抱えているであろう問題を投げて試してきたな」と感じたことがありました。

「この問題、あなたならどう解きます? 5分以内に答えを出してください」
見た目やトークがいくら上手くても、問題解決能力がダメなら一瞬で露呈します。
いくら飾っていても難しい課題の前では素が出るもの。それを見たいわけです。
プレゼンテーションスキルやトークの旨さに惑わされないようにします。





潮陵RFC通信

2021-02-22 06:41:04 | 小樽のラグビー
OB会による久しぶりの会報発行。




現役が活躍するとOB会も活気づく。
全道大会出場時には多くの寄付が集まり、現役を支援することができました。

毎年この時期に行う総会・懇親会は、ZOOM開催の予定。
寂しいものがありますが、この状況下では致し方ないことです。
OB会の名称をOB・OG会とする規約変更を諮ることにしていますが、これも時代の流れ。変化には柔軟に対応していける組織であり続けたいものです。




ファミリーヒストリー雑感

2021-02-19 06:09:49 | 雑感
NHKでやっているファミリーヒストリーという番組が好きだ。
ビデオに録画して欠かさずみている。

先日の広末涼子さんの回も楽しくみた。



高知県で金物店を営んでいた父方。
一方、母方のルーツは、北海道旭川市で馬に蹄鉄を装着する装蹄師であった。


この番組の一番の見せ所はゲストの涙だ。
どのゲストも感涙する。
先祖をたどると、必ずそこにそれぞれのドラマがある。
少々脚色が強いところはあるが、それはそれでいい。
10人の人生に10のドラマがあって当然だから。
ゲストはそのドラマに驚き、悲しみ、魂を揺さぶられる。
偶然に偶然が重なって、今の自分があることを知る。
そして、自分へと生命(いのち)のバトンを紡いでくれた先祖に感謝し、涙する。
なぜか、いつもこちらまでもらい泣きしてしまう。
今回も泣かせてもらった。
自分のルーツも、いつか辿ってみたいものだ。





北海製罐第3倉庫の活用

2021-02-18 06:35:20 | 小樽
解体が予定されている北海製罐第3倉庫。
北海道新聞「水曜討論」で大きく取り上げられていた。


堀川氏が著した「町並み保存運動の論理と帰結: 小樽運河問題の社会学的分析」という本を図書館で借りて読んだこともあって、この記事も興味深く読みました。

運河沿いに巨艦のようにそびえ立つ威容は、北運河地区のランドマークです。
残したいのはやまやまですが、これだけの古い大きな建物を維持管理していくのは、現実問題として容易な話ではありません。

非常に難しい問題です。







北海製缶小樽工場第3倉庫 
小樽運河完成翌年の1924年(大正13年)に建てられた。
鉄筋コンクリート造り4階建て、延べ約7200平方メートル。
主に缶の保管に使われていた。
小樽市指定の歴史的建造物。

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倉庫解体問題が問う 小樽観光の原点
出典:北海道新聞
小樽運河のシンボル的存在といえる北海製缶(東京)の小樽工場第3倉庫が解体の瀬戸際に立っている。新型コロナウイルス禍による同社の業績悪化や建物の老朽化が要因だが、運河や歴史的建造物を生かした街並みを観光の核としてきた小樽市は同社に猶予を申し入れ、結論は今秋まで先送りされている。かつて埋め立てか保存かを巡って揺れた運河論争を経て、道内有数の観光地となった小樽。運河沿いに巨艦のようにそびえ立つ同倉庫の解体問題を契機に、今後の小樽観光はどうあるべきか、地元経済人と専門家に聞いた。

