除雪作業

まだ真っ暗な朝５時。
ゴーゴー、ガタンガタン。

外から除雪作業車の音が聞こえ、今朝も雪が積もったことを悟る。

除雪作業車に乗る友人によると、冬期間は昼間寝て、夜起きて仕事の生活になるという。
雪はいつ降るか分からないので毎日必ず作業があるわけではないが、
体を慣らしていつ呼ばれてもいいように待機するのだという。
「若いうちはまだいがったけど、この歳になるとよ。」

厳しい仕事だ。
みんなが始動する朝までに雪に閉ざされた道を彼らが開けてくれることで、
私たちは支障なく生活を送ることができる。

ゴーゴー、ガタンガタン。
朝この音を聞くたび、思わず「ごくろうさま。ありがとう。」心の中で呟いてしまうだ。


参考：除雪車の紹介（小樽市HPより）