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おんにょの真空管オーディオ

趣味などのよしなしごとを思いつくままTwitter的に綴っています。

スパークキラーの入れ方

2015年02月09日 | オーディオ

(1)スイッチと並列
 接点の保護にはなるが、電源オフでも電源トランスの2次側に電圧が
 発生する。また、スイッチをオフし、プラグを抜いてもスパークキラー
 のコンデンサに電荷がたまったままとなり感電する恐れがある。

(2)電源トランスと並列
 スイッチを切った時にトランス1次側に高圧が発生し、それがスイッチ
 の接点のところでスパークが発生する。そのためトランスと並列に
 スパークキラーを入れることで高圧の発生を防止する。

(3)直流回路
 直流回路では、スイッチをオフにしても電流が流れ続けようとするため
 スイッチの部分でスパークが発生する。スパークキラーはスイッチと
 並列に入れる。

↓スパークキラーの使用例説明(pdf)
http://www.okayaelec.co.jp/catalog/spark/p39.pdf

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Re:スパークキラーの入れ方 (klmnji)
2015-02-09 21:44:58
以前、交流回路で(1)のようにスパークキラーを入れたら、CRの漏れで負荷がOFFにならず慌てたことがあります。
その時は、SWではなくSSR(ソリッドステートリレー)とラッチ付モーターで、ラッチが外れなくなりました。
意外とスパークキラーには漏れ電流が流れます。
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Re: スパークキラーの入れ方 (おんにょ)
2015-02-09 22:28:48
klmnjiさんこんばんは。
スパークキラーは大体0.1uF+100Ωくらいですから、計算してみると
50Hzで31.8KΩ、AC100Vで3.1mAとなります。
これくらい流れると、誤動作するだろうというのはわかります。
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スパークキラーの入れ方 (トニー)
2015-02-09 23:29:06
おんにょさん、初めまして。いつも読ませていただいています。私は真空管アンプに、(1)と(2)を同時に配線しています。二次側200Vのトランスでは、二次側に8V程度の電圧が発生しています。球のヒーターは灯っていませんので、動作はしませんが、待機電力はバカにできませんね。
 でも、電熱ヒーターなど、プラグの方でONすると、盛大に火花が発生しますので、(1)を外すのが不安なのです。今度試しに取って、ノイズの発生を確認してみます。
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Re: スパークキラーの入れ方 (おんにょ)
2015-02-10 18:27:10
トニーさん初めまして。
いつも拙ブログをご覧頂きありがとうございます。
私の場合は(2)のみですが、電源スイッチの接点が溶着したり接触不良となった
経験は全くありません。また、電源オフ時にノイズが出ることもありません。
なお電源スイッチはオフ時にAC1次側から完全に切り離せるように、両切り
スイッチを使っています。
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