■歴史的建物 魅力高める 小樽商工会議所会頭・山本秀明さん
 小樽商工会議所は、1月に発足した北海製缶第3倉庫の保全・活用策を考える民間のミーティング組織の事務局を務めています。今年9月をメドに保全・活用プランを小樽市に提出する方針ですが、この過程で大事なことは「市民合意」だと思っています。
 市民が第3倉庫を必要だという認識に立てるかどうか。保全した場合の維持費や補修費をどう捻出するのか。市民が納得できるプランを打ち立てる必要があります。
 そもそも私は「解体の方向にはさせられない」との認識を持っています。1924年(大正13年)、小樽運河完成の翌年に建築された歴史性や、運河のランドマークとしての景観、小樽港との連動性を踏まえ、第3倉庫は小樽が今後も観光都市として生きていくために欠かせない建物だからです。
 特に、市や会議所を中心に現在進めている小樽港第3号埠頭(ふとう)の再開発との連動性は重要です。港湾商業都市として発展した小樽ですが、物流をメインとした小樽港の優位性は崩れているのが実情です。農産品などを道外に送る港として考えた際、陸送コスト、時間において苫小牧港の方が有利と言えます。逆もしかりで、例えば日本海側から道内に輸送する際、積丹半島を回って小樽に入るより、津軽海峡から苫小牧に入る方が短時間で済みます。
 そうなると、物流で小樽港を生かすだけでは厳しく、大型クルーズ船の誘致を含めた観光・商業型の港湾機能の充実が不可欠です。その前提に立つと、第3号埠頭と造成当時の景観を残す北運河までの回遊性を促せる第3倉庫は、立地的に中心となるのです。
 今回、解体方針が明らかになる前、北海製缶は会議所などに相談してくれました。小樽発祥の企業として、第3倉庫の公共性を鑑みてくれたからだと思います。しかしこれは幸せなケース。第3倉庫以外にも、小樽には明治から昭和初期の古い街並みを形作る建築物が多くありますが、所有者が「生活に困って手放したい」「壊して転用したい」となった時、基本的に止めるすべはありません。行政が保全の規制を強くかけ過ぎると私権の制限につながる事態にも直面します。
 私は、建物を残した方が価値が高いと判断されれば、所有者はあえて売却や解体をしないと考えます。中身はレストランでも工房でも、外観が保全された建物が集積するエリアの魅力は高まります。
 もちろん行政による条例の縛りの強化は必要です。(観光地の)堺町通り商店街から北運河のエリアに限定し、色や高さ、形などの外観を保全する。これは昨年11月、会議所が小樽市に要望した施策に入っています。
 いま一度「小樽観光とは何か」との原点に立ち返ることです。運河論争を経て、半分は埋め立てられましたが、歴史的な町並みや運河など小樽全体の景観が資産として残ったことで、全国的な知名度が高まったと言えます。だからこそ、年間800万人規模の観光客が来て、新たな投資を生む好循環につながる。歴史ある第3倉庫を生かす方向付けをすることが、小樽観光の発展につながるはずです。

■運河論争の意義考えて 法政大教授・堀川三郎さん
 第3倉庫の存廃は、観光都市・小樽にとって極めて重要な問題です。私は小樽の運河論争を37年間研究してきました。
 保存側(市民)と埋め立て推進側(行政、経済界)両方を昼夜問わず徹底的に取材しました。両者が運河論争でさんざんけんかした後、小樽は観光都市としてやっていくことが事実上決まったのです。
 しかし歴史的景観は徐々に失われています。私は1997年から毎夏小樽を訪れ、運河沿いから堺町など約280棟の建物を定点観測しています。その結果、特にこの10年で運河に近い色内や堺町辺りの景観が変わったことが分かりました。
 観光でうまくいくと駐車場が必要になる。そこで、歴史的な建物でも中途半端なものは壊して駐車場にする。あるいは、観光地となり地価が上がって固定資産税も上がると維持できないから、壊して新しいものを建てて人に貸す。こんな悪循環が起きているのです。
 小樽らしい建築様式から離れた建物も見られます。小樽の倉庫群の屋根は同じ角度でそろい、軟石を使ってある種の統一感がありました。ところが一部のスイーツ店などがコンクリート打ちっ放しに(フラットな)陸屋根、すりガラスといった建物を造り始めたのです。
 でも、これらについて市民の間で議論は起こってきませんでした。運河論争を経て、歴史的な景観を生かした観光都市を選択したのに「議論なき路線変更」が起きたのです。それで小樽の人はいいのでしょうか。
 かつて運河保存派は、都市の変化には戦略や思想が必要で、「歴史的な街並みを元手に歴史と景観で生きていくのが、小樽の生き残る道だ」と主張しました。論争は決着せず、結局は分裂して運河は半分埋め立てられてしまったわけですが、最終的に小樽の経済界も「そっち(保存)の方が分がある」と保存賛成に回り、ふたを開けてみたら「観光爆発」が起こった。
 だから「保存運動は正しかったし、先見の明があったよね」と市民レベルでも思っている。北海製缶が強硬に第3倉庫を壊すと言っていないのも、運河論争の歴史があるからでしょう。
 (解体は)私企業がやることだから文句は言えません。でも建物は公共的なものです。必ず人が見る、目に入らざるをえない。そして、その公共空間が変わったら、影響は市民全体に及ぶのです。
 運河保存運動が求めたのは、その変化を「市民にコントロールさせろ」ということでした。保存だから、昔のままさびれた小樽にしろということではない。「変わっているということは悟られないように、変えていく」こと。禅問答のようですが、なだらかに徐々に徐々に変えていくことが一番大事ではないか。そんな市民自治の要求だったのです。
 第3倉庫のある北運河地区は(半分埋め立てを免れた)オリジナルの運河の景観を残す大事な場所です。市が運河公園を整備した結果、景観変化が抑えられてきた側面もあります。
 解体か保存かには(企業の)私権と公共性をどう結びつけるか工夫が必要ですが、運河論争の歴史に立ち戻って考えるべきだと思います。



