温泉クンの旅日記

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杉本寺、苔の石段

2018-07-04 | 鎌倉点描
天平六年(734年)行基が十一面観音を安置して創建した、鎌倉最古の寺とされている「大蔵山 杉本寺」の、緑に苔むす石段である。冬になれば両側に紅い椿の花が見事に咲き競うという。たしかに、一見の価値は充分にある石段だ。かなり急勾配だが、石段は柵で囲まれており文字通りの「見るだけ」で歩いて昇ることはできない。記憶の底を軽く浚ってみた。苔に初めて魅了されたのは京都の苔寺(西芳寺)の庭園だった。そして奥入瀬渓流沿いでは息がかかるほどの至近距離で、活き活きとした緑滴る苔を観察でき、指と掌で恐る恐る触れて苔のふさふさ感を味わったな . . . 本文を読む
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