えっそうなの?
今までパラシングルアンプは6N6P・3A5・3B7・6HA5などの真空管を使って
組んできたけど音が悪いと感じたことは無いように思う。
特に6HA5はシングルアンプとパラシングルアンプを作ったけどパラレルで
音が悪くなることは無かった。
パラレルにすると低域が伸びる代わりに真空管のCg-pが倍になるから高域
のレベル低下がより低い周波数で起こるようになる。これを防止するには
カソードフォロアかエミッタフォロアなどの低インピーダンスでドライブ
してやれば良い。それによる音質変化はありうる。
45と2A3を聴き比べて、2A3が45の2本分(パラレル)入っているから音が悪い
とか決めつけているんじゃないのかなあ。45の出力をもっと欲しいので
2A3が作られたが音色が変化した、というのを誤解しているとか?
私は真空管の歴史は無知なのでいい加減なことを書いているかもしれない。
今までパラシングルアンプは6N6P・3A5・3B7・6HA5などの真空管を使って
組んできたけど音が悪いと感じたことは無いように思う。
特に6HA5はシングルアンプとパラシングルアンプを作ったけどパラレルで
音が悪くなることは無かった。
パラレルにすると低域が伸びる代わりに真空管のCg-pが倍になるから高域
のレベル低下がより低い周波数で起こるようになる。これを防止するには
カソードフォロアかエミッタフォロアなどの低インピーダンスでドライブ
してやれば良い。それによる音質変化はありうる。
45と2A3を聴き比べて、2A3が45の2本分(パラレル)入っているから音が悪い
とか決めつけているんじゃないのかなあ。45の出力をもっと欲しいので
2A3が作られたが音色が変化した、というのを誤解しているとか?
私は真空管の歴史は無知なのでいい加減なことを書いているかもしれない。
シングルよりもパラシングルが劣る?項目のひとつに残留ノイズがあると思います。
どうしても二本分のノイズが重畳されるため、
シングルのときよりも多めになります。
特にフィラメントがAC点火の場合。
パラレルにすることのメリットとデメリットを理解し、
どちらが好みの音かで判断すればよいのではないでしょうか。
ちなみに2A3でも初期の一枚プレートは、45や71Aに近い音がします。
一般的なH型プレートの2A3とは別の真空管と考えたほうがよいと思います。
どちらが好みの音かは、人それぞれだと思いますが。
しかし何度見ても、フィラメントが無数に往復している姿は、
とてもアメリカ人が作ったものとは思えないほど繊細です。
AC点火している2A3プッシュプルアンプで、曙光の2A3に替えたらハムバランサの中点が
偏っていてどうしても残留ノイズが低くならない、ということがありました。2本で1個
のハムバランサとなっていました。何か回路変更したような気がしますが忘れてしまい
ました。
どうもH型プレートの2A3は好みが分かれるようですね。同じH型プレートの6B4Gだと全く
音色が違うので比較になりません。300Bをフィラメント電圧2.5V対応にしたような2A3
なら良いのかもしれません。
曙光は使ったことがないので分かりませんが、
SOVTEKの2A3は、ハムバランサをどう調整しても
残留ノイズがH型プレートの2A3よりも下がりませんでした。
300Bに似たプレート構造が原因なのかもしれません。
(中国製でもH型プレートの2A3は、ノイズが少なかったので。)
オリジナルのWE300Bもフィラメント構造の影響か、
AC点火時のノイズをキャンセルしにくいようです。
フィラメントがパラレル接続になっている為、
二系統の中点をとるのが難しいのですかね。
(フィラメントの中心が足に出ていて、
フィラメントの両端が結ばれてもうひとつの足に出ています。)
RCAの2A3だとハムバランサの中点付近でハムノイズが下がる点があるのですが、
曙光だとずれている感じであまり下がりませんでした。
300Bなら基本はDC点火でしょうから中点でハムノイズが下がらなくてもあまり
気にすることはないと思いますが(昔は知りません)。