ぴよこの足跡

「いま」在ることに感謝

「いま」の一歩を明日へ繋げる

その足取りを「いま」ここに綴ります

まずまずの手ごたえ

2009-10-11 | Weblog
着付師試験でした。
「絶対に6時起き」と心で唱えていたせいか
朝4時に一度目が覚める。
けど夕方絶対眠くなるから再び布団に潜り込んで…

約束の7時に先生が経営される美容室へ
ヘアアップと白化粧(首筋と手)をして貰いに自転車を飛ばしました。
着いた早々
櫛を片手に持つ先生(着付の先生ですが本職は美容師)の姿を初めて見た!
あっという間にアップされた髪型に。ほへぇ。
その間も他の子と筆記試験の問題を出し合って
賑やかに過ぎました。

どぎどきしながら試験会場の栄の若宮八幡宮へ。車でばびゅん。
集合時間は10時半、到着9時半、
にも関わらず受験生の6割は居ました。早い。
今日の試験は東海北越エリア(京都の方もいた!)ということで
結構各地から今日のためにいらしている!
良かった、名古屋が試験場で。

“なんかよーわからんけど、…この業界?なかなか縦割り社会”
そんなことを今日の試験会場の講師陣雰囲気から感じました。
めんどくさい…まぁ、そんなものか。
と思いつつもまずは筆記テストです。
制限時間ぎりぎりでしたがまぁ8割は取れているだろう
ちょっと気持ち楽になりました。

実は言うと3日前のお稽古の日
留袖の着せつけ練習で
先生から「こんなんじゃ受からないわよ」突如雷を落とされました。
それまでは「これなら合格ラインでしょ」と言われ続けていたので
“なんで今更”っとあまりの直前に唖然
その帰り道は意気消沈した私です。が、何とか立ち直り(?)
先生の愛のムチということで
今日は今までにないくらい「上出来」と先生からお褒めの言葉を頂きました。
後ほど写真を撮る時間があって
試験:1人で着る小紋(名古屋帯一重太鼓)は確かに綺麗に出来たと
写真を見て思った。うん、こりゃ上出来だわ。
試験:留袖の着せつけは、ちょいとなぁ。裾の長さが短すぎた。
私が着せた後に彼女が私を着せるために動くから
裾を踏まないように短くしすぎたのが裏目に出たわ。悔しい。
あとお太鼓底が微妙に波を打ってる?
というふうに角度的に見える感じでそこも失敗した。

試験結果は1ヶ月後らしく
先生いわく「まぁ受かるでしょ」とのお言葉ですが
…何度着せても同じように美しく着せるって難しいなぁ。
安定した技術でなきゃ商売も出来ないし
もっと鍛錬ですね。

でも今日、良かったこと
留袖を着せる前にお客様役のペア(同じ教室仲間)へ
一番最初に「お願いします」と挨拶をするんだけど
お互い微笑んで「よろしくお願いします」と言い合えた、
試験だからってこともあるかもしれないけれど。
“やるぞっ”と気合が入ったことと
その後の着せ付け最中も何だか楽しく紐を締めたり
一つ一つの手順が形になっていく経過を感じて、凄く楽しかった。
あとは留袖なら20分で着せつけられる自信もついたこと。

ようやく年内ベスト3イベントが終わり、肩の荷がおりたー♪