議会改革というけれど、では何が一番問題なの?と市民の方から指摘があった。削減だけではないといわれるが何なのか分からない、と。
今議会で問題なのは、理事者側と議会側、議員同士の論議が十分にできていないことだと思う。
事前に十分な、提案説明がない。あるときには、先に記者発表をしてしまう。そして既成時事実を作ってしまってから、反対した議員は・・・と指摘する。
たとえば、栗山町の議会基本条例には
第6条に 町長による政策などの形成過程を説明するようつとめなければならないとある
その下に細かい項目が記されている
(1) 政策などの発生源
(2) 検討した他の政策案などの内容
(3) 他の自治体の類似する政策との比較検討
(4) 総合計画における根拠又は位置づけ
(5) 関係ある法令、又は条例など
(6) 政策などの実施にかかわる財源措置
(7) 将来にわたる政策などのコスト計算
これだけの説明を議会にしようと思ったら理事者側も大変であろうが、政策を練り上げる過程で、なんどももまれるし、明文化されることで、議論の焦点もぼけずにすむ。
議会のほうも、もっと中身を吟味した論議ができるだろう。
予算・決算における政策説明資料の作成についても
分かりやすい施策別又は事業別の政策説明資料を作成するよう努めるものとする
とある。論議をする前にまず、きちんとした説明資料を要求する権利があることが、条例ではっきりと書かれている。
今三木で話題になっている議員定数の項では
第21条 議員定数は、別に条例で定める
2 議員定数の改正にあたっては、行財政改革の視点だけではなく、町政の現状と課題、将来の予測と展望を十分に考慮するともに、議員活動の評価などに関して町民の意見を聴取するため、参考人制度及び公聴会制度を十分に活用するものとする。
3 議員定数の条例改正案は、法律代74条第1項の規定による町民の直接請求があった場合を除き、改正理由の説明を付して必ず議員が提案するものとする。
とはっきり書かれている。
議員の中でも、なぜ賛成なのか、反対なのか、その理由と対案が明確ではない。議員同士に意見の対立があるのは当然で、論議する中で、意見をまとめていく作業が十分におこなわれていない。
議長を中心とした議会としてのまとまりが作れていない。
昨年の議会でまったく何もしなかったわけではない。
議員報酬の10%カットや、委員長副委員長報酬カットは行われてきた。
しかしそれはあくまで財政上の問題だし、削減も行政の予算のためとしか考えられていないような気がする。確かに4人減らせば、お金は浮く。しかしそれで議会の質が向上するとは思えない。ますます議会なんていらないという方向に傾くだろう。あるいは、議会と市長との関係が、「市長を応援するために立候補します」と公言する人が多く当選するようになるだろう。
議会人の一人として今何ができるか、とにかく危機感を持って行動していかなければ!
今議会で問題なのは、理事者側と議会側、議員同士の論議が十分にできていないことだと思う。
事前に十分な、提案説明がない。あるときには、先に記者発表をしてしまう。そして既成時事実を作ってしまってから、反対した議員は・・・と指摘する。
たとえば、栗山町の議会基本条例には
第6条に 町長による政策などの形成過程を説明するようつとめなければならないとある
その下に細かい項目が記されている
(1) 政策などの発生源
(2) 検討した他の政策案などの内容
(3) 他の自治体の類似する政策との比較検討
(4) 総合計画における根拠又は位置づけ
(5) 関係ある法令、又は条例など
(6) 政策などの実施にかかわる財源措置
(7) 将来にわたる政策などのコスト計算
これだけの説明を議会にしようと思ったら理事者側も大変であろうが、政策を練り上げる過程で、なんどももまれるし、明文化されることで、議論の焦点もぼけずにすむ。
議会のほうも、もっと中身を吟味した論議ができるだろう。
予算・決算における政策説明資料の作成についても
分かりやすい施策別又は事業別の政策説明資料を作成するよう努めるものとする
とある。論議をする前にまず、きちんとした説明資料を要求する権利があることが、条例ではっきりと書かれている。
今三木で話題になっている議員定数の項では
第21条 議員定数は、別に条例で定める
2 議員定数の改正にあたっては、行財政改革の視点だけではなく、町政の現状と課題、将来の予測と展望を十分に考慮するともに、議員活動の評価などに関して町民の意見を聴取するため、参考人制度及び公聴会制度を十分に活用するものとする。
3 議員定数の条例改正案は、法律代74条第1項の規定による町民の直接請求があった場合を除き、改正理由の説明を付して必ず議員が提案するものとする。
とはっきり書かれている。
議員の中でも、なぜ賛成なのか、反対なのか、その理由と対案が明確ではない。議員同士に意見の対立があるのは当然で、論議する中で、意見をまとめていく作業が十分におこなわれていない。
議長を中心とした議会としてのまとまりが作れていない。
昨年の議会でまったく何もしなかったわけではない。
議員報酬の10%カットや、委員長副委員長報酬カットは行われてきた。
しかしそれはあくまで財政上の問題だし、削減も行政の予算のためとしか考えられていないような気がする。確かに4人減らせば、お金は浮く。しかしそれで議会の質が向上するとは思えない。ますます議会なんていらないという方向に傾くだろう。あるいは、議会と市長との関係が、「市長を応援するために立候補します」と公言する人が多く当選するようになるだろう。
議会人の一人として今何ができるか、とにかく危機感を持って行動していかなければ!
議会を市民のものに改革についての情報収集と積極的なご発言を嬉しく見ています。
議員定数と議会のあり方は両輪で、どちらも考える必要があると思います。
もて木さんのように問題意識を持たれている方は素晴らしいと思いますが、議会全体としては、どうなっているのか分からない状況です。
ふるさとを思う一人としてできることをやっていきたいと思います。