
(1)スイッチと並列
接点の保護にはなるが、電源オフでも電源トランスの2次側に電圧が
発生する。また、スイッチをオフし、プラグを抜いてもスパークキラー
のコンデンサに電荷がたまったままとなり感電する恐れがある。
(2)電源トランスと並列
スイッチを切った時にトランス1次側に高圧が発生し、それがスイッチ
の接点のところでスパークが発生する。そのためトランスと並列に
スパークキラーを入れることで高圧の発生を防止する。
(3)直流回路
直流回路では、スイッチをオフにしても電流が流れ続けようとするため
スイッチの部分でスパークが発生する。スパークキラーはスイッチと
並列に入れる。
↓スパークキラーの使用例説明(pdf)
http://www.okayaelec.co.jp/catalog/spark/p39.pdf
その時は、SWではなくSSR(ソリッドステートリレー)とラッチ付モーターで、ラッチが外れなくなりました。
意外とスパークキラーには漏れ電流が流れます。
スパークキラーは大体0.1uF+100Ωくらいですから、計算してみると
50Hzで31.8KΩ、AC100Vで3.1mAとなります。
これくらい流れると、誤動作するだろうというのはわかります。
でも、電熱ヒーターなど、プラグの方でONすると、盛大に火花が発生しますので、(1)を外すのが不安なのです。今度試しに取って、ノイズの発生を確認してみます。
いつも拙ブログをご覧頂きありがとうございます。
私の場合は(2)のみですが、電源スイッチの接点が溶着したり接触不良となった
経験は全くありません。また、電源オフ時にノイズが出ることもありません。
なお電源スイッチはオフ時にAC1次側から完全に切り離せるように、両切り
スイッチを使っています。