アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

名字ホリック

2010年04月02日 | Weblog
 昨日は、エイプリル・フール…誰かを騙したかって?家族以外と話をしなかったので、他人を騙せずに終わってしまいました…。
 「週刊ヤングマガジン」…いい歳してそんなマンガ読んでるのかって?ヤングは、ヤングマガジンでしょう!週刊ヤングマガジンの「xxxHOLiC(ホリック)」が夏には、「別冊少年マガジン」へ移籍します。まだまだ続くということですね。薮から棒になんなんだって?ホリックの主人公の名前が、「四月一日君尋」なのです。
 「四月一日」が、姓つまり名字。富山県にあるという。で、何と読むかですが、「わたぬき」だそう。「四月一日君尋」は、「わたぬききみひろ」。
 「わたぬき」と聞くと、「君尋」も思い出すが、私の年代は、「綿貫民輔(わたぬきたみすけ)さん」です。富山県の「わたぬき」といえば、民輔さんですから。え?君尋は知っているが、民輔さんを御存知ない?衆議院議員、国民新党最高顧問、自民党の幹事長もやられておられた、衆議院議長も…。そうです、あの特徴的なお顔…眉が薄い…剃っておられるわけではなさそう。

 閑話休題。なぜ、「四月一日」が「わたぬき」か?冬の間、綿入れの衣服を着込んでいたが、温かくなってきた四月一日には、「綿入れの衣服の綿を抜く」だから「わたぬき」。オジンギャクだろうって?ホントホント!
 「四月朔日」で「わたぬき」と読ませる姓もあるので、「一日が正しい」、「いや、朔日が正しい」と、口論しないでいただきたい。(亀井さんと菅さんじゃないんだから。あの二人、一昨日握手していましたが…仲直りしたのかなあ?)
 付け加えておかなければならないのは、四月一日で、「つぼみ」と読ませる姓もあるということ。どうして「つぼみ」かって?そのまんまでしょう。

 「五月七日さん」もおられる。読み方は、「つゆり」。何というマンガの登場人物かって?う~ん…マンガには登場していないと思います。
 なぜ、「五月七日」が「つゆり」か?これは、久々に、アンティークマンの多分正解であろう推論ですが・・・「梅雨入り」が口伝のうちに、「つゆり」となった…です。五月七日はまだ、梅雨入りじゃないだろうって?もちろん、旧暦の五月七日です。旧暦の梅雨入りは4月末から5月初旬です。「五月雨を集めて早し最上川」の句、五月雨は梅雨です。

 「六月一日」という姓もあるという話を聞いたことがありますが、読み方がたくさんある。なぜそう読むのかがどれもこれも不明…都市伝説(実際にはない)だと思います。
 「八月一日」という姓は実在する。「はっさく」と読む。「八月朔日」を縮めて「八朔」で、「はっさく」。果物の「はっさく」とは関係ないでしょう。「はっさく」の収穫は、一月ですから。これも、アンティークマン説なんですけど…。(自信あります)

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