<伊根の舟屋>
ここに何泊か滞在したら、日常とはかけ離れたとても特別な時間を過ごせることだろう。
携帯は電源を切って、気がかりなことと一緒に鞄のなかに押し込むのだ。
舟屋の二階の窓辺で、日がな海をぼんやり見ていたい。
一階から漁に出る舟をいつまでも見送って、やがて漁を終えて帰ってくるのをずっと待っていたい。きっと水面を渡ってくる軽やかなエンジン音が帰りを知らせてくれるだろう。
海の景色に飽きたら、畳にごろりと横になり本でも読んでもいいな。
小説は決して持っていかず、句集とか詩集とか、漢詩選なんかもいいかもしれない。
それで、気が向いたら俳句をひとつひねったり、恥ずかしいが短い詩をひとつ書こうか。
漢詩のなかに気にいった漢字があったら、筆ペンでいい、葉書に書を書いて誰かにおくってもいいかもしれない。
葉書にスケッチでもいい。
適当な時間にいただく昼食は、今日は海のものではなく軽く冷麦かなんかにしてもらおう。
とにかく、なにか普段とは違う時間が流れていくのだ。
きっと性格のとげとげしたところが丸くなって、都会に帰れることだろう。
→「伊根の舟屋 京都・伊根町」の記事はこちら
ここに何泊か滞在したら、日常とはかけ離れたとても特別な時間を過ごせることだろう。
携帯は電源を切って、気がかりなことと一緒に鞄のなかに押し込むのだ。
舟屋の二階の窓辺で、日がな海をぼんやり見ていたい。
一階から漁に出る舟をいつまでも見送って、やがて漁を終えて帰ってくるのをずっと待っていたい。きっと水面を渡ってくる軽やかなエンジン音が帰りを知らせてくれるだろう。
海の景色に飽きたら、畳にごろりと横になり本でも読んでもいいな。
小説は決して持っていかず、句集とか詩集とか、漢詩選なんかもいいかもしれない。
それで、気が向いたら俳句をひとつひねったり、恥ずかしいが短い詩をひとつ書こうか。
漢詩のなかに気にいった漢字があったら、筆ペンでいい、葉書に書を書いて誰かにおくってもいいかもしれない。
葉書にスケッチでもいい。
適当な時間にいただく昼食は、今日は海のものではなく軽く冷麦かなんかにしてもらおう。
とにかく、なにか普段とは違う時間が流れていくのだ。
きっと性格のとげとげしたところが丸くなって、都会に帰れることだろう。
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