goo blog サービス終了のお知らせ 

おんにょの真空管オーディオ

趣味などのよしなしごとを思いつくままTwitter的に綴っています。

もったいない

2017年01月11日 | 真空管アンプ
手持ちの真空管を使うのにもったいないってあるのかな?
私の場合は次々にアンプを製作しては聴くので真空管あたりの使用時間が
少ない。だからエージング(慣らしじゃないよ)を気にせずに使っている。
そりゃ年代物のWE300Bならもったいないって気がするけど持ってないし、
自分の寿命より真空管の寿命のほうが長いかもしれないよ。
真空管は設計次第で長持ちするものだから、プレート損失を抑えてヒーター
(フィラメント)電圧を適正に保てば良いと思う。
ギターアンプなんて交換前提で無理して使っているのがあるんじゃないのかな。

電解コンデンサの劣化

2017年01月10日 | 真空管アンプ
http://tubeaudio.exblog.jp/26544363/
> 特にアンプは長い間使わないとケミコンの活性が下がりキャパシタンスが
> 落ちますので、なるべくケミコンに電荷がチャージされている状態を維持
> することが重要。

なんでこんな考え方するんだろう?独自解釈でしかも間違ってる。
電解コンデンサは使っても使わなくても電解液が蒸発して容量が減っていく。
周囲温度による影響を受ける。メーカーでは15年を寿命の上限にしている。
特に整流直後のコンデンサはリプル電流が流れ発熱するので劣化が早い。
でも古い時代の真空管ラジオに使われている電解コンデンサはなぜか
容量が残っているものがある。
電解コンデンサに電荷がチャージされているのは電源オフ後せいぜい
30分くらい。無負荷なら漏れ電流が少ないものだと数日は溜まっている。
活性化というのは、長期間放置されたコンデンサに電圧処理を行う
ことで、酸化皮膜が修復されて漏れ電流が放置前のレベルに戻ること
をいうんじゃないの?

ご参考
日本ケミコン株式会社テクニカルノート(pdf)

手頃なケースが見つからない

2017年01月09日 | 真空管アンプ
6FJ7シングルアンプをコンパクトに作ろうと思って机上検討してみた。
奥澤のO-31ならW200mm×D150mm×H60mmでちょっと背が高い。
O-48ならW200mm×D140mm×H50mmなのだがt1.5mmで加工が大変。
タカチのYM-200ならW200mm×D150mm×H40mmだが天地を逆にして使うのがイヤ。
CH6-22-14GSPではW220mm×D140mm×H55mmだが値段が高いし使えるスペースが
案外少ない。
リードには丁度よいケースを見つけられず。
ベストはW200mm×D150mm×H40mmの平べったいケースなのだが見つけられず。
奥澤のO-48が最有力候補かな?


カーボンスート

2017年01月08日 | 真空管アンプ

PSVANEはカーボンスートが好きなようで、真っ黒なタマをよく見かける。
KT120-Zというのを見てひょえ~と思ってしまった。黒い水銀灯!?
こういうのが好きな人はいるのだろうか?裕福な中国人が買うのかな?
珍品シリーズといい電極を黒く覆って隠すのが好きなんだね。
カーボンスートの目的は電子の二次放射を抑えるためらしい。
管壁にぶつかった電子がそんなにイタズラをするとは思えないのだが、
蛍光を放つ真空管は時々見るから実際には飛んでいるものと考えて良い
のだろう。

ドライブ力

2017年01月07日 | 真空管アンプ
http://tubeaudio.exblog.jp/23373016/
車のエンジンに例えて言うならば、真空管アンプのドライブ力=「馬力」でなく「トルク」であると考えて頂くと分かりすいかもしれません。言い換えれば7000回転,8000回転という日常では使う事のない領域においてのスペックよりも、私たちが信号待ちをしていて青に変わったあとアクセルを踏んだ瞬間の常用回転数での駆動力,加速力こそがトルクであり、その意味で91Bは非常にトルクフルなアンプであるという事が出来ます。
これは詭弁だね。

アンプのカタログをみても「ドライブ力」なんて項目はどこにも出てきません。昨日も書きましたがこれを数値化することは出来ないのです。
数値化できないと書きながら例え話で誤魔化している。トルクは数値で表せる。

これは極めて力強い電圧増幅段によって300Bをフルスイングしていることと、「MLF」(マルチループフィードバック)・・・つまりNFBをオールオーバーとローカルに分散し、NFBのデメリットを回避しながら効果的に負帰還を掛けていることが主なポイントになる訳で、或る意味501SEとは対極的な音作りになっているのです。
力強い電圧増幅段って?意味不明。出力インピーダンスのこと?
局部帰還とオーバーオール帰還の併用でトータルでは深いNFBがかかっている。