地球に夢中研究所

肺ガンIV期。自身のガンを治しつつ、世界の人々の健康への貢献を目指す、「地球に夢中研究所」代表 太田和廣の日記。

まーくんにちゃんと謝る

2011-12-23 22:43:09 | 家族
昨夜、どういう理由だったか忘れたけど、まさひろがうめき声を上げながら、ダンダンダン!と地団太を踏みながら歯磨きに向かった。
私も歯磨きに向かいながら、言った。

「まさひろよ。
男がそんなに簡単に怒ったらあかんで。
とか言いながら、お父さんも、少し前にめっちゃ怒りっぽい時期があったけどな。
あの頃は悪かったなあ。
まさひろにもずいぶん怒り散らしたなあ。」

「え?」

「いや、覚えてへんけど、まさひろが悪い子ちゃんやったんやと思うで。
でも、今やったら、まさひろ、あかんで、とか、優しく言ってると思うけど。
あの頃は、『やめんか!だぼお!』とか言ってたやろ?」

「だぼ、て何?」

「ああ、だぼ、は神戸の言葉で、あほ、て言う意味や。
だぼ、とは言ってないか?
じゃあ、『やめんか!ぼけえ!』は言ってたやろ?」

「いや、ぼけ、も言ってなかったけど。」

「じゃあ、『やめんか、あほ!』とか。
なんせ、汚い言葉、たくさん叫んでたと思う。
あれな、多分、病気のせいやってん。
悪かったなあ。」

先に磨き終わったまさひろ、鏡を見ながら身体を斜めに傾け、ぴと、と私に身をすり寄せた。

今朝、「もう朝やで、起きて」と揺り起こされ、おはよう、と言ったと思ったら、いきなり唇を奪われた。
おお、この展開、1年以上ぶりだ。

最近、まさひろはよく食べる。
それはいいことなのだけど、ちょっとストレスチックな過食気味で心配していた。
「もう少し食べたい」
という言い方が、ヒステリックだったのだ。
「食べたい。ウキャー!」足をダンダンダン!て感じ。
今日は一切なかった。
「何かもう少し食べたいなあ。。ま、これぐらいにしとこうか!」
といって遊びモードに入るのを初めて見た。

私の病気のせいで、小学一年生の幼い心に、どれだけ負担がかかっていただろう。
・・・なんてことを考えても、仕方がない。
ちゃんと謝れてよかった。
いい方向に向かえたようだ。
よかった!

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育成センターからもらったクリスマスプレゼントに、まさひろがマジックでデザインを描き足したもの。








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