藤井聡太二冠高校退学決断

2021-02-17 06:51:01 | 将棋
大卒だろうが、高卒だろうが、中卒だろうが、形式に囚われる必要はない。
実力主義の将棋に身を置いて、その世界で生きていこうとする大きな決断にエールを送りたい。

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将棋の藤井聡太二冠(18)=王位、棋聖=が3年に在学していた名古屋大教育学部付属高(名古屋市)を今年1月末で自主退学したことについて、師匠の杉本昌隆八段(52)は16日、発表後の取材に「もったいない気持ちもしましたけど、卒業という形にとらわれないのが藤井二冠らしい」と語り「将棋に専念して、さらに飛躍してほしいです」と弟子にエールを送った。
 昨秋の時点で藤井二冠から「辞めることになりそうです」と報告を受けていたという杉本八段は「タイトルを獲得(7〜8月)して立場も変わったので、より将棋に専念したいという気持ちを持つのは自然なことだと思います」と語る。同時期に東京五輪の聖火ランナーを辞退した理由とも重なるという。
 学業と棋士としての活動を両立するのはスケジュール的に困難を伴う。2018年の高校入学時から既に棋士として活動しており、対局は東京や大阪への遠征を伴うこともあり、欠席がちにならざるを得ない環境にあった。今期は棋聖戦、王位戦でのタイトル挑戦・獲得もあって多忙を極め、将棋界を代表するタイトルホルダーという立場にも変わった。
 杉本八段は「彼は中学生の時から活躍していましたから、ずっと大変だったはずです。卒業しようとすると、かなり無理をして学校に通わないといけない状況にあったようですから、より将棋に集中できるように、と考えて決めたのでしょう。タイトルホルダーとしての自覚という部分も大きいと思います」と弟子の思いを代弁した。
 藤井二冠は、連盟を通じ「タイトルを獲得できた事で将棋に専念したい気持ちが強くなりました。秋に意思を固め、数回学校と話し合いをした上、1月末日付で退学届けを提出いたしました。一層精進していく所存ですので、今後ともよろしくお願い申し上げます」とコメントしている。


図書館で借りた本

2021-02-16 07:45:59 | 図書館
図書館で借りた本

いつものように、書架を眺めて手当たり次第に借りてきた。
所要時間2分。











6割正しいと思ったら実行に移せ。
常にスピード感を意識して仕事をする。
時間をかけてあれこれ検討しながら仕上げた仕事と、デッドラインを決めて集中的に手早く一日で仕上げた仕事を、あとで比較してもクオリティに大差はない。
この仕事はこれで終わりと潔く割り切ることが、仕事のクオリティを損ねずに処理スピードを上げることに繋がる。

やるべきことに気づくだけでは仕事にはならない。
それをどんどん実行できるかどうか。
それが仕事ができる社員とできない社員の差になる。
段取り力のある人とは、気づいたことを実行する力のある人のこと。

仕事と料理には共通することがあるという著者。
自分の持つ仕事に対する考え方によく似ていて、共感できた。
若い社員に読ませたい良書。




群来がきた!

2021-02-14 10:45:07 | 小樽
群来(くき)がきた!

今朝の北海道新聞


群来(くき)とは、ニシンの群れが産卵のために沿岸部に押し寄せ、海が白く濁る現象。

「むがすはよぐこごらさもくぎだもんだ」
ニシン漁が盛んだった昭和初期の時代を懐かしむお年寄りの顔が浮かびます。

今年は、銭函や張碓のほか、余市や忍路にも群来がきたという。
中山さんのドローン写真、上手だなあ。

ニシンは春告魚ともいう。
ここ数年、毎年のように群来が来ている。
そのせいか、群来が来ると、もうすぐ春なのだと感じるようになった。

群来がきて春を感じる自分。
改めて小樽市民だなあ。









藤井聡太二冠 朝日杯優勝

2021-02-12 07:03:15 | 将棋
昨日は、AbemaTVで将棋の朝日杯を観戦。
藤井聡太二冠の差し回しにしびれた。

準決勝の渡辺三冠戦、決勝の三浦九段戦、どちらも藤井二冠の大逆転勝利だった。
渡辺三冠戦ではAIの評価値99対1を最終盤で逆転。
三浦九段戦でもお互いの玉が大接近する難解な最終盤を正確な読みで制した。
並みいる強豪を倒し、18歳の若者が優勝賞金750万円をさらってしまった。


感想戦ではトップ棋士たちの読みの深さを垣間見ることができた。
こう指したらどうだったかと、お互いに符号で伝え合い、頭の中の将棋盤を動かす。
そのスピードたるや。
これぞトッププロのなせる芸だ。


自分が不利とみるや、相手の指し手の選択肢が多くなるように局面をより複雑なほうへと誘導し、ミスを誘う藤井二冠の勝負術はさすが。
解説の広瀬九段もその点に一番感心していた。

広瀬九段は、渡辺三冠に負けず劣らず解説が分かりやすい。
手が広く見えて、詰みの有無も即断する。
その明快さは他のプロ棋士と比べても1ランク上、さすがA級棋士である。

自分の中の解説が上手い棋士ベスト3をあげる。

1位 渡辺三冠
2位 広瀬九段
3位 豊川七段

3位豊川七段  …(爆)www

これは好みの問題である。

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藤井聡太二冠AI評価値1対99覆し朝日杯V「2局とも苦戦した」

ヨルトノのパン

2021-02-11 17:29:00 | 小樽
祝日のブランチはヨルトノのパン。





どのパンも外れない。
たまに作るというかぼちゃのマフィン、初めていただきましたが絶品でした。
ごちそうさまでした。
いつも美味しいパンをありがとうございます。


【関連記事】

 

チャップハン

2021-02-11 07:59:50 | 小樽


都通りの桂苑とすぐ近くのがつやとがコラボしたというチャップハン。
集中対策期間のなか、小樽駅にあるタルシェでテイクアウトのお弁当を発売している。
普段ランチは食べないが、せっかくだからと購入してみた。
チャーハンと甘ダレのチャップとの相性バツグン。
まいうー!
ごちそうさまでした。


第79期A級順位戦 最終局を待たずに降級2名が決まる

2021-02-08 06:44:13 | 将棋
第79期A級順位戦    2月26日の最終局を待たずに降級2名が決まってしまった。
降級2名は、三浦九段、稲葉八段。
羽生九段の降級もありえたのだし、誰が落ちてもおかしくない群雄割拠の様相を呈している。
挑戦者決定争いは、斎藤八段と広瀬八段に絞られている。

降級2名がすでに決まっているため、今年の将棋界の一番長い日の注目度は、残念ながら、いまいちだろう。


B1では最終局を待たずに、山崎八段が初のA級昇級を決めた。
39歳でのA級昇級は立派。
残る一つの昇級枠を、永瀬王座と木村九段が争う。

一方、B2への降級3名のうち、1名は丸山九段が確定。
残りの2名は、行方九段、深浦九段、阿久津八段のうち誰になるのか。
3月11日の最終局によって決まる。
こちらには俄然、注目が集まる。

棋界は実力主義で弱肉強食の世界。
A級経験者3名が、B1残留の1枠をかける。
この現実に、勝負の世界の厳しさと時の移ろいの早さを感じてしまう。





堺町通り商店街の挑戦

2021-02-06 06:56:00 | 小樽
北海道新聞に3日間にわたって特集記事が掲載された。
堺町通り商店街の挑戦


上 苦境逆手に話題づくり

逆境にめげないバイタリティーの源は、「新参者」と「よそ者」が集まる商店街誕生の歴史にあった。



中 競合相手 運命共同体に

競合してきた経営者たちは今、運命共同体としてコロナ禍に立ち向かう。



下 地元客意識 需要を発掘

より市民に愛され多様な魅力を持つまちに生まれ変われるかー。
堺町の挑戦は続く。



自分と同世代の皆が頑張っている。
明けない夜はない。
店主たちの奮闘に賛同し、微力ではあるが協力したいといつも思う。

参考リンク:




カレーライス

2021-02-05 06:18:32 | 雑感
仕事帰りに生協へ。
何人かの知人に会釈をしながら、夕飯は何にしようかと、店内を物色する。


豚バラの塊とカレールーがたまたま安くなっていたので、カゴに入れる。
よしカレーにしよう。
にんじん、ほうれんそう、ぶなしめじなどをかごに投入。
たまねぎはまだあったよな。

帰宅後、ジャージに着替えて、料理に取り掛かる。
圧力鍋を取り出して、まずは豚バラを煮る。
しょうがとネギをテキトーに刻み、日本酒少々と一緒にぶち込んでフタをする。
15分も煮込めば、ある程度火がとおるべ。

圧力鍋で肉を煮ながら、次は、玉ねぎに取り掛かる。



玉ねぎのみじん切りには、フードチョッパーが欠かせない。
昨年末、アマゾンでこれを仕入れてからは、玉ねぎのみじん切りに包丁は使わなくなった。
玉ねぎをざく切りにして、この容器に入れ、取っ手を引っ張るだけ。
簡単で早い。
テキトー時短料理志向の自分には必需品だ。

玉ねぎをフライパンで炒めながら、にんじんとぶなしめじを切りつつ、ほうれんそうに取り掛かる。
ほうれんそうは、かなり泥がついていたので、ボウルにぶち込み、ザブザブと水で洗う。
お湯で茹でたいのだが、2口のIHコンロが空いていない。
圧力鍋はそろそろいいか。
圧力鍋とほうれんそうを茹でる鍋とを交換。
鍋に水を張り、塩をつまんで湯を沸かす。
圧力鍋は、水で冷やして無理やりピンを下ろす。
ふたを開けると、うーんいい香りが広がる。
肉は弾力があっていい感じだ。
肉だけを取り出し、しょうがやねぎは捨て。
圧力鍋を洗い直して水を張る。
その中にさっき取り出した豚肉をあらためて入れ、たまねぎ、ぶなしめじ、にんじん、すりおろしたリンゴ、コンソメ、ローリエを入れて、10分加圧。
その間にほうれんそうを茹でておく。
10分後、圧力鍋をまた急速冷却で無理やり開け、カレールーを溶かし、最後にざく切りにしたほうれん草を加えて出来上がり。
はい、ここまで正味40分。

さっそく食べてみる。
肉はトロトロ、ほうれん草の食感もいいアクセントになっている。
まあ美味しい。
でも、なんか味の収まりが悪いな。
旨味が足りないというか、コクがないというか。
肉にもっと下味をつけるべきだったか。
まあ、自分は、料理のセンスはないのだろうな。
いつも味の収まり何かが悪いから。

料理下手な自分が昨晩カレーを作ったという、どうでもいい